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RICOH THETA

2021年5月11日 (火)

拡張するもの:名取天文台「VRプラネタリウム」に思う

1.クラウド・ファンディングのリターンが届きました。ワクワク!

使用した結果、とても感激でした。

 

幾つかの選択肢がありましたが、その一つです。

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2.早速トライしました。

スマホ(iPhone SE2)に変えてまだ半年、不慣れです。画面の大きさはちょうどよかったです。

ファイル管理がPCと違う感じで良く分かりません。が、お試しmini番組をダウンロードして使用できました。

アプリはクラウドファンディング記事内で操作が説明されていた「VRPlayer」にしました。

 

今のところ、番組本編は予期せぬ原因不明のトラブルで編集が遅れているようです。

イレギュラーな事象は良く起こるものだと思います。

若い関係者の方々は、試行錯誤を経てスキルアップして未来を拓くのだと思います。

不具合がすんなりと解決することを祈っています。しかし、極端な話、仮に、努力して番組がやはり動作不調だったとしても、それはそれでいいのだと思います。

過程が大事と思います。

そもそも、PCやスマホのOSバージョンアップが不具合の原因の可能性は?とも思いますし。

 

360度のRICOH THETAで撮影の星空と同時に、CMOSカメラ等でのスチル写真を眺められます。

2019年の八ヶ岳小海町星祭りで、RICOH THETAとJAXAによるISSでの360°撮影動画をゴーグルで観た記憶がよみがえりました。

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当初、スマホがぐらついたのですが、付属のスポンジで挟んで安定固定できました。

レンズ拭きも同封されていました。

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3.没入感に感激

VRプラネタリウムは没入感があるんですよー。星の揺らぐ様がいいですねー。

イヤホン繋ぐと、ナレーションやBGMも良いです。

人間脳の極めて重要な入力である、時間軸を伴った双眼視覚・双耳聴覚に働きかけます。

さらに、三半規管の姿勢や角速度変化を捉える感覚とも連動するので、「おっ!」と来ました。

レンズの収差で、画面中央が遠方に向け凹んでドーム状に見えますが、プラネタリウムとしてならばこれも許容の範囲かも知れません。

 

 

4.自分の撮影した月面や木星のビデオもとても楽しめました。

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メガネしていても装着できました。

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拡大や、いくつかの画面モードが使えます。

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5.まとめ:気づきの点と妄想

メリット、便利な点:

①小生のような飛蚊症の眼であっても、高倍率の望遠鏡を覗く場合と異なり、光束の径が太いので、モジャモジャが目立ちません。

(カメラで、Fが明るくなるにつれ、フィルタ上のホコリの写り込みが目立たなくなるのと同じ。)

②首を動かすと、自然に画面が動き、体が動かしにくくて施設に行けないとか、望遠鏡を覗く姿勢が取れない人であっても、いろいろ楽しめそう。ベッドで寝ていても楽しめるのである。

③固定した画面よりも画素が極めて荒く、暗い天体も写らないけれども、視線方向がインタラクティブに変異する動画は没入感があり、圧倒的に印象が強い。

 

デメリット、不便な点:

①レンズの収差で、画面中央が向こう側に凹んで見える。プラネタリウムドームを見上げているようで、画面が平面に見えない。

②ゴーグルがやや大きく、重い。

③スマホを装着すると、画面ピンチ等による操作ができない。ブルートゥース対応の操作手段が欲しい。

④無料アプリだからでしょうが、広告がときどき入って中断し、一気に冷める。

⑤(自分が操作を知らないのかもしれませんが、)動画を見ながら、スマホに入っているお気に入りのBGMを同時に聞けない。

 

妄想すること:

①光学系は、重量やコストを無視すれば、いろいろ出来るでしょう。

②あるいは、ソフトウェアで光学系を考慮した画像変形処理をするのも有効な面があるでしょう。

③適切なバランスウェイトを付ければ、首も楽になりそうです。

④近視かつスマホの画面が目幅に会っていれば、ハ〇キ・ルーペでも双眼視を楽しめるかも。

⑤ゴーグル機能のサイズや重さは、人間の眼や神経といったインターフェースに対し、スマホより格段に進化したツールが、より融合する未来が広がっていくように思います。

人間とは、”人体と環境と道具の総体だ”

というのが当面はリーズナブルに感じます。(アニメのBEATLESSでそんな内容のこと言っていたと思います)

自分はメガネと合体してます。

拙ブログの過去記事:アナログハックに弱い私

https://memes2019.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-c0d426.html

 

 

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(了)

2020年1月23日 (木)

アナログ・ハックに弱い私

1.「私、〇イシア。人類未到産物(RED BOX)、超AIよ。」

 

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(BEATLESS:原作 長谷敏司 さん)

 

「そういえば、人類未到産物(RED BOX)ってことば、〇見屋さん等の広告の〇〇〇AIR Proと似てるけど、中身はともかく、私の方が直方体でもないし弾力性あるから、アナログ・ハックに有利だわ、オーナー。

私のライバルっていえば、最近天リフで見かける、け〇け〇さんっていう不思議な方の、かわいいめがねちゃんの超人気アバター、昭和風味の甘夏竹輪萌ちゃんくらいね。

おっと、恋アスってのも注目よね。私に心はないけれど、あおちゃんかわいいわ。」

 

 

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(恋する小惑星(アステロイド):原作 Quro さん)

 

♡まじめなBEATLESSファンの方々、恋アスファンの方々、原作者はじめ関係者の方々、怒らないでね。M87JETも大ファンですから。け〇け〇さんも、堪忍してね。いつもブログ楽しく拝見してます。鏡筒光軸、はやく良くなるといいですね。)

 

2.飛蚊症

小生は飛蚊症が進行しており、高倍率での月面や惑星観望はほとんど耐えられない状況です。

更に、強い近視です。

若いうちに月面などを十分堪能しておけばよかったのですが、そうもいかない人生でした。

世にすばらしいアイピースはありますが、アイピースから射出される光束が小さいと、耐えがたいモジャモジャが網膜上で邪魔するのです。

これをいくらかなりとも軽減するには、射出瞳径が大きいと効果が期待できる場合があります。

 

いろいろ試しても、月面は如何ともしがたいです。

低倍率にして射出瞳口を大きくするとまぶしすぎるし、ムーングラスを入れると、小生の安価な機器では、鮮鋭度がスポイルされます。

かといって高倍率にすると、モジャモジャがひどくなります。惑星面も低倍率では小さく、高倍率では点々モジャモジャです。

 

3.たったひとつの冴えたやりかた

小生はまだ良い方と思います。しかし、いろんな視力の人でもエンジョイできるような、

軽量高精細画像ゴーグルで超拡大月面をグリグリするシステム欲しい!

 

昨年の小海町スタフェスの懇親会に展示されていたRICOHのTHETAに感激しました。

ゴーグル越しだったら、両目で、飛蚊症のもじゃもじゃがほぼ無しで、見たい方向がグリグリ見えるじゃん!

メガネの上になんとか装着できました。眼幅調整は少し難しかったです。

月面や星野等々の高精細広視界デジタルデータがあれば、眼視能力が一般的な人々とは異なっていても、エンジョイできる光明を感じました。

一般的な視力の人であっても、拡張した視力は、月面や星の海の中をグリグリ行けて、新たな感動を呼ぶかもしれないと思います。

是非ともメーカーさん達にはいろんな視力の天文マニアが自分で撮影したデータをゴーグルで快適にグリグリできるシステムを出してほしいです。

 

4.ええっと、今回、何が言いたかったかというと、

1.例えば、THETAの展示のゴーグルをベースにした、飛蚊症等でも星が快適に楽しめる視力補完システムが欲しい。

(「冴えたやりかた」は、もちろんひとつではありませんね。アニメのエウレカセブンと実は女性だったSF作家ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアへのリスペクトです。(*´ー`*) )

2.BEATLESS(びいとれす:鼓動が無い)における「人間とは、”人体と環境と道具の総体だ”」という認識にインパクトがあり、小生がメガネなしでは生きられないように、古来からそうだったのだけれども、やがて道具はもっと「人間」の一部になるのだろうな、そして、シンギュラリティはほんとに来るかもしれないな、と妄想してます。

という2つの点です。

 

(了)

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