星座ビノ:人と道具の行く末
小生は、強度の近視です。幸い、まだ見えます。
眼鏡使用です。
コンタクトレンズは、30年以上前、ちょっと使いましたが、合わず、使用しておりません。
自分の近視には、遺伝的要素もしっかりあると思いますし、生活様式による後天的要素もあるでしょう。(スマホも持ってないし、ゲームは、ほとんどやったこともないのですが。)
大草原の狩猟民族だったら、自分のような遺伝子は間違いなく生存競争で消えていたでしょう。農耕民族で良かった。
双眼鏡は、裸眼では、ごく一部の機種しかピントが合いません。
射出瞳径が大きめで、かつ、超広視野な素敵な双眼鏡も発売されていますが、ショウルームで試しても、小生の裸眼ではピントが合わず、眼鏡では機材の超広視野が生かせません。
そんななか、近頃はやりの星座ビノを試しました。このタイプの光学系の特徴である瞳径100%活用、を経験したかったからです。
しかし、裸眼では、全然ピント合いません。眼鏡越しでは中心のせまいところしか見えません。
ガサゴソと屋根裏部屋を捜索し、昔工作で使った小さなカメラ用視度調節レンズを見つけ出し、黒い両面テープで張り付けました。
これで、右目はぎりぎりピント合いますが、左目はまだ少し足りません。
でも、瞳径を100%使った星空は、老いた目には新鮮でした。
オリオン座の全景が見えました。網膜に落ちる個々の恒星の光量は、倍率2倍の2乗で、4倍です。Lambdaさんのとても勉強になるtwitterでは、小生の年齢では瞳径が5~6ミリくらいらしいです。それでも、かなり見えました。
自分は、メガネと不可分な存在です。
(次回「アナログ・ハックに弱い私」へ続く)
(了)
そ
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