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ASIAIR pro

2021年8月26日 (木)

なんとなく狂解像:その1

0.今日も妄想

天文ファン界は、感染症であふれている。

ポチリヌス菌症だけではない。

口径病、反射病、屈折病、架台剛性追及病、接眼病、双眼病、狂拡大病、自動導入病、ノイズ病、眼視病、電視病、ベランダ隔離されます病、その他ありとあらゆる常人とはかけ離れた症状を呈する。複数の病に感染しても、免疫を獲得するどころか、更に体力・財力・家庭平安を損ないヘロヘロになる特徴がある。

小生はここ数日、狂解像病である。これは、ISS追尾者に多く見られるところの狂拡大病に通じる悪性のものだ。

発症要因は、Netの海に飛沫の如く漂う各国マニアによるガリレオ衛星のすごい写真である。模様が見えてるじゃん!

小生の主鏡筒は、5インチシュミカセのセレストロンC5。

いまいち見えが良くない。光軸修正をやりすぎで、ねじ(ネジではない。JIS用語ではひらがならしい。)の頭を崩してしまうほどだったが、光量はともかく、〇カハシの何十年か前の6.5cmフローライト屈折と同じくらいの解像感に留まっているようだ。(ねじ破損ににつきましては、twitterの威力で、宙歌さんの情報で、安価に交換出来ました。ありがとうございました。)

しかし、ボケ、低コントラストに対しても、手はある。

かつてハッブル望遠鏡が、計測のミスで設計通りの鏡面に作られず、がっかりの星像であった。補正光学系を宇宙に運んで修繕するまでは、地上で、取り敢えずソフトウェア的に緩和する手段が採られた。

すなわち,Drizzle(小生よく理解できてません。)がこれには含まれていたらしい。

Wiki: Drizzle(image processing)

 

1.中途半端にDrizzleして撃沈

素材は、8月23日夜に撮影した、ガニメデとエウロパの接近動画です。

本当は、撮影された何百というコマそれぞれを再サンプリングして細かい画像を作ってそれを位置合わせスタックするのが筋と思います。

また、小生機材では、アンダーサンプリング画像でもない画質と感じます。(たとえ、オーバーサンプリングであっても、更なるオーバーサンプリング後に位置合わせスタックすれば、光源位置推定の精度は上がり、解像効果あると思います。)

しかし、めんどーなのです。小生には、うまく繰り返し操作させるマクロのノウハウが無い。

そこで、いつもの中途半端な原始時代的人力処理です。

①PIPPでOptimise Option を試しにISSに設定したら、動画からTIFが2百個くらい生成できたので、それをYIMGで人力で16個ずつ位置合わせスタックしたものをつくりました。素のピクセル解像で、極めて粗いです。(全部で12回、計12個の画像作りました。ほんとは、こんなまとめ方は中途半端なおかしい方法です。)

②12個それぞれを、中心部クロップのうえ、YIMGで300%の再サンプリング行い細かくし、次いで、12個の細かくした画像を位置合わせスタックしました。結果、大気差のある画像が出来ました。

③上記1画像に対し、Lambdaさんにこれまたtwitterで教えていただいた方法で、RegiStax6を用いてRGB Alignを行い、大気差を緩和しました。Wavelet処理もかけました。しかし、今次方法では、2個の衛星には分離までには至りませんでした。

④撮影時刻頃の衛星の状態は、Skysafari pro では、こんな感じでした。

 

上記①から④を1枚に並べた画像です。

5インチシュミカセのセレストロンC5。FL=1362mm(ASIAIRプレートソルビングでの表示)、直焦点ASI533MCproである。ピクセルピッチ3.76μm(0.57秒角)

Compare4_trm

 

大体同じ時刻の全体像に処理画像を張り付けました。こんなくらいの先鋭化です。

117

 

 

2.思ったこと

今回方法は期待よりも効果薄かった。

機材と大気含めての光学系だなー。

バーローレンズあると良さげ。

エアリーディスクやドーズの限界超えて解像できるのは、当然な予感。デジタル化により、ニュートン力学から量子力学への拡張のような。

人間は黄斑部中心の視細胞密度すら超えた解像力を持っていると思われるが、眼球の微細振動による走査と視神経や脳にによる処理により、ピクセル超えの解像を得ているのだろう。

 

3.次回へ続く(かもしれない):なんとなく狂解像:その2

(ガニメデとエウロパの接近画像、他のあやしい手抜きバリエーション)

 

 

 

 

 

 

2021年7月14日 (水)

お気楽に、5秒×多枚数スタックで星雲を撮る

2か月ぶりにブログ更新

諸般の事情で、手軽なツイッターの日々。たまにはブログにしましょう。

架台のAZ-GTiの精度・強度を考慮して撮影しました。

すなわち、冷却CMOSカメラとASIAIR proで5秒間露光、多枚数ライブスタックで明るい惑星状星雲などを撮ってみました。

北極星の見えない空の明るいベランダでお手軽撮影。

赤道儀モードの場合、極軸は目分量です。亜鈴状星雲やリング星雲に至っては、水平も怪しい経緯台モードです。

PIやPS,SIなども興味ありますが、未導入です。フリーソフト等でお気楽画像処理です。

しかし、結果は、ああ、相当に高精細と自己満足。

短秒多枚数スタックは、八難を隠す。

 

1.M27 亜鈴状星雲

中心星?の横のとても小さな恒星もかろうじて分離して写りました。

露光は不足ですが、赤いモクモクを感じます。梅雨のころですが、大気が安定した晩でした。

2430sec_adj_trm_cnx2

セレストロンC5直焦点、ZWO IR/UV CUT フィルター 、ASI533MCpro冷却マイナス10°C、

ライブスタック5秒×約120枚ライブスタック×4セット(トータル2430秒)

ダーク有り

AZ-GTi経緯台モード、ずれずれのノータッチガイド

2021年6月10日

 

2.M57 こと座リング星雲

(強トリミング)

心眼で、リングの微細構造が見えます(笑)

この晩は、大気が悪かったです。

M57_yimg0705

セレストロンC5直焦点、フィルター無し、ASI533MCpro冷却マイナス10℃

5秒×30枚ライブスタック×5セット(トータル750秒)

ダーク有り、ノータッチガイド

トリミング後270%Drizzle

YIMGで弱くウェーブレット処理等

2021年6月18日

 

3.M17 オメガ星雲

大気がとても安定した晩でした。

驚き。ガスの帯のような構造も見えます。

(縮緬ノイズ等ご勘弁。)

Set_omega_1_6_adj1_cnx2

セレストロンC5直焦点、フィルター 無し、ASI533MCpro冷却0°C、

ライブスタック5秒×40枚ライブスタック×6セット(トータル1200秒)

ダーク有り

AZ-GTiキメラ号赤道儀モード、ASIAIRproオートガイド

2021年7月11日

YIMG、ニコンcaptureNX2

 

1セット分撮って出しは、こんなものです。

1stack40_light_m17_50s_bin1

 

ESOの口径3.58m鏡と並べてみました。がんばれ5インチ。

なかなかの解像だと思います。

Omega_compare

 

4.AZ-GTi(赤道儀モード)とASIAIRproのファームの相性について:問題ほぼ解消

最近AZ-GTi(赤道儀モード最新ファームright_arm_0326)とASIAIRproを組み合わせると、ファームの相性が悪いのかうまく微動しませんでしたが、問題は、ほぼ解消しました。

E5v76s0vkamwo56


(変な動作)

32倍速くらい以下の低速では、赤緯微動のASIAIR画面のボタンが一方向にしか効きません。赤経方向は正常操作できます。

しかし、600倍速くらいの高速ならば、意図通りに動きます。

その後、1回だけ赤緯方向の低速微動が意図通りに操作できますが、逆方向に一度でも動かすと、もうダメになります。

無線、有線、3基の個体を問わず、同じ現象が見られました。

 

(対処)

ASIAIRproアプリ・ファームv1.6.2-8.11と、AZ-GTiモーターコントロール、ファームright_arm_0320の組み合わせならば、ほぼ大丈夫。

マルチスターガイドも一応機能します。

iPhoneのASIAIRアプリが、まれにフリーズしてカメラ接続が途切れましたが、ASIAIR自体は動いています。

なお、小生の機材(キメラ号)では、赤経・赤緯ともにガイドが時々瞬間的に跳ねる状態が見られ、原因不明です。

これは、2個の酷使されガタガタのAZ-GTiの良さそうな部品を1個の個体に仕立てたキメラ機です。

まだ調整不足ですし、ギアの擦り合わせも安定しません。その影響だと推測しています。

最近購入の通算4機目(ああ、なんでこうなるのだろう?)のAZ-GTiはまだ星空実戦投入しておらず、動作未確認です。

 

5.おまけ

7月12日AM4時ころの木星です。機材構成はオメガ星雲撮影と同一です。

(この晩は、大気がとても安定。透明度は薄雲や水蒸気で悪かったですが。)

初めて、まともに動画をレジスタックスで処理できました。(30ミリ秒×約500コマ)

小生のセレストロンC5は、どうも口径に比して解像度が幾分低い感じです。

20210712_0359_jupitor_set

(了)

 

 

2021年3月22日 (月)

ISS(国際宇宙ステーション)を望遠鏡で見る:ここ10日間ほどのまとめ

 

0.ここ10日間ほどの、Twitterへの投稿のまとめと補足です。

Iss_mc2

 

1.2021.03.14 AM04:36-04:38 : 雲上を行くISS

この晩は、ベランダで念入りに水平出しとスリースター・アラインメントを行いました。

アラインメントが良く取れたのでしょうか、格段にトラッキング精度が上がりました。

補正無しで最初から最後までアイピース視野内にとどまりました。小生の機材程度で可能になるとは、時代の進化だと思います。

眼では感じない暗い状態から、CMOSカメラには写っていました。

twitterの記事はこちらです(動画)

Youtube動画はこちら

3014

 

2.2021.03.14:  印象の御絵描き

印象の御絵描き添付します。

幾多の方々による素晴らしい写真と異なり、絵画の正確性はとても怪しいです。

視神経・脳による事象認識は不思議です。が、それが良いところでもありましょう。

小生は、当面は、生の記憶を脳裏に、心に、留めたいのです。

 

20210314iss

残念ながら雲が多く、細かい形状は確認できませんでした。

しかし、高精度の機材でうまく調整し、惑星撮影の技法を応用すれば、高解像写真撮影が期待できると感じました。

ただし、経緯台であるため、天頂付近の美味しいところは追尾できない限界があります。

 

3.パレット並走

3月13日ころ、ISSから不要になった補給艦パレットが分離されました。(やがて大気圏に突入するのでしょう)

動画の中に、雲の合間にほんの3秒間ISSと同方向へ飛翔する光点(添付写真左上端に微か)が認められました。分離されたパレットでは、と思います。
(小生twitter動画は編集で切れて残念ながら入っていません(^^;  )

小さな光点はかなり先を飛翔しており、CMOSカメラの画角に最初は入っていませんでしたが、遠ざかっていくにつれ、画角に入るようになったのだと思います。

今後、人員交代や物資補給の際、並走の追尾観望が楽しめそうです。

20210314palet

 

4.AZ-GTi経緯台モード、何だかいろいろ動かしてみる

有線制御、無線制御、iPhone画面をPC画面にミラーリング、

レグルス導入、プレートソルブ

SharpCap,Caltes de Ciel

SkySafari,SynScanpro

ApowerMirror

PreviSat, Satellite Tracker,

ASIAIRpro

Test11

 

5.2021.3.17 :ケーブル・スパゲッティ

眼視印象の絵図:ISS西から東へ

最大高度40度くらい

倍率約30倍タカハシFC65

追尾開始1分前になぜかASIAIRproとAZ-GTi電源落ち。リセット、またも大慌て。半分失敗。

LANも含め全有線化したスパゲッティが原因か?

(機材不調の後日談:12ボルト電源とASIAIRproの受電端子の接続不良だったと思われます。思いもよらぬことでした。他のケーブルに交換したところ、改善しました。

熟成していない高機能化、複雑化は、信頼性が低下するものだと改めて感じ入りました。)

20219317_iss 20210317_img_3341-1

 

6.2021.03.18 空飛ぶマンボウ

機材が重く、まだ早い時刻であり、2度に分けて運搬するのですが、その間にいたずらされたりしないように、偉大なる奥様にリチウムイオン電池を運んでいただきました。

更に、小生は老化のため、このごろ特にトイレがこらえきれず、SOS電話し、自転車で機材見張り出張応援をこれまた奥様にお願いいたしました。

更には、機材撤収でも協力してもらいました。ありがとう。

いつものことですが、もはや、今まで以上に頭が上がりません。

 

今晩のISS

雲多し。ごく短時間かろうじて視認。昨日の方がずっと良く見えました。

ASIAIRpro、ルータ絶不調につき、シンプル構成で眼視only。

シリウスでワンスターアライメント。追尾スタート誤差1度。

SatelliteTracker, SynScan

ノートPC

Iss20210318 Img_3370_iss

 

7.2021.03.19: 初めて色彩を感じる

今晩のISS御絵描き

西側にいるときに、太陽電池パドルが暗い褐色なのに初めて気づきました。感激。

やがて全面まばゆい黄白色に変貌。

シンプル確実のため、昨日と同じくPCからのUSBケーブル1本だけ。

 

20210319_iss Img_3372_trm

 

掩蔽について

この晩は、ISSが日本を縦断し、月を掩蔽する日でした。コースはかなり北なので、今回はパス。

素晴らしい熱意と蓄積と技量と機材の方々が、ど迫力の掩蔽映像をネットに掲載されております。

小生のような青二才とは異次元の素晴らしさです。

PreviSatのフランスサイトからダウンロードした正式版を用いることにより、太陽・月掩蔽の予報も、PC上はできました。しかしながら、精度は未確認です。(衛星トラッキング用のバージョンではエラーになりました。)

そのうちチャンスもめぐってくるでしょう。

 

(掩蔽予報テスト計算の例)

Test_transits_20210319_20210531

 

(了)

 

 

 

2021年1月20日 (水)

なんだかわからないことやってみる:不等辺四辺形の星々はどこまで認識できるか?

1.これ、なーんだ?

Trim

答え:オリオン座M42の不等辺四辺形、トラペジウムです。大気差で色がついてるようです。

極力飽和しないように撮影しました。

セレストロンC5、ASI533MCpro、ASIAIRpro、SIGHTRONさんのQBPフィルタ。AZ-GTi赤道儀モード。

5秒露光を100枚をLIVEスタック。ASIAIRproでカメラゲインはLOWにしました。

スタック数が100枚と多いのは、ウェーブレット処理を考えてのことです。滑らかな画像が経験的に良いようです。

この機材の組み合わせで、プレートソルビング連動の自動導入がなんとか機能しました。限界に近く、GOTO1回目は考え込んでも、2度3度連続GOTOさせているうちに、ほぼど真ん中導入できました。とても便利です。ASIAIRproのプレートソルビング画面には、焦点距離1190mm、画角0.54度×0.54度と表示されました。こんな機能も隠れているんですね。

小生としては究極の精度を目指しました。オートガイドですが、AZ-GTi赤道儀モードはときどき暴れるので、その気配があるとそのコマはスタックしないように、ずっとグラフの気配を全力注視しながら撮影しました。素晴らしく労多くて、なんだかなあ。

機材は窓の外のベランダにあります。幸い、無線で操作できますが、窓ガラス越しだとASIAIRproの電波が弱く、窓に貼りつくようにして作業です。ガラスを通してすら、冷気がとても寒かったです。

 

2.明るさを調節する

TIFデータをYIMGに入れると、一見真っ暗な画像ですが、トーンカーブを操作重ねると、画が出ます。こんな感じ。

トラペジウムがまぶしく丸く太ってます。露光時間、気流、架台精度、シュミカセの精度の問題もありますよね。

祭りの提灯のように光ります。音もなく、神秘的美しさを感じます。複数露光時間によるHDR撮影とかやってません。

Stack100_light_m42_5s_bin1_11

Stack100_light_m42_5s_bin1_11trm

中心部を切り出し、3倍にオーバーサンプリングしたのち、輝度をやや暗く調整しました。後の強調作業で輝度がすぐに飽和しないように少しだけ抵抗するためです。

スタック後の画像を再サンプリングするのはおかしい方法です。本来は、個々の画像を再サンプリング後にバッチ組んで加算するとかしないと意味がほとんどないのですが、そこまで律儀にするのはめんどーなので、手抜きしました。

こんな感じ。E星、F星が少しだけダルマ状に出っ張って、存在の気配が感じられます。

300pct_3k3k_5sec_kido

 

3.炙り出す

YIMGを用いて、ボケ補正、ウェーブレット処理、ノイズ除去、トーンカーブ調整を繰り返し、こんな画像になりました。

300pct_3k3k_5sec_trapezium_full

 

4.多重星認識できるか?

拡大します。 ネット上のスカイアンドテレスコープ社の図に合わせて、方向を逆転しておきます。

小さい星がいくつか見えます。神秘です。ここは星が次々誕生している領域だと聞きます。酵母菌の出芽風景ではありません。

ネットの図をもとに同定すると、こんな感じ。

I星は、C星に隠れてしまってるようで、見えません。H1,H2星は、分離はしませんが、見えてるようです。

画像が美しいかどうかは別として、5インチシュミカセでも、かなり暗い星まで「認識」はできたようです。

Trapezium1

 

4.おまけ

FC65で撮影したトラペジウム付近の動画です。

QBPフィルタ使用、ひとこま当たり300ミリ秒くらいの露光だったと思います。

(了)

 

 

 

 

2021年1月16日 (土)

M1(かに星雲)を4つの鏡筒で撮ってみる。SIGHTRON QBPフィルター使用。

おおつ! フィラメントがメラメラしてるっ!

セレストロンC5、中央部トリミング

C5_qbp_64sec_stack10_16t_trm

 

1.使用した鏡筒はこれら4本です。

全て1.25インチ径の小さなSIGHTRON QBPフィルターを使用。

カメラは、ASI533MCpro(マイナス10℃) 

ただし、NEWTONY君のみは、ピントが出ないのでSV BONYさんのSV305(フィルター除去改造機)を使用しました。

大部分は今年になってからの撮影です。

Kizai

 

 

2.結果は、これ。

中心部のピクセル等倍スクリーンコピーです。

左から、

セレストロンC5(D127mm FL1250mm)

高橋FC65(D65mm マルチフラットナー1.04付けたので、FL約520mm)

右上 SIGHTRON NEWTONY君、レンズレス・シュミット・ニュートン改造(絞りD41mm FL200mm)

右下 TANZUTSUお嬢(エイコー スカイハーレー)(D76mm FL約600mm,  Jones-Bird 的光学系)

なお、FC65のみ、QBPフィルターなしの画像も比較のために入れました。(ZWOのIR CUTフィルタは入れましたが。)

AZ-GTi赤道儀モード。

オートガイド及び撮影は、ASIAIRpro使用。ただし、SV305・NEWTONYの場合のみPHD2とSharpCapを使用。

共通:ダークのみあり。

加工は、ASIFITSVEWER、YIMG, NIKON CNX2くらいです。

露出設定・時間等いいかげん。1時間から3時間くらいの総露光。

ゲインは

ASIAIRproは100くらい。

SV305は40(最大です)

M1_hikaku

 

3.各々の全体画像も載せておきます。

迫力のC5

QBPフィルタの色が出せたように思います。

FC65に比べ、口径の割には切れ味が若干劣りますが、光量・焦点距離がずっと大きく、最も良く映りました。

 

C5_qbp_64sec_stack10_16t

 

4.過剰品質FC65(QBPフィルタ、マルチフラットナー1.04有)

周辺まで星像が引き締まり、色収差もほぼ感じられず、頑丈で信頼感抜群。

周辺部の星がわずかに回転してますが、これは、AZ-GTiの極軸がずれてたためです。

FC65自体は、ほぼ完璧です。

ベランダで北極が見えません。ドリフト法もめんどーなので、滅多にやりません。

Fc65_qbp_60sec_stack20_5t

 

5.FC65(QBPフィルタ無し。ZWOのIR CUTフィルタは付けてあります。)

自然さとフィラメントを同時に出すようにトーンカーブ等、各種調整しました。

AZ-GTi赤道儀モードの追尾が1回だけ大きく乱れましたが、この鏡筒では如実に感じられます。

Fc65_nofilter_120sec_stack10_3t

 

6.NEWTONY (レンズレスシュミット改造)

SV BONYさんのSV305は、ノイズを除去する工夫が必要でしたが、びっくりするくらい精細に写りました。

NEWTONYあいまって、画面周辺まで、ほぼ点像です。すばらしい。

過去記事 「逆色ノイズ加算処理の試み:レス改造SV305:レンズレス・シュミットNEWTONYくん」

Newtony_sv305_qbp_60sec_stack5_20t

 

7.TANZUTSU嬢

かっこいいです。お手軽です。ビンテージです。

Jones-Bird的な光学系。バーローレンズ?の効果か、周辺の星が伸びます。

レンズレスシュミット化したい気もするのですが、ASI533等の太い缶状のカメラは、大改造なしにはバーロー無しの焦点位置に届かず、このままで眼視中心でよいのかな、と思ってます。

Tanzutsu_qbp_120sec_stack10_4t

 

8.気づきの点

フィラメントがこれだけ映って感激でした。

ASIAIRproは、ビデオモードでピント合わせが容易に出来ました。

ASI533MCproは、小さなフィルターでも実用的です。さらに、暴挙として、FC65とC5では、両面テープでカメラのセンサーウィンドウに固定しました。

TANZUTSUお嬢は、時代を超えた、十分発酵した漬物の味わいです。

光軸を合わせると、C5はかなり星像が改善しました。

FC65は安定して素晴らしい文化財です。多分40年くらい前の中古品ですが。

小型反射の球面鏡の鏡筒は、レンズレスシュミットにすると、結構コマ収差も色収差もなく、球面収差はわずかにありますが、良いと思いました。

AZ-GTiの精度、強度に不足感じました。グラフを見ながらのだましだましの運用でした。というよりも、架台沼でグレードアップすべきなのでしょうけど・・・ね。(^^;)

(了)

 

2021年1月 3日 (日)

2020年12月の木星・土星接近 画像まとめ

昨年末にTWITTERに掲載した写真等を時系列にまとめて載せます。画面方向など未整理ご勘弁。

このような現象を、視力が衰えつつあるとはいえ、十分眼視できたのは幸せでした。

 

 

1.2020年12月17日 18:50  

土星の付近の3個は、衛星だと思います。

タカハシ FC65(500mmF8)(MULTI FLATTNER1.04×),IR CUT FILTER,

ASIAIR PRO, ASI533MC PRO(マイナス10°C), AZ-GTi EQ mode

露出30秒

 

Preview_jupiter_30s_bin1_1_20210103134701

Img_500

 

この日は、月とも接近していました。

Img_2270_trm

 

木星と土星の動画です。土星の環が本体を取り巻いているのが見えます。タカハシFC65(F8、FL500mm)です。

ASIAIRproは、最近動画も撮影できるように進化しました。

 

 

FC65で同様に地平線に近づいた月も撮ってみました。

ASIAIRproを用いて、月や明るい惑星や1等星クラスの恒星ならば、リアルタイムで動画の電視観望が可能なことが分かりました。

なお、M42も試しましたが、暗くて写りませんでした。

(動画クロップは最大1080×920ピクセルまで)

 

 

2.2020年12月19日

TANZUTSUコリーメート(iPhone SE2)

バーストモード(iso2000, 1/15秒)10枚連写中の9枚YIMG等で加算平均・調整

9av1_20210103132601

 

当夜は、別の経緯台マウント使用しましたが、TANZUTSUとスマホの接続はこんな感じです。

SIGHTRON NEWTONYのスマホホルダを使用しました。

アイピースは、マスキングテープで調節し、数種類試しましたが、昔の(ツアイス径の)タカハシオルソ9mmがもっとも相性が良かったです。

Img_5476

Img_5477

 

3.2020年12月20日、1時間での移動を見る

恒星との1時間での相対位置の変化に、木星・土星・そして地球の宇宙空間での動きを感じました。

 

TAKAHASHI FC65(500mmF8)(MULTI FLATTNER1.04×),IR CUT FILTER,

ASIAIR PRO, ASI533MC PRO(マイナス10°C), AZ-GTi EQ mode

20201220_1725_1825_trm_p

 

4.2020年12月21日

迫力の視野。最高でした。

動画も静止画も手軽なスマホコリメートだったので、大部分の時間について眼視で堪能できました。

21日の分の動画も静止画も、撮って出し無加工です。木星の模様と土星が同時に写り、スマホの性能に驚き。

さらに、静止画では、ガリレオ衛星も何とか4つとも見えます。偶然うまくいった機材組み合わせ、大気の状態、まことに幸運でした。

20201221 1646撮影
CELESTRON C5, iPhone SE2 コリメート法 AZ-GTi経緯台モード
接眼レンズ :タカハシ オルソ9mm(ツアイス径)
ダイアゴナルミラー経由のウィリアムオプティクス製双眼装置の右目部分に装着、
なので、鏡像になってます。総合倍率は250倍くらい?

 

動画

 

静止画

動画の撮影と同じ。スマホコリーメート、撮って出し無加工。鏡像。

木星の模様、ガリレオ衛星4つ、さらに木星本体そばにかすかに恒星が見えます。

iPhone SE2 (1/15秒 iso1600 調整マイナス0.6) 1枚撮り

Img_2609

 

Img_5728q

 

5.2020年12月22日 17:08

21日のセッティング(セレストロンC5に双眼装置)で、アイピースを外して、ASI533MCproを装着しました。

1秒露光6枚をYIMG・nikon CAPTURE NX2で加算平均・調整しました。

 

20201222_c5_asi533_6s_rot

 

 

6.本日の妄想

アイピースの同一視野に揺らめく2大惑星は圧巻でした。

ヒトが今回の水準の木星・土星接近を望遠鏡で観察したのも、歴史上はじめてらしいです。

自動車の大量生産(米国フォード社モデルT)が始まってから僅か110年くらい、ヒトの寿命の2倍にもなりません。それにも関わらず、既にあそこ、木星・土星にも探査機が行きました。

電子化、通信、インターネット、AI、物流、生物学、医学、物理学、工学、経済学、心理学、芸術、その他もろもろ、スピードを上げて進化すると思います。法律・政治・宗教含む人文系分野が進化する必要性は喫緊のような。

 

持続的成長(Sustainable Development)とかいうお経を唱えても、人類はつつましく生存し続けるだけでも大量の天然資源とエネルギーを消費せざるを得ないと思います。農業だって今は燃料や天然資源の消費なしには成り立ちません。

ヒトは若い種族と思います。しかし、いつまで持つ種なのかな?

ヒトは、意味の低い争い事とか偏狭とか貧困とか制限のために多くのかけがえのない一生と才能と時間と資源を使い切ってしまう前に、正しいと思われる方向性を探求して次の存在に進化するとか、はるか宇宙の彼方や他の時空に挑戦して未知の文明とうまく交わるとか、していって欲しいな、というか、多分していくだろうな、と、矮小な1個人ではありますが、妄想するのでありました。

(了)

 

 

2020年11月26日 (木)

アトラス彗星(2020M3 )にトライ:TAKAHASHI FC65: AZ-GTi赤道儀モード

0.彗星悶々

夏のネオワイズ彗星は天候に恵まれず、悶々でした。

なので、小さくて暗いけれどもアトラス彗星を茨城県つくば市郊外で激写しました。

前回ブログのおまけで1枚だけ載せましたが、他のも、パラパラ動画含めて載せます。

 

機材:

FC65(500mm F8)(中古)+FC/FSマルチフラットナー1.04×

ASIAIRpro+ASI533MCpro(ZWO IR cutフィルター使用)(gain100,冷却0℃,darkあり。)

AZ-GTi赤道儀モード、ASIAIRproとFL50㎜ガイド鏡でオートガイド

使用ソフトは、ASIFITS View, YIMG, nikon CAPTURE NX2です。

彗星導入は、ASIAIRの画面にSkysafariで得たその時刻の座標を手入力してプレートソルビング導入しました。

しかし、もっと良い方法があるのにぽんにゃんさんのtwitter見てて気づきました。ASIAIRのコメットカタログから、自動導入できるんですね。

ありがとうございました。すばらしいなー。小生は自覚ありますがおまぬけですー。

 

1.彗星核基準コンポジットの中央部:

トリミングすると意外と迫力

(2020.11.18 22:06から3分露光を8枚)

機材の割にけっこう鋭像撮れたと思います。

少し核が上下に動いて伸びてます。露光は3分でも長いようです。

彗星の移動が速く、個々の星が分離しちゃってます。

 

0_7_motion_cnx_2k_ruler

 

 

2.上の1.写真の全体像

短いけれども、尾らしきものが右にあるのを感じます。

小生の場合、手作業なので面倒でした。

0_7_motion_cnx

 

 

3.中央部パラパラ動画作ってみました。:3分間隔約90分間分(写真をクリックしてもYoutube開きます

美しくできません。

twitterの方が綺麗にgifアニメでアップロードできました。そっちの方が綺麗です。

https://twitter.com/m87_jetの今は上の方にあります

 

処理の流れは、当夜撮影の32コマすべてについて、

fits→ jpg →cnx2でバッチ処理(画像各種調整、トリミング) →gifアニメ → AVI→ youtube

宇宙空間の高速な旅人を感じました。中央部1/3くらいをトリミング(933×700ピクセル)

アップロードむずかしいです。ノウハウが足りません。

youtubeは、GIFアニメは対応していないようで、AVIに変換してアップロードしましたが、オリジナルAVI動画よりも低画質に変換されて配信になってしまいました。

回避方法如何。

AZ-GTi赤道儀モードのオートガイドが東へ少しずつ流れるのも分かります。

オリジナルの動画では、宇宙線のヒットと思われるノイズもたまに見られます。

10_

 

4.3分露光の1枚画です

周辺減光未調整の画です。

0_idou

 

5.高速位置移動

前回おまけ掲載のと同じ画像です。エメラルドのネックレスの一部みたい。

高速に見かけ位置が下から上へ移動中(天の北極方向へ)。

3分露光連続した中から、18分おきに1枚、加算平均しました。

1306_1437_6_3m_a_20201126020501

 

6.雑感

ASI533は高感度です。広帯域で近赤外域にも各色の感度があるので、小生の旧いカメラレンズではノーフィルターだと恒星周囲が広く灰色になり、IR cutフィルタ不可欠な状況でした。

なので、FC65の場合も多分効果あると予想してフィルタ付けてますが、実はまだFC65でのフィルタ有無の比較検証はしていません。そのうちやってみたいと思います。

 

(了)

 

2020年11月20日 (金)

M87JET氏、久しぶりにお出かけする(妙義山、八ヶ岳)

(文中、意見にわたる部分は、M87JETの個人的な見解です。)

 

0.久しぶりの遠征

八ヶ岳方面で、昔からの友人少数名との会合がありました。

新月期で好天、群馬県の妙義山経由で行くことにしました。

2020年11月13日、到着時にはすっかり暗くなり、調べておいたこのへんかなあという駐車場に入って撮影です。

天の川が良く見え、久方振りの大変良い空でした。

何人かの方々が既に忙しく撮影準備中でした。

初めての場所で勝手がわからず、親切な先に到着の方にお手洗いの場所などを教えていただきました。ありがとうございました。

 

機材:小生初めての組み合わせでした。テストです。

FC65(中古)+FC/FSマルチフラットナー1.04×

ASIAIRpro+ASI533MCpro(冷却0℃)(プレートソルビング連動自動導入で快適です。)

AZ-GTi赤道儀モード、ASIAIRproとFL50㎜ガイド鏡でオートガイド

結果は、以下。

使用ソフトは、いずれもYIMGとnikon CAPTURE NX2です。

 

1.あんどろめだ大星雲っ!

クラシカルにこう呼びたいのです。

はみ出る迫力。クリックして拡大してみてください。冷却ASI533すごいっ!

30秒露光を30分間から60分間ほどいい加減にLiveスタックしたものをいくつか加算平均。(総露光120分間)

ダーク有り

M31_re120min

 

2.M33

宝石箱のように美しい。

60秒露光を10枚Liveスタックしたものを3セット加算平均。(総露光30分間)

ダーク有り

M33_30m

 

3.馬頭星雲・燃える樹

古い光学系の非対称な反射が目立ちますが、これはこれで味があります。40年くらい前製造の鏡筒です。

自分としては、馬の首がこんなに良く写ったのは初めてです。

180秒露光を10回Liveスタックしたものを4セット加算平均。(総露光120分間)

ダーク有り

Batou_120m_b

 

4.M42付近

180秒露光を5回スLiveスタックしたものを4セット加算平均。(総露光20分間)

ダーク有り

M42_20m_d

 

5.朝日の妙義山

険しい岩山。

カルデラの中央火口丘の名残らしいです。

Img_2130

 

6.八ヶ岳、小海町にて

妙義山から会合場所に行く道中、テレスコ工作工房さんに伺いました。これも初めてです。

お店、楽しかったです。新作の微動雲台は頑丈かつ回転もねっとり滑らかでした。

小生はペットボトルホルダーを購入しました。

その日の夜、小海リエックスホテルを過ぎてしばらく登ったところのレストハウスで、観望会らしきものがあるとの御誘いを受けました。

店主さんも、軽トラに40cmドブソニアンを載せて準備していらっしゃいました。

Img_2172

 

7.レストハウス「ふるさと」駐車場にて

友人に強引に提案し、夕食後お酒に移る前に、軽自動車2台の車列で爺さんたちは八ヶ岳をブイブイ登りました。

途中、堂々とした角の大型の鹿が道路を横切ります。

満天の素晴らしい星です。

レストハウス駐車場では、天文マニアのグループの方が食事中でした。何台かの機材が展開されていました。

テレスコハウスの店主様も、ドブとRASA(11インチの方かな?暗くてよく確認しませんでした)を準備中です。

小生を含むすこぶる怪しい爺さんたちであるにもかかわらず、グループの方々は親切に笠井の白く美しいドブソニアンなどで火星、土星、プレアデス星団などを見せてくださいました。

また、電視観望も経験させていただきました。我が友人たちは、初めての経験です。

ASI385CMOSカメラと小口径自作屈折(双眼鏡対物レンズご使用?)でリアルタイム動画に近い感じで見えます。

アンドロメダ大星雲とM27(亜鈴状星雲)を見せて戴きました。M27は、色も感じられ、青っぽい鼓の外縁の赤っぽいのも見えました。

僅か2~4秒のリフレッシュレートでも実用になり、驚くべき感度です。ガイド全く無しですが、星が日周運動で線分状になってカクカクと移動していくのが観察できました。

極めつけは、40cmドブで見たM27、土星、プレアデス星団でした。光軸も合っており、光量豊富なスッキリ星像でした。M27をあれだけはっきり眼視したのは、初めてでした。脳内処理で青色まで感じるほどの勢いでした。

天文マニアのグループの方々、テレスコ工作工房店主様、ありがとうございました。

早々に宿泊先に戻り、宴会に移りました。満天の星空や望遠鏡経験に、爺さんたちもそれぞれが感慨を持ったようでした。

 

8.みずがき湖へ向かう途中で・・・

翌日、ストーブ用の薪作りを手伝った後、みずがき湖に向かいました。これまた小生未踏の地です。

道中、カーナビさまのアドバイスで、山道に向かいます。トラクターがそこかしこで農地の土造りを行っています。肥料の香り。

そのとき気づきました。道路標識の矢印に、「川上村」とあるのです。南佐久郡。

そして、山中の丁字路にあったのです。「ISS、44次ミッション、ありがとう、油井亀美也飛行士」という感じの看板が。

そうか、ここだったのだ。氏の出身地。レタス等の産地。

 

最近何冊か宇宙飛行士選抜関係の書籍を図書館で借りて読んだ。その一冊がこれ。自分的にはとても印象的な書物です。

(実務教育出版、¥1600+税)

Img_2128 

 

油井画伯の作品は、以前JAXAつくばの公開日の展示で拝見し、小生はほっこりしたものでした。

このとき、画伯はロシアで訓練中だったと思います。

Dsc00941

 

油井氏は、天文学者か物理学者になりたかったようです。

しかしながら、ちから試しの防衛大受験に合格した日に、諸事情で、他大学でなく、そこにしてくれと言われたときには泣いたらしい。

その後、人生のいくつかの分岐点における選択において、いろいろな人に会い、いつもとてつもなく頑張り、映画のライトスタッフ(音速の壁を突破したパイロットのチャックイエーガーや軍の宇宙パイロット選抜の映画。ライトスタッフ:良い資質)の影響もあったようですが、宇宙に繋がったようです。ISSでは、他の誰よりも美しい星と地球の写真を撮っていると思います。

物理や数学のセンスは、テストパイロットとして、機体の機動飛行特性把握において、運動方程式・流体力学的な理解が有効だったろうと思います。

他方、航空幕僚監部で極めてタフな対米・対内部交渉もこなしたと想像します。

油井氏ご本人も類まれなライトスタッフの持ち主だと思いますが、本人を見つめつつ背中を押したり、結果発表の当日には収入減と3人の子の教育費用を考え、仕事の面接を受けに行っていたという奥様も、相当なライトスタッフの持ち主でいらっしゃるのだろうと推測します。

(なお、NASAのyoutubeチャンネルで見た現在のISS内部の様子では、備品のデジイチと各種交換レンズは、nikon系に見えました。あれで撮影したのでしょうか。また、幼少の氏は、写真ではメーカー不明(昔のケンコー製か?)ですが、反赤をご使用だったようです。信毎おでかけガイド

 

他のJAXA関係者やNHK取材者の著作物によると、米国NASAでの米国現役宇宙飛行士等による当時のjaxa最終10人の候補者への面接では、「あなたはなぜ宇宙飛行士を目指したか」ではなく、「何によって今ここにあなたは居るのか」というようなことをまず問われ、ここに至る生きざまを問われたらしい。(図書館で借りた本やネットで読んだ記憶なので、ちょとあやしい)

小生の5inchシュミカセの蓋には、数年前に秋葉原で入手した、氏のバッジ?みたいなものを張り付けてあります。

Img_2174

 

9.みずがき湖

トイレも駐車場もあり、天体撮影に良いところと思いました。

館内にはタカハシの古い赤道儀など数台が展示してありました。

きのこ蕎麦のシイタケが美味しかったです。りんごをお土産に買いました。

夜には雲が出そうだったので、帰宅しました。中央高速が混み過ぎ。

Img_2160

 

10.おまけ:遠征時の機材など

(機材写真と彗星は、茨城県つくば市郊外で11月18日撮影のものです。)

某L氏や〇ベット氏、〇〇ーチさんはじめ、天文界のご薫陶を受け、ナイトウォッチも取り寄せました。良いです。

Img_2167

 

 

2020M3(ATLAS)彗星、高速移動びゅーん

2020.11.18 22:06から約90分間の移動:露光180秒:撮影した個々のコマのなかから約18分間隔の6枚加算平均

移動方向:画面下から上へ

ASI533のイメージセンサーサイズ11×11ミリ(画角は73’×73’くらい)

90分間で5分角くらい動いている感じ。オリオン座付近にいました。

ASIAIRproのプレートソルビング連動自動導入機能にSkysafariで得た赤経赤緯座標を入力してGo!。

見事に導入できました。

1306_1437_6_3m_a

おそまつさまでした。

(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月29日 (木)

スマホなるものを導入する

小生宅はこれまでガラケーを使用してきました。

しかし、奥様いわく、「らくらくホンよりかっちょえーの欲すい」「益々時代に取り残され、いよいよ救いようのないじじばばになる」

 

で、御揃いのを導入したのですが、予約して行った携帯のお店で、へとへと長時間対応していただき、お店のお姉さん方も呆れていただろうなあ。(でも、同じような年配のお客さんが多かったです。)

 

具体的に何に使ってるかといいますと、

写真、どうぞ!

輝く赤い彗星、iPhone SE、伝染病対策ファンドへの寄付付きバージョン

Img_5455

 

双眼装置につけてお月さん撮りますっ

セレストロンC5です。悲しいかな、小生は眼が飛蚊症なので、普段は双眼で脳内ノイズ軽減しています。

光路中にわんさかプリズムやレンズがあるし、分路あるし、1.6倍バーロウも付けてます。

鋭像は期待薄。

倍率300倍くらいか?

Img_5453

 

スマホはNEWTONYくん付属の接続キットを使ってます。

接眼レンズ(10mm)

Img_5462

 

同一光学系で、構造の見える構造のアイピースも付属しています。3枚玉に見えます。

Img_5460

 

 

クラビウスっ

2020年10月26日

Img_5454

 

 

バースト・モードでタタタタと機関銃連写。

しかも最高望遠側ズームです。

気流の揺らぎで1枚ごとにクラビウスの小クレーターの形が随分歪みます。

YIMGで8枚加算平均するとボケるので、弱くウェーブレット処理すると、こうなりました。

NEWTONYくんのキットとアイピース、良く映ると驚きました。

「2001年宇宙の旅」の小説、映画を想起します。

Klv_max_8_wvlt2_m

 

 

広角端です。

同じくバースト・モードで連射し、

YIMGで16枚加算平均。

Klv_min_16_wvl

 

コペルニクスです。

視野中央部はかなり良い解像ですが、周辺部はいろいろ収差でます。

バースト・モードの10枚を加算平均

Cop_10_wvl

 

最大ズームの土星です。

月や土星はピントが合いやすい。

1枚では粗いですが、バースト・モードの10枚を加算平均すると、眼視に近い絵です。

Saturn_10_adj

 

木星です。

衛星も一つ入りました。眼視はこれより幾分精細に見えます。

Jupiter_10_cnx_mir

 

火星はピントが合いにくいです。

オートフォーカスが安定しません。極冠も見えません。

オートフォーカスをキャンセルする方法があるのかもしれませんが。

眼視では、気流の良いときには、アリンの爪も見えるのですが・・・

Marce_20_mirr

 

気づきの点:

スマホの進化凄いです。

カメラ進化してます。

機械に心は無いですが、シリーさんはかなりのものだと思いました。

NEWTONYくん付属のアイピースは、視野中心ならばスマホコリメートが良く映るのにびっくり。

世の優れたアイピースに対し、最適化した位置で精度良く固定をすることが出来れば、スマホコリメートでも、かなりの月・惑星撮影ができそうです。簡単なのがメリットです。

将来的には、音声等による操作の全自動望遠鏡とスマホをOCULUSのようなデバイスに接続し、グリグリ観望できれば、視力や体力にハンディがある人々にも星の感動を与える福音になるかもしれないと思いました。

AZ-GTiは経緯台モードにすれば強度が高いし重い接眼部付けても不測の回転事故も避けやすいです。

加えてスマホとセレストロンのスターセンス・エクスプローラーがあれば、AZ-GTiのポイント・アンド・トラック機能もあるし、ほんとお気楽に鏡筒を振り回して眼視楽しめそうだな、と思いました。

スマホがあればスターセンス・エクスプローラーというものが使えるということは、奥さんには秘密です。

 

(了)

 

 

 

2020年10月28日 (水)

はみ出すバラ星雲:フィルターレス改造SV305:レンズレス・シュミット化NEWTONY君

センサーはみ出す宇宙の薔薇

10月24日夜、快晴になりました。

当地ではまれに見る透明度で、天頂は3等星が見えます。

ベランダに速攻で軽量機材を出して撮影しました。

ノイズやきめ細かさに問題ありますが、この機材にしては迫力の画像が得られたと感じます。

Rose_5600s

64秒9フレームスタックを10セット=総露光約6000秒

フィルター皆無

ゲイン最高(=30)、コントラスト25、ガンマ1.0、

ダークあり

サチュレーション100、シャープネス50

SIGHTRON NEWTONYくんレンズレスシュミットニュートン改造:絞り口径4mm,FL200mm(=F5.0)

SVBony SV305 フィルターレス改造

撮影アプリ:SharpCap pro

画像処理:YIMG,ニコンCaptureNX2で頑張って炙り出し。

架台:強化改造AZ-GTi 赤道儀モード

プレートソルビング連動天体ど真ん中自動導入(FL200mmとSV305の組み合わせではこれが不可欠です):ASIAIR pro :ASI 120MM-S(ガイド鏡FL50mm):ASI533(望遠レンズFL180mm):各鏡筒の光軸合わせが必要です。

オートガイド:ASIAIR pro 及びASI 120MM-S(ガイド鏡FL50mm)

同架のASI533MC proでも気ままに撮影とかプレートソルビング連動のテスト

一眼レフは、視野が屋根や壁で遮られるので今回は不使用。

なお、デジイチでも機種によっては、ASIAIRproでプレートソルビング連動天体ど真ん中自動導入できます。

 

機材風景

Img_5411

 

 

SV305について

サイトロンジャパンさんから最近SV305-SJが発売されました。

クリアカバーガラスになり、リスク覚悟でフィルター除去する必要がなくなりました。いいですねー♡

個人的には、イメージセンサーのサイズや感度からすれば、惑星向きと思います。

でも、好奇心がいつもつぶやくのです。「星雲、やっちまいな」「限界を試してみな」

星雲をこれで撮ると、鏡筒の特性と相まって、いつも、僅か2メガピクセルとは思えない迫力を小生は感じます。

比較的安価でこころおきなく試せる良い機材です。ASIAIRproに繋がらないかなー。

小生は、いよいよ多種多様な機材を妄想し、沼を感じますョ。(奥さんが鉄の鎖で抑えてくれていますけどね。)

 

 

YIMGでノイズ処理と加算平均した段階の画像は、これです。

5600秒露光でも、とても淡いです。

ノイズを除去するのが大変でした。(過去記事: 逆色ノイズ加算処理の試み:レス改造SV305:レンズレス・シュミットNEWTONYくん

空がとても暗いところで撮影できれば改善するかもしれませんが、冒頭の写真までに炙り出すのは、かなり無理があります。

レンズレス・シュミット化で画面周辺でも星像は小さいです。

しかし、スパイダーの影響で輝星が大きくなります。

ピント合わせも難しく、今回はちょっとずれたようです。

Rose1_10_mir

 

同じくSV305でM31です。

32秒×17フレームをスタック。(=544秒露光)

10分露光でも、空がいつもより良かったので、結構写りました。

M31_1_adj2

 

 

同じくSV305でカニ星雲(M1)です。

64秒秒×11フレームをスタックしたものを8セット。(=約6000秒露光)

M1_5600s 

 

 

(了)

 

 

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