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工作

2023年12月25日 (月)

2023年、天文ちょっと振り返る

2023年を振り返ります。

0.今年もありがとう、機材さん達。

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以前2022年サイトロンジャパン写真コンテストの賞を使って購入したMAXY60。高解像。

架台は、ベランダ用改造AZ-EQ AVANT

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TANZUTSU嬢。個性強し。

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レンズレスシュミット化NEWTONY君。改造で、球面収差、コマ収差感じません。

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テレスコ工作工房、青い微動雲台。DSP2023で入手。現在は、これをちょっと改造してガタを減少させています。

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1.(単なるご参考)架台導入と非推奨自己責任改造(SkyWatcher Star Adventurer GTi)

分解改造すると不保証です。ユーザーによる分解組み立て想定していない構造だと感じます。

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極軸を伸ばしました。左から、木製試作、迷人会工房様試作版、迷人会工房様製作「深々お辞儀君」

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極軸望遠鏡除去、コード延長、テレスコ工作工房様のユニバーサルベースに交換、等々

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子午線通過後20度くらいまでだった可動域を拡大しました。南向きベランダで、メリディアン・フリッピングをあまり気にせず運用できます。

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https://twitter.com/m87_jet/status/1629633026945851393

 

安価でシンプル、いろいろ使えるSA-GTiを1月に販売開始即ポチリました。例によって直ちに自己責任改造しました。ライブスタックがほとんどです。ライトな自分にとって使いやすく良い機材です。極軸調整がとても軽く快感。有線もWiFiもbluetoothも使えます。唯一、ディザーするにはちょっとバックラッシュ大きいと感じます。

AZ-GTiと較べて(較べるなっ。)赤道儀としてはずっと優れていると思います。

写真追及するマニアには、価格が上がりますが、より進化した、ステッピングモーターとハーモニックドライブの組み合わせが一般化しそうだな、と感じます。バックラッシュがほぼ無く反応の時間遅れが僅少だからです。大きめのピリオディックモーションは、オートガイド等のデジタルな制御と相性が良く、対応できると思います。同じ潮流で、さらにその次は、ダイレクト・ドライブ化でしょうか。今後はBTX AI4などで写真の処理は変わっていくかもしれませんが、基本性能も大事と思います。

一方で、クラシックでノスタルジックな機材も心地よくカッコよいなと思う自分がいます。

なお、これまでのAZ-GTiは、ジャンクを修理したりして、3台に増殖しました。多すぎ。でも人工衛星を追尾できますし、なんといっても軽量便利。

 

SA-GTi使用、明るいベランダでの撮影4枚。どれもライブスタックです。

西村彗星、FC65, ASI533MCP

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M33, セレストロンC5, ASI533MCP

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M1, セレストロンC5, ASI533MCP

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M27, セレストロンC5, ASI533MCP

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2.DSP2023の世界(5月)

DSP2023は双望会の流れを汲むものと思います。素晴らしい眼視の世界でした。場違いな小生でありますが、初めて参加させていただけました。眼のキラキラした造詣深い有名な皆様と、あまりにも工夫洗練された機材にワクワクでした。この世界が壊れず大切に残されるべきであると同時にこの世界を楽しむ層がもっともっと広くなって増えればよいな、と思いました。

いろいろな方の素晴らしくチューニングされた機材で、超絶高精細な太陽面を観望させていただけました。(夜は残念。天候いまいちでした。)津村師は皆にいろいろなご経験を伝授されていました。初めてリアルお会いできました。

すべての 運営の方々に感謝です。すばらしいプログラム盛りだくさんでした。双眼病にも感染しました。また、ラッキーなことに超新星SN2023ixf(前日に板垣公一さんによって発見)を教えていただき、撮影できたのも思い出です。

若い方々や女性も参加されていました。皆さま意欲的で素敵な方ばかりです。天文の裾野が広がれば、そこから何パーセントか、マニアックで素敵な新世代が生まれてきて、もっと遠くまで伸びていくのだと思います。そういう方々が増えていって欲しいな、と思いました。

津村師、超速ドブ組み立てを実演するの図

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元気! 〇見屋店長さん、初参加の方々、それを優しく?見守る主催側KさんHoshiimg_9611

 

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FC65, SA-GTi, 僅かな雲間にASIAIR極軸合わせ無し、ピント合わせ無し、無理矢理プレートソルブ導入

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3.胎内星祭り(8月)

星祭りは楽しく、貴重です。続けて欲しいです。ほんのちょっとですが運営事務局にカンパしました。

巨大有名66センチメートルドブソニアンのHさん、彗星撮影達人のWさんともお会い出来ました。津村師のご著作を入手できたのがとってもハッピーでした。天文リフレクションズ編集長様はじめ、Twitterなどで存じ上げていた方々ともお会い出来ました。ほんまかさんのブースにも伺いました。トミタさんPlaneWaveの動作を見ました。静か、高速。次世代が見えました。SVBONYさんのブースでは、ほんの僅かでしたが、他の方々と共にお手伝いさせていただきました。

最初の晩は、深夜少し晴れて、光軸が合った大きなドブソニアンとクリアな接眼レンズで、いくつかの星団や木星を楽しませていただけました。翌日は、余りにも暑くて体調不調。一晩で先に失礼しました。(健康は大事です。小海町星まつりは今年は不参加。来年こそは・・・)

 

お店いっぱい、熱い新潟県

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望遠鏡エリア

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津村師ご著作とブラックパンダさんのところで購入のアクロマートレンズ

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九州からはるばるTOMITAさん

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ほんまかさんの奥様作の花飾り。可愛らしく、妻へのおみやげにしました。

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参考:6月に行きました。ほんまかさんの群馬県赤城山のSS-Oneショップ。首都圏から仕事後にすぐ行けて機材試せる斬新なコンセプト。

新機材も開発連発、凄いです。

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4.丹羽 雅彦 氏 個展「時空を超えた贈りもの - 宇宙は不思議で美しい -」

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7月末、丹羽雅彦さんの作品展を拝見することができました。これも新しい潮流だと思います。時空の彼方から到着する光子の荘厳さに感激。


氏の物理現象への深い理解と同時に、独自の審美眼を感じたように思います。

別格のクオリティでした。敢えて星を消してモノクロ化した作品に端的にみられるように、強い自己主張があるのに、全く破綻が感じられません。宇宙空間に在る荘厳かつダイナミックな造形を大画面で伝える。それを実現しているのは、①捉えた光子の量・質が段違いであること、②非常に大きなデータを緻密最適に処理していること、③印刷も世界最高レベルであること、④自分なりに再構成しているのに、自然な画面にまとめる稀有な御才能・御感性、だと思いました。

大局的造形だけでなく、映り込む小さな小さな銀河にまで、しっかり可憐な美しさと愛情があるのです。投入された技術、コスト、労力、センスは、尋常ではないと思いました。

1000年後の未来には、2023年ころの重力の底から宇宙を見上げていた時代の宇宙芸術作品として美術館に展示されているのではないか、と思います。

 

5.双眼鏡

小生の双眼鏡は、キャノンの防振装置付きのものです。口径36ミリアクロマート12倍。けっこう色収差や非点収差を感じます。自分の眼球も悪いですしね。

口径を21ミリ程度に絞ると、光量は減りますが、光学系・眼球による収差がぐんと減少します。そのため、光量が大きい月面と木星ならば、程よい明るさでおどろくほど解像良く見えます。眼の劣化のため月面見るとモジャモジャが強くなりますが。若い眼のうちに見てね。

国際宇宙ステーションは、金星のようにとてもまぶしいです。なので口径を13ミリ程度まで絞ったところ、なんと太陽電池パドルが1枚判別できました。中国の宇宙ステーションも、点像ではないことが分かりました。

高倍率ですと視野内に導入維持するのが難しいですが、ISS観望は、高倍率防振双眼鏡の新しいチャレンジのひとつではないかと思いました。ISSは頭上近くを通るときは、木星の視直径くらいの大きさに見えますので、防振できればなんとか形状が分かります。2030年に運用終了、翌年大気圏へ、という予定みたいです。見るのは今のうち。

この双眼鏡は、数年前の天文再開時に購入したものですが、表面のゴム被膜が加水分解してねばねば不快になりました。機械は正常なのですが。そこで、ツイッターなどで教えていただいたように、無水アルコールで拭きし、さらにヘラで削ぎ落とすことでかなり除去できました。もっと経年変化に強い材質・構造にして欲しいと思いました。安くはない機材です。

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6.二重星

空の明るいベランダ観望では、二重星が、眼視・写真ともに楽しいです。SynScanProは二重星リストで導入しやすいです。

シリウス SV305,セレストロンC5直焦点, SharpCap動画を処理

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おひつじ座エプシロン星:木星とサイズ比較

asiair, asi533MCP, セレストロンC5

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7.月面ミネラル・カラー

彩度を上げると、模様が見えます。地質の違いが感じられて新鮮。飛沫の飛散や溶岩?を感じます。

しばらく使わなかったSV305ですが、ピクセルピッチが2.9μで比較的小さく、SharpCap4.1でser動画撮影でsharpnessかけたり、RegiStax使ったりしています。2倍再サンプリングやウェーブレット処理で解像感も高めています。なお、つい最近、SharpCap4.1自体にもミネラルカラー強調機能が実装されたみたいです(未検証)。

コペルニクス

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アリスタルコスを青っぽく処理。左上のひし形部分はやや茶色を帯びます。

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8.ソフト・機材の激しい進化・競争

SharpCap4.1の進化がすごいです。最近は、SharpCap4.1利用が増えました。SharpSolve(=プレートソルブ機能)を最初から実装。惑星(月面)ライブスタックにウェーブレット処理など実装で高精細。もともとASIAIRよりも広い動画が撮れる。彗星核追尾。月面ミネラルカラー等々。毎週くらいに頻繁に修正・機能拡張しています。SharpCapは多機能で、調整項目が多いです。

他方、ASIAIRも、テストフライト版でSONYミラーレスへの対応。FUJI機への拡張も見えているような。対応架台も増える? 

AstroArtsはステラショット3とGearBoxが進化中みたいです。

SS-oneショップは、YouTubeで拝見していますと、機材のEQ-MOD対応やCMOS CAPTURE V2ソフトなど多方面同時に、ものすごい勢いで未来を見据えて開発中みたいです。

また、SkyWatcherのSynScanProが、Xboxゲームコントローラーで操作できるようになりました。アイピース覗きながらブラインドタッチ便利です。

みんなガンバレー。

ZWO/ASIAIR一強でなく、競争原理が働いてこそ、意欲的な製品が現れ、結果的にユーザーの利益になるのだと思います。

 

SharpCap4.1 木星ライブスタッキングのSharpening & Adjustments機能

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SkyWatcher SynScanPro, Xboxゲームコントローラーで操作できます。アイピース覗きながらブラインドタッチ操作。

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9. リンゴとアップルパイ(SeeStarは星まつりでしか見たことないですけど)

リンゴは、皮ごとかじると、ゴソゴソしますが、生の風味が鮮烈です。RAWでありFITSです。アップルパイを調理したければ、それは自分の技量です。美味しくできるときもあれば、失敗もあるでしょう。独自の味です。自分は、アップルパイはできません。せいぜい、やりすぎ焦げた焼きリンゴでしょう。他方、市販アップルパイは、ベーカリーさんがノウハウ込めたレシピでバターや砂糖、小麦、香料などと組み合わせて加熱、たくさん焼き上げます。元のリンゴの風味はうまく残っています。お店から買ってきて頬張れば、たいていの場合、いつでも安価簡単に「うまー♡」と幸せになれます。星まつりで見たことしかないですけど、SeeStarはベーカリー市販アップルパイではないでしょうか。

自分は自作もベーカリー市販品もどっちも好きです。

皆様、2023年、何かとお世話になりました。良いお年をお迎えください。♡

 

 

ZTF彗星 1月

AZ-GTi、セレストロンC5

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(了)

2022年11月30日 (水)

怒涛の11月(その3:終わり)八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ2022

小海町星フェスについては、多くの方が既にブログ等で書かれています。遅ればせながら小生も少し。

 

(0)巻頭に

  • 企画・運営・参加されたすべての皆さま、ありがとうございました。楽しかったです。参加できてよかったです。
  • 今年は大型機材が中央に集まっていて、巡りやすかったです。
  • いろんな方の小型機材に実際に触れられて面白かったです。
  • フリマが一列に配置されていて便利でした。
  • ボランティアの方々が一生懸命活躍されていました。
  • ワクワクする小型望遠鏡など子供にすてきな景品がいっぱいでした。また、外れてもお子様など希望者にはお菓子が配布されました。太っ腹シャトレーゼさん!
  • ホテルのフロントはじめ職員の方々ありがとうございました。お疲れ様でした。食事美味しかったです。
  • 様々なご関係者様、おかげさまで昨年よりも運営が滑らかだったと思います。不平トラブルも特に聞きませんでした。
  • ご家族(ワンちゃん含む)で遠路泊りがけで参加されている天文マニアの方々も散見されました。良き良き。
  • キャンプエリアが面白そうでした。若い&心若い多様な方々。
  • ツイッターなどネットで活動していらっしゃる方と沢山お会いできました。名札あると分かります。分からずにすれ違っている方は、なおさら多かったに違いないです。こういうコミュニティの輪が広がってきたのには、天文リフレクションズさんの功績が大きいのではないでしょうか。
  • 講演会では、電視観望を実際に取り組み始めたと思われる方々との真摯な質疑とか、超都心でも天の川を写せる驚きワクワクを、いろんな方々に楽しく伝え広げるとか、いろんなチャンネルでの星世界アウトリーチ拡充を実感した気がしました。
  • なによりもテレスコ工作工房の斎藤さん、要石としてあらゆる場面でほんとうにお疲れ様でした。しばしご休憩くださいますように。

 

********************************************************

(1)11月10日午前、小生は、軽自動車に頻尿非常用の尿瓶(しびん)を積み、茨城県から高速をへろへろと、ぐんまー国へ向かうのであった。人間やれるときにやれることをやっておこう。段々難しくなります。

お昼ご飯は本店で峠の釜めし。るんるん。シルエイティありました。

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(2)10日夕刻到着。良い天気。私は開催日を1日間違っていたかもしれない。

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Oさんの、素晴らしい機構。ウォームが2か所で接触し、ガタを防ぐ。自作2インチ双眼装置、自作アポダイジング・マスクも見せていただきました。

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(3)11日、斎藤さんのもと、天文ボランティア多数協力で短時間でテントが設営されました。
天文マニアは意外と体育会系なのかもしれませんね。

utoさん(とヤング2世さん)、ぼすけさん、さとしさん、RYOさん、XRAYさんはじめ、HN存じ上げている方多数いらっしゃいます。ヒロノさんは足を痛めていらっしゃいましたが、率先してご活躍。ツイッターでは、遠隔地から渋滞にもめげずマニアックな方々が集まりつつあることがうかがえました。

ああ腰が痛い。テント脚押さえアルミウェイトは相当大きな赤道儀に使えそうだと思いました。

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(4)11日夜、古スコ懇親会

ああつ! 口径66cmのヒロノさんだっ、Samさんだっ!、カラフルMAXY双眼とNEWTONY三味線があるっ、5cmブラックすばるだっ!、某会の工場長様だっ!(昼間に駐車場でゴールド輝くデラックスゴージャスなハーモニックドライブ架台とやはりハーモニック化タカハシD型架台をつんつんしたところ、小生機材と別世界のあまりの高剛性に驚愕しました。)、utoさん2.5cm電池時計駆動ヘール鏡っ、5cm漆調工芸品があるっ、渋いRYOさんのタカハシP2があるっ、M-neoさんの巨大なガッチリ自作金具ATLUXがあるっ、美しいMARK-Xとカーボン鏡筒によだれが垂れますっ、ずあいすうっ!、ダウエルの会社銘板がっ! PCでプレゼン、ちから入ってるう! ・・・・・

全日程通じてHN存じ上げていてもリアルにお会いするのは初めての方が多い。人見知りもあってお話しあまりできず。

お名前お聞きしても小生の脳内RAMは100バイトしかないので、すぐあふれてしまいました。ごめんなさい。

ちょっと疲れたので途中で退出。小生の展示機材はこれです。

MARK-X手動ガイド減速ギア流用FC65, 強化改造AZ-GTi, レンズレス・シュミット化NEWTONY, TANZUTSU嬢

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(5)11日夜:快晴:気流良し

大型機や特殊な機材がいっぱい。こんなに土星のカッシーニの隙間が良く見えた晩、木星の縞のうずうずが良く見えた晩はありませんでした。

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(6)12日、快晴

じろーさんの太陽望遠鏡。素晴らしい。最高の太陽面でした。(スマホでは写らない)。良い太陽用機材でしっかりした方が運用指導すれば、太陽はこんなにも安全かつ感動的なものなのか。

Samさん、RYOさんの講演会も聴けました。サジモトさん御夫妻アクティブかっこいいなー。TYoshidaさん紳士~(*´▽`*)

ダウエル帽子も買えました。お目当てのヘリコイドも買えました。

マリーチさん御一行にもお会いできました。シャインマスカット味サイダーありがとうございました。

ツイッターなどでHN知っていた方々の機材も見られましたし、いろんなお話も聞けました。Aramisさんご一家、けにやさん昨年に続きお会いできました。

体力払底、人多すぎてわけわかめ、初めてガスコンロ・コーヒー道具・お菓子持っていきましたが、巡回ばかりして戻る暇ありませんでした。

夜は、気流が前夜より悪くなりましたが、そこそこに見える瞬間もありました。Lambdaさんのミザール1/20λワインカラー鏡筒とスペシャルアイピースを堪能させていただきました。

月がすぐ昇りましたが、縁にはクレーターも見えましたし、一般のご家庭のお客様が主体であり新月期よりも好適と思いました。(ここは逸般の誤家庭の人だけではありませんー)

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(7)13日

いろいろ楽しめました。ありがとうございました。

来年がどうなるのか分かりませんが、きっと、良い方向に進化・展開すると思っています。

後片付け申し訳ありませんがしませんでした。午前中に一足早く出発しました。(この後、グーグルマップさんの言うがままに、渋滞は回避するが自宅に一向に近づかない高速道網を徘徊しましたが、当初表示4時間を休憩ゆっくり約8時間かけてやっと帰宅)

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(了)

 

 

怒涛の11月(その1):安価でも天文写真コンテスト初入選

 

久し振りのブログ、2022年11月のまとめです。小生にとって、一発花火・怒涛の一ヵ月でした。

 

1.人生初の天文写真入選だあ! (*´▽`*)

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好奇心:レンズレス・シュミット・ニュートンで

(QBPフィルタの特性を考慮しつつ、赤くならないように仕上げました。)

サイトロンジャパン賞をいただきました。

選者の方々、天文ガイド様、ありがとうございました。
好奇心に駆動され、改造NEWTONY君で撮りました。3分×25コマ ライブスタックです。
ネットの皆様に教えていただいた、レンズレス・シュミット光学系(シベット様)、プリングルズのポテチ筒(マリーチ様)、AZ-GTi超剛金化(Lambda様)等々、皆さまからの知恵の賜物です。
世界はボッチであってボッチではないと思います。
ご関係されたすべての皆様にひたすら感謝です。

鏡筒のレンズレスシュミット化改造については、こちらです。

プリングルズ紙筒使用については、こちらです。

AZ-GTi超剛金化については、こちらです。

 

天文は結構機材に費用がかかります。コストに見合った素晴らしい結果も安定して得られます。

しかし、他方、NEWTONYは、接眼レンズやスマホアダプターもついて、現在約7000円です。すごいことです。

こころおきなく実験的なこと、破壊的工作ができます。応用も効きます。球面鏡の限界と特性を突いて、レンズレスシュミット化もできました。

小生は所有はしていませんが、兄貴分の高性能MAKSY60も14000円くらいです。星フェスで覗かせてもらいましたが、とても良いです。(双眼化改造すばらしい。)

同じ星フェスでは、珍しい国産レンズの、スコープテックさんのラプトルなども覗きましたが、これまた大変にクリア、シャープで大変に良心的な作品でした。

時代が古ーいですけど、小生幼少時には、学研の科学の付録の、シングルレンズF20くらいの画用紙丸めて作った望遠鏡で感激していました。(実に、就職するまで、図書館などで天文・物理・科学本を濫読したり、知人の機材は覗かせてもらったことがありますが、所有メイン機材はそれだったのです。)

もしも、小さいときにこういった安価・良心的・発展性のある機材に巡り会っていたなら、自分の生き方はどーなっていたのだろーなどと妄想することも、齢70歳台に近づく今でさえ、まま有るのです。

小海町星フェス2022では、景品に多数のNEWTONYの提供もあったようです。

「花咲じじい、枯れ木に花を咲かせましょう」

種子はやがて豊かな緑の大地をもたらすと思うのでありました。

 

(なお、ポータブル電源含む下の全機材構成では40万円程度ですが、鏡筒コストはその2%に満たないです。)

 

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2.シリウスBチャレンジ

星ナビ12月号に、シリウスBチャレンジの特集(後編)がありました。(この号は、ISS狂拡大見開きページをかなり占有+カレンダー裏表紙「雨の海・ISS」という、某人工天体三人衆の方々御揃いのすごい号でもあります。)
シリウスBチャレンジ記事の中に、MAK127で撮影、ウェーブレット処理ギンギンの、心眼でならシリウスBが感じられる?1枚も使っていただけました。(ネット等で御活躍の数多の巨匠の写真の影にひっそりと)

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11月は、皆既月食と天王星掩蔽、小海町星フェスもありました。その2とその3に分けて書きます。

全て人生の良い記憶です。

 

(了)

2022年7月14日 (木)

(続)はたらくNEWTONYくん:天体写真まとめ

0.拙い写真ですが、ご容赦を。

一等星程度しか見えない空と自己改造機材、未熟な技量の結果です。ご笑覧ください。

全てレンズレス・シュミット化NEWTONY君、ASI533MCP(0℃、ゲイン360)、サイトロンQBPフィルター、ASIAIR, 改造AZ-GTi(EQ modeオートガイド)での撮影です。

まだ小生ブログに載せていない写真だけ(ただし、ツイッターに既に載せた写真とは3割くらい重複あり)です。

なお、自分的には気に入っている網状星雲・北アメリカ星雲の写真は、少し前の下記ブログ記事の末尾に有ります。

「再び長文注意:非推奨暴挙改造:レンズレス・シュミット化NEWTONY君でASI533MCPを使う」

 

使用アプリ:ASI Studio, YIMG, nikon CaptureNX2, MSペイント(ファイル形式変換、文字入れ、スクリーンコピー貼り付け)、ASIAIRアプリ、PIPP, RegiStax6

フード長さ約200mm,絞り口径41mm, FL200mm(球面鏡)

写野3.26度×3.26度(ASIAIRプレートソルブによる自動導入時の表示)。

色収差なし、若干の球面収差残るが星像が比較的小さく固い、スパイダーの強い光条、フィルタ等の反射と思われる模様、光量不均一、光軸ずれ、球面収差、像面湾曲、周辺部画像崩れ、斜鏡位置ずれ、光軸等調整難しい、等々の個性有り。

 

1.M16(Eagle星雲)、創造の柱

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ライブスタック、180s*42

中央部トリミング。

口径41mmでもなんとか形が分かって嬉しい。

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写野全体

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2.月

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強トリミング。動画からPIPP,RegiStax6で2倍リサンプリング後に軽くウェーブレット

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3.土星

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超強トリミング。 左:動画からPIPP直焦点画像、  右:動画からPIPP, RegiStax6で2倍drizzle後に軽くウェーブレット処理。drizzleとリサンプリングで違いが感じられませんでした。

モアレ出てるようです。

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4.バブル星雲(NGC7635)等

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ライブスタック 180s*41

バブル部分トリミング。シャボン玉を狙ったのはこれが初めてでした。写って嬉しかったです。

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左から散開星団M52、バブル星雲(NGC7635)、赤いSH2-158

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5.土星星雲(NGC7009)

20220709

ライブスタック30s*5

青くてとっても小さいです。

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6.らせん星雲(NGC7093)

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ライブスタックと一枚撮り合計14枚×180秒

トリミング、激しく強調。むちゃくちゃ明るい低空の空。

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フラットなし全体(180秒1枚撮り2枚加算平均)

この鏡筒は、フラット補正が難しく、小生には無理な水準。ちゃんとしたツールが必要ですね。

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7.こと座リング星雲付近

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ライブスタック, 30s*20

ちっちゃい。

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8.M7 (Ptolemy's Cluster)

20220708

ライブスタック 60s*20

惑星状星雲がいくつかあるようですが、Cn 2-1のみ薄い緑色でこれだと思います。

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全体

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9.M13

20220630

ライブスタック、180s*5

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10.M17

20220604

ライブスタック、30s*47

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11.M8, M20

20220604

ライブスタック、30s*60

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12.M27

20220617

ライブスタック、180s*30

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13.M11

20220702

ライブスタック180s*2

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14.混濁の大気の彼方

Cat's Paw Nebula(左上), Bug Nebula(中央右下の小さな惑星状星雲)

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ライブスタック、60s*72

低空

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15.ある薄明の風景

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天文薄明中のさそり座アンタレス付近です。
印象派的になりました。

人工衛星が入りました。薄明時には多数明るく飛越します。

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(了)

 

 

 

 

 

2022年6月27日 (月)

長文注意:昭和臭的工作:AZ-GTi用赤緯軸安定板1号、2号

1.全力工作:自己責任の世界です。

AZ-GTiは、大変コスパの良い機材です。おかげさまで、未知への経験がいっぱい楽しめています。感謝。

今回は、赤緯軸ガタをかなり抑制し、剛性向上しました。軸回転も以前よりも滑らかです。

また、オートガイド精度向上にも効果がある印象です。他方、軸偏芯・曲がり調整が顕在化し、自分には調整ほぼ困難です。

しばらくこの状態で試したくなりました。架台更新支出は当分遅れそうで、奥さんは多分喜ぶでしょう。(でも、玄関先でガリガリやっているのを敵視しておりました。)

 

さて、AZ-GTiは上下動軸(赤緯軸)が、片持ちの薄い滑り軸受により保持される構造です。なので、必然的に若干のガタがあり、荷重が偏ると軸が傾きます。

ただし、通常の使用では無改造のままで問題無いと思います。安心してください。

他方、小生のような長焦点直焦変態・過積載等の逸般の誤家庭人には、無視できないのです。

ガタは、鏡筒方向の不安定、摩擦によるオートガイド不安定、風による振動に弱い、等の原因であろうと感じております。また、小生のように長期間酷使していると、摩耗して更にガタが増えているかもしれません。

赤緯軸のガタ・傾きを抑制する改造方法を2年前からイメージしていたのですが、めんどーなので今まで手を付けませんでした。

しかーし、ツイッター界でみなさん楽しくポチリヌス菌に感染されているようであり、他方、耐性がある?小生はささやかに、モノタロウさんで単価数百円のボールベアリングやドリル刃セットをポチったり、ジョイフル本田さんにお出かけしたりしたのでした。

なお、昭和枯れすすきという曲がありますが、自分は特にファンではありません。

 

(赤緯軸のガタについては、本記事の文末に思いついた参考事項を書いておきます。)

AZ-GTiはポピュラーですし、ショップなどからも面白そうな関連パーツが企画販売されています。小生も昔アイベルさんからだったと思いますが、カウンターウェイト軸を購入し、しっかりした精度も良い品です。

今回工作みたいなのも、パーツ全部セットで売り出されないかな? でも小生には、AZ-GTi穴あけや軸調整が難度高かったから、クレームの嵐だろうなあ。ムリイ。

お手軽機材分野では、そのうち、ガタに配慮された新機種や改善機種も登場するのではないでしょうか。先が楽しみです。

 

2.作品

AZ-GTi用赤緯軸安定板1号
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AZ-GTi用赤緯軸安定板2号(ASIAIR同架機能付き)

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3.使用形態

1号機、12ミリ径ズンギリねじの軸の場合。

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ベアリングを交換すれば、ショップから購入のAZ-GTi用20ミリ径ステンレス製カウンターウェイト軸も付けられます。

アルミ板は薄く開口部もあるため弱く見えますが、屈曲・伸長には、ベアリングや軸への固定で抑制されるため、意外と高剛性です。 薄いがために、軸の偏芯等を若干いなしてくれるメリットがあります。

2号機も同じ穴位置です。

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2号機、ASIAIRを同架したところ

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いいかげんに固定します。

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4.工作

安全第一です。改造は自己責任です。

道具は写真の通りですが、他に、細いヤスリをネジ用の穴の微修正に使っています。

手袋は、たまたま庭いじり用ですが、これでなく、革製のほうが安全と思います。

仮に電動工具を使う場合、ゴムは巻き込まれやすいと思います。

お店で売られていた10×20cmくらいの厚さ1mmアルミ板をそのまま利用しました。

穴の位置などは、実際に型紙をAZ-GTiに押し当てたりして、実寸・フリーハンドで決めました。いい加減至極。

ハンドドリル、金切バサミで穴あけ、ヤスリで成形です。

曲げるのはペンチでは無理だったので、コンクリの角にアルミ板をあてがってゴムづちで叩いて曲げました。

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5.工作のその他のポイント

(1)アルミ板をAZ-GTi筐体に固定するねじ

自分の機材は、ねじ・板のでっぱりを合計3ミリ以下にする必要がありました。そこで、低い頭のねじをモノタロウさんで購入し、4本でかなりしっかり固定しつつ厚さ2ミリに抑えました。

また、ナットは、雑ですが、エポキシ系接着剤を用いて、空回りしないように筐体に固定しましした。(強度耐久性は未知です。)

なお、青い金具は、昔、胎内星まつりでSS-Oneほんまかさんのブースで購入したものです。ずっと使っています。2本ねじで、ぐるりん防止加工済みです。

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エポキシ系接着剤でナット固定

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(2)赤緯軸の偏芯・曲がり対策:妥協

赤緯軸のガタは消えました。しかし、かえって顕在化した問題があります。

それは、赤緯軸を回転すると、軸がフラダンスを踊るような挙動を示し、アルミ板がグニョングニョン曲がることです。回転抵抗のトルクも変動します。やはり、ほんとは、ちゃんとした設計製造の赤道儀が良いのです。

赤緯軸の偏芯と曲がりが顕在化してしまったのです。アルミ板の弾性で無理無理いなしている状態です。これはいけません。しかし、小生には完全解決は困難でした。

なので、本体への軸固定と、ベアリングの2種のねじ締めを、3次元的な位置、軸との角度位置も変えながら、少しずつ慎重に行って、総合的にトルク変動が少なくなるように極力調整しました。アルミ板の僅かなねじれは発生しますが、ここで妥協です。また、日時が経つにつれ、挙動も摩擦トルク変動も安定化しているように感じます。

偏心・曲がり調整は、12ミリ径ズンギリねじ軸の場合に特に難しかったです。ショップが企画販売している20mm径のステンレス製軸を使用する方がかなり精度が良く、吉と感じました。

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ベアリング外面が球面になっていますが、ケースとの滑りは渋めで、赤道儀モードでオートガイド中に、調芯のためにククッと滑ることがあります。かえって瞬間的な両軸同時跳躍的動きが発生する原因となっている可能性もあると感じています。しかし、ガイド撮影時間の中でそのような現象は比較的希なため、全体としては、メリットが勝る印象です。

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緩み止めを入れ、位置調整しつつアルミパイプを圧着することで、軸の曲がりを軽減すると同時に、不慮の軸の緩み回転をほぼ排除しています。

いくつかの試行錯誤を経て、今はこの形で落ち着いています。

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5.オートガイドに与える効果:良いんじゃない?

まず、改造前、赤緯軸の補正を最大の100%・1秒周期、にして、あえて力いっぱい不安定にしたものです。極軸は合わせていなので、3度くらいずれていると思います。

赤緯軸の静摩擦が大きいためと思われ、モーターの回転力が長時間溜って限界を超えると、ズズッと大きく補正し、大きく行き過ぎます。

ハンチングとでも言うのでしょうか? 大局的には時間遅れと高ゲインによる不安定な状態と言えましょう。

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改造後。同じく極軸合わせ無し、ゲイン100%・1秒周期も同じです。グラフの縦軸値が半分になっていますので、ハンチングの幅が40%くらいに減少したように感じます。滑り始めるまでの力の溜めも改善されるようですが、もっと大きな改善は、突き抜け(オーバーシュート)がほとんど抑制されているらしいことです。

補正板を付けていなかった時には、鏡筒の向きに合わせて偏荷重が偶然うまくいくと、とても良い赤緯軸ガイドをする瞬間がありました。しかし、長続きしませんでした。それに比べ、改造後は、どんなときでもある程度良い赤緯軸挙動が見られる印象があり、自分的には、改善されたと感じています。

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でも、飛び跳ねることがあります。原因不明。

ベアリングの調芯機能でククッとなるときがあるため?

極軸が外れた状態でマルチスターガイドしているため?

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パラメータをいじってみます。この場合、ハンチングはありますが、反対側へ大きく突き出すことはありません。

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極軸を大体合わせ、フィードバックの周期やゲイン等の設定がうまく行くと、ハンチングが消え、かなり良いです。

(このときは、誤って恒星速ではなく月速で追尾してました。なのでDECが補正しまくり(笑))

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6.参考:改造前赤緯軸受けの構造についての所感、赤緯軸安定すべきと思う理由

今回工作中に直径20mmの軸を上下に振らした写真2枚を重ねました。ガタ抑制のネジ締め付けは最弱にした状態ですので、ガタが目一杯大きく出ています。赤い印の差がガタです。この場合、角度にして2度くらいありそうです。

冒頭記したように、一般の使用であれば、多少のガタは特に問題ありません。価格、機材キャラクター等を総合して、バランスがとれた構造と思います。

しかし、小生のような、AZ-GTiで焦点距離1200とか1500mmでの直焦点オートガイドするには、ここは無視できないです。

また、プレートソルビングによる自動導入補正をいつでもすればよいのかもしれませんが、単純な自動導入においてテレスコープ・ウエストとイーストが入れ替わると、軸がガタのため動くのでしょう、鏡筒の向きが3度くらいずれるのは普通です。

また、風などの外乱に対し、縦入力でも横入力でも、斜め方向に大きく振動する傾向がありました。(今回改造では、この点は剛性が向上したと自負しております。)

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このガタは、滑り軸受であること、製造上必要な公差、等のため、必要なものです。

蒸気機関車などの大重量滑り軸受の場合は、2か所で車軸を支えているし、良い方法です。

しかし、この機材の赤緯軸受は、摺動壁面がかなり狭い(10mmくらい?)単一の滑り軸受です。つまり、片持ち構造であることから、テレスコープウエストかつ東偏荷重などして、荷重中心が摺動面から外れると、赤緯軸がかなり傾き、摺動面が線・点接触的になり、同種のアルミどうしの超高圧接触的になり、油膜も酸化膜も破って金属アルミ同士が接触摩擦し、不安定かつ大きな摩擦係数を生じる状況が出始めるのではないかと思います。結果的に大きな静摩擦力から小さな動摩擦力への切り替わりが起こった瞬間に、ギアトレーンに溜まった力が一気に開放され、赤緯軸オートガイド不安定(主にハンチング)の原因のひとつになっているのではないか、と小生は感じています。

なお、AZ-GTiの極軸回転摺動部分の界面において、アルミ材同士で摩擦攪拌接合的な複雑な何かが起きて、危機的固着が発生したことを小生は2回経験しており、同じ金属の摩擦は要注意と思っています。

滑り軸受締め付けの構造:手前に、赤緯軸を筐体に圧着するために締め付けるリング状のネジとテフロンリングが写っています。

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摺動面の壁は、約10ミリ厚くらい。

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軸です。

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赤緯軸を筐体に圧着するために締め付けるリング状のネジを調節することで、ガタをかなり抑制することが可能です。しかし、副作用として、ネジを締めすぎると回転が渋くなりすぎ、オートガイドの修正開始がますます時間遅れして、ハンチングも悪化し、かえってガイドが悪化する印象があります。

逆に、ねじを緩くすると、荷重状況によっては回転はおどろくほど楽になりますが、赤緯軸を動かすと赤経軸にまで影響して傾いてしまうことがありました。例えば、高倍率で灯火などを見ながら赤緯軸を上下すると、いわば、ひし形のヒステリシス状のブレを生じた経験をしています。緩め過ぎてもガイドエラーが大きくなる傾向を感じました。

また、長時間オートガイドを続けていますと、油膜が切れてくるのか、静止状態から回転開始する際に滑りが悪く、これまたハンチングを生じる印象がありました。

総じて、赤緯軸の回転を緩くかつ軸のガタを減らすことが良いだろうと思いました。これが今回改造の理由です。

 

(了)

2022年6月18日 (土)

今日も全力NEWTONY君:雲中の惑星フルパレード

1. 2022年6月、惑星フル・パレード。

あそこにいろんな探査プローブが行ったのですなあ。

奇跡的に薄雲や晴れ間の時間帯がありました。

最近工作した機材で全力です。

双眼鏡も使用しましたが、あまり見えませんでした。

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2. 機材

レンズレス・シュミット化NEWTONY君にASI533MCP装着という暴挙。

(というより、強度上の理由でカメラに鏡筒を装着しています。)

フード口径僅か41ミリ、焦点距離200mmです。斜鏡の遮蔽もあり、フラットの困難性と光量不足があります。

AZ-GTi赤道儀モード、赤緯軸安定板2号装着。

ASIAIRがぴったり載りました。

惑星撮影は、全てライブスタックです。月は1枚撮りです。

なにせ鏡筒固定は針金と輪ゴムです。

QBPフィルタを取り外したり分解すると、ピント・光軸の再調整がとても面倒なので、最近は付けっぱなしです。

なので、更に光量不足です。

撮影画像はすべてトリミング無しです。

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3.御写真

以下、東から西へ順に載せます。撮影順序ではありません。

 

4.水星と地球の風景

自動導入(明るいし雲もあったので、プレートソルビングによる自動導入は効きません。)して待機。

すると、樹木の向こう、雲から不意に現れました。

すごく微かで見つけたときには、「おっ」と感激しました。

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5.金星。雲に負けない光量です。

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6.天王星

小口径、焦点距離200mmです。さすがに衛星は感じられません。

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7.軍神マース

すぐ右下に二重星。調べたら、うお座Piscium77A/B、 離角32.9"、距離143光年

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8.木星。ガリレオ衛星も。

光軸合わせが難しく、なかなか光条が揃いません。分解したくありません。

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9.海王星

QBPフィルタですが、青く感じます。

MAK127などの5インチ長焦点鏡筒と異なり、トリトンは無理でした。

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10.土星

タイタンが写っています。

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11.雲越しの月

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12.おまけ

冥王星にもトライしましたが、すごく強調しても、残念ながら、確認できません。

絞り、斜鏡等のため、複雑なかぶりが生じます。

フラット補正が難しいです。変な模様がでます。

更に、数時間で光学系の総体位置が微妙に撓むため、撮影直前にiPADを絞りの前に手持ちでかざして頻繁にフラット撮影するのが最も良さげです。幸い、20秒間くらい筋力持ちこたえればASIAIRで撮れます。

斜鏡の位置や回転は、ほぼ調整困難です。

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珍しいフル・パレードのチャンスを、自分なりの機材と技量で味わいました。

ささやかな機材ですが、おそらく、唯一無二、自分なりにずっと心に残る明け方だったと思います。

(了)

 

2021年9月 8日 (水)

今日も全力GTi:ばらばら悶々

本記事は、毎度のことながら、改造を推奨するものではありません。

AZ-GTiでこうしたらこうなったという情報提供です。

改造は、自己責任です。

なお、品質管理に若干の不足は感じましたが、小生がAZ-GTiをこの上なく素晴らしい機材のひとつだと思っていることには全く変わりありません。

 

0.お告げ

「また開けたいのだろう」「試したいだろう」「破壊したって、やらないよりは後悔しないだろう」「あなたの業は次の世に受け継がれるであろう」「部屋は汚いね」

あたかも昔のレーザー核融合実験装置シヴァの赤外パルスのようにエネルギーが脳裏を射抜いたのであった。「ああん」

 

経緯台モード専用にしている方の機体です。

まず、水平回転部主要部分。一緒にはずせます。

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1.AZ-GTiが、少し内部が変わったらしいことは、ネットで知りました。

新たに、ねじ穴が設けられていました。両軸ともです。

しかし、小生の場合、ねじは入っていませんでした。

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2.可動域を狭くする

AZ-GTiは、ウォームをウォームホイールにばねで圧着する構造をとっています。

しかし、外力が大きいとバネが負けて浮き上がり、バックラッシュの原因の一つになっています。(これとは別に、ギアトレーン由来のバックラッシュも大きいです。さらに、軸の隙間のガタ由来のものもあります。が、省略します。)

これはバネ浮き上がり抑制のために設けた穴と思われます。VIRTOSOも同様な構造で、ネジでクリアランスが調整できるそうです。

近場のホームセンターで、イモネジ(ホーローねじ)を探しました。もっとも短いのでも8mmで長すぎ。しかし、4本100円くらいだったので試しに買いました。

なお、M3,ピッチ0.5mmで、これは小生のMULTI COATING仕様のCELESTRON C5の副鏡光軸修正ネジと同じでした。

無理にねじを付けるとこうなります。アルミカバーの干渉部分を切除しました。

また、モーター・ウォームユニット固定ねじに使われる薄いワッシャー計4個少なくなっておりました。合理化判断されたのかも。

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3.調整

クリアランスをかなり狭くして、軸の回転挙動を試しました。

唖然。ゆるゆるな部分と、きつくて全く回転しない部分があります。

挙動を見ると、上下動回転軸が、傾いています。回転させると、眼で見ても明らかに、みそすり運動のようにウォーム位置が最大0.8ミリ上下左右にぶれるのです。

この個体は新しく、購入後それほど使用しておらず、滑り軸受の摩耗による軸形状変形の影響発生はまだ軽微だろう推測します。(そもそも、上下動部は、薄い1個のすべり軸受で持ちこたえるシンプルな構造です。しかし、当初から、小生は設計に無理を感じています。回転数もトルクも大きく、距離の離れた滑り軸受で大重量に持ちこたえるSL車両などとは異なると思います。)

これまで複数台の同機種を経験してきました。どれも多少のぶれはありましたが、今回のはハズレの部類の個体です。

大きなクリアランスのあるスプリングで圧着している理由が分かったような気がします。そうでないと誤差を吸収できないのです。

結論としては、本機体は経緯台専用とし、全周で引っかからない程度の狭さにイモねじを調整しました。無理な微動回転での破損を防ぐためです。

遊びが少なくなる水平から天頂まで約90度の範囲限定で星を追うという運用にします。

こうすれば、バネ起因のバックラッシュについてだけですが、かなり抑制されるようになりました。

そのため、アリミゾの固定ねじの位置が、通常と上下逆となることになりましたが、まずはこれで行こうと思います。

 

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4.水平回転軸について

イモねじの入る隙間が不足だったので、小生の部品取り用機体の真鍮製微動伝達ギアの固定イモねじを取り外して流用しました。

(イモねじ長さが2種類あったので、長い方を選択しました。ぴったりです。)

水平回転軸は幸い上下動軸よりもずっと精度よくできていたので、バネの浮きに起因するバックラッシュについてだけですが、とても改善されました。

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5.その他調整

(1)角度変化検出エンコーダのこすれ調整

上下動軸を回転する、シーシーと摺動音がするので、アルミ粘着テープを重ねたものを挟み、センサーを僅かに移動させ擦れないようにしました。

 

擦れてる図。これではセンサーが遠からずだめになると思

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補正のためにアルミ粘着テープを重ねたものを挟む

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(2)水平・垂直回転軸摩擦調整

以前の小生独特の調整では、ややゆるゆるだったので、不織布製リングと交換した岩田製作所のステンレスシムリングと筐体アルミの2つの摺動面に、グラファイト粉末(シャープペンシル芯の粉)を増量しました。

また、写真はありませんが、上下動回転軸については、不織布製リングにつけたグリスが過剰感があった(クランプ解除後にやや固着感あり)ので、拭き取りました。染み込んだ分は残ってますが、これくらいが良いかも。

 

グラファイト粉

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(3)微動モーターユニットの伝達ギアのガタ調整

努力したのですが、平ギアがこれまでと穴あけ径が微妙に異なるのかなにかで、イモねじを取り去っても、固くて、なんとしても軸から抜けませんでした。なので1軸分だけで気力が萎えて今回は断念。

 

 

6.雑感・妄想の羅列

(1)これまで、いろいろなウォーム周り等のトライをしてきた末の印象です。AZ-GTiは、製造上の大きな公差を考慮し、耐えられる設計になっていると感じました。

強度が貧弱な部分もあり、また、製品精度の品質管理に疑問も感じます。

しかし、かなりの低価格にも関わらず、スマホ等と連携した高度な電子制御により、そこそこな機械構造とあいまって、これまで遠かった天文台のようなことを容易に試せます。

これによって、わくわくな世界をライトな天文マニアに提示している、って気がします。やがてプロも生まれるかも。

(2)天文機材・画像処理とオーディオ分野に類似を感じます。
オーディオ分野でも、真空管の方が増幅素子としてはトランジスタよりも歪みが小さかったと思うのですが、トランジスタ、オペアンプなどのゲインと帯域が極めて広大なことから、ネガティブフィードバックを適切に行えば、きわめて歪みの少ないアナログ出力が得られます。さらにスピーカ類を除いて、デジタル化(サンプリングによる量子化とその処理)がほとんどになりました。

(3)日本には、類まれな素晴らしい機材のメーカー群があります。他方、昔とは桁桁違いに大量多様に、未来へ通じるであろうアクティビティや情報もネットで飛び交いかなり容易に入手できます。

(4)製品製造販売に加えて、他の地平を見渡す企業・団体も出てきた。(圧倒的多数派である一般大衆におけるニーズを開拓したい企業を支援するビジネススタイル、自らニーズ開拓する企業、輸入商社的機能で天文界への関与を良きにつけ悪しきにつけ模索しているかのような企業。等々。)でも、天文に打ち込んでるコンシューマーをがっかりさせずに大事にしてね。

(5)国内ブランド企業品であっても、輸入パーツ・製品と思われるもので残念な不良品を経験しております。仕入れ値や製造原価を低くして、併せて、在庫管理等企業財務も厳しくして営業・広報もしつつなんとか収益確保努力しているように感じるところも。また、一般に、国産の場合であっても不良品は当然一定程度有るでしょう。

(6)ベンチャー自動天体望遠鏡と組む重工系光学メーカーも現れた。冷静に未来への可能性と潮流を見ているのかもしれないなー。

(7)ゲームや映画やアニメにはSF的要素溢れてる。物理との整合性は置いといて。道具はデジタル要素を得て、地平が圧倒的に広がった。

(8)いろいろあっても、どうしても、小生には、未来が可能性いっぱいで肥沃に見えるのです。あとは、やりようだと思います。人口減少なんかも、対処は多様なモダリティがあるでしょう。SF小説では、遥か古典ですが、惑星オーロラなんてデザインもありました。(アシモフ「夜明けのロボット」「ファウンデーション・シリーズ」他)

 

(了)

2021年8月28日 (土)

今日も全力GTi:経緯台専用チューン(スーピタ化)

*******改造は自己責任です。推奨ではありません。壊れることあります。メーカー保証が効かなくなるリスクが有ります。本稿は、皆様へ単なる「こーなった」という情報提供であります。*******

 

 

0.「あ”あ”あ”」

小生はAZ-GTiを4台経験しております。

現在稼働中は2台です。

たいへん楽しく、回転音や精度等がそれぞれ異なり、個性個体差が大きいモデルと思います。

 

1.わたしのAZ-GTiライフ

初号機:

購入後数か月で動かなくなり、無償交換対象。(シュミットさん、ありがとうございました。)唯一内部無改造。

ん十年前、就職して中古で購入した高橋D型は、2年前にCATさんへ旅立たせました。白鳥のように美しいすばらしい機械でした。

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2号機:めたりっこちゃん(フルスペック)

初号機の無償交換として到来。中から出所不明のネジが転がり出してきたのも思い出です。

水平回転ウォームギアを無謀な擦り合わせによりガタガタにしてしまう。過積載・酷使を経てお疲れになりました。引退し部品取り用の隠居生活です。リング4枚すべてをステンレス製に交換。

他にも改造多々。最も手を加えました。赤道儀としてだけでなく、経緯台としても使用しました。

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グリスと混合した研磨剤。これでウォームを削りすぎてガタガタになってしまいました。

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怒ってる、めたりっこちゃん

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何にでも使えます

ASIAIRproとの相性抜群

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いろいろな鏡筒がお友達

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ISSスマホ動画に挑戦

Opening 

 

 

3号機:めたりっこちゃん(ライトバージョン)

初号機初期不良交換と同時に、スペアとして購入したものです。リングは2枚を岩田製作所製のステンレス製に交換。

「ライトめたりっこちゃん」。

経緯台・赤道儀として酷使、痛んだので、1号機の良好な部品と合体して新生3号機状態です。ISS追尾機として大活躍。

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ISSを待つ

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ベランダにて

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4号機:マイルドめたりっこちゃん

VIRTOSOを我慢した反動で先ごろポチリました。

ISSをSatelliteTrackerで自動追尾する場合、接近するにつれ、各種誤差で視野からISSが急速にずれてくるので補正が必要です。しかし、PCアプリでの補正操作は目をアイピースから離す必要があり、困難です。実際は、アイピースを覗きつつ、鏡筒をフリーストップ経緯台的に僅かに動かして補正しつつ観望しています。

無改造では、軸のクランプフリー時の回転がかなり渋い個体だったので、今般、ISS自動追尾観望を主目的に、マイルド改造しました。

目指せ「スーピタ」!

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2.今回の作業風景

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水平回転軸のステンレスリングは、改造初日、グリスがあまりに少なすぎて、しばらく回転させると、ザリザリしはじめました。開けると、写真のように金属同士の摩擦界面がひどく荒れてました。

そこで、細かい紙やすりでリングや筐体やギアの荒れを丁寧に除去し、やや多く(それでも、ごく少量)の潤滑剤を塗布して滑らかにしました。

潤滑は、リチウム系グリスにグラファイト粉末混入したものです。(例によって、シャープペンシルの芯をカッターで削って作る粉使用)

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グリスが自分としては多めな分、クランプのストッピングパワーが小さくなるので、赤道儀としての使用には不向きです。経緯台専用チューンです。

垂直回転軸のスペーサーは、不織布のままですが、グリスをしみこませて、滑らかなスーピタ感を目指しました。

経験としては、経緯台では、水平回転軸だけスペーサーを交換(及び少し潤滑)するのが簡単でベストな選択と思います。また、上下回転軸のスペーサーは、たっぷり潤滑が良いと思います。この処方は、かつて、かなり昔にLambdaさんが岩田製作所さんの超剛金シムリングをご紹介し実践されていたように思います。素晴らしい分析・未来判断をされる方だと思います。

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3.結果

フリーストップでのスーピタ極めて快感です。小生所有のスコープテックZero以上と自負しております。

 

これにamazonで安価だったスティックPC(Samさんやnabeさんご購入と同種のものと思われます。)やRYOさんご使用のと同じ小型無線ルーターを付けています。機材をベランダに出して窓ガラス等で電波が弱くなる状況であっても、ルーターを室内にLANケーブルで伸ばすことにより、安定操作しています。

スティックPC(Win10pro)には、SynScanpro,SatelliteTracker,PreviSat,SharpCap,Cartes de Ciel,All sky plate solver,ASCOM関係のもの等を入れてあります。WiFi経由で、iPadでリモートデスクトップ経由で操作しています。なお、SatelliteTrackerにはWinPCが必要であり、また、経緯台運用になります。

SharpCapは、インストールした各種アプリをつなげて、経緯台モードであっても、プレートソルビング自動導入・導入誤差いっぱつ補正も可能で、とても便利です。

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”全てのAZ-GTiオーナーに福音あれ”

(了)

 

2021年2月26日 (金)

今日も全力GTi:ノートパソコンからUSB経由有線接続してみる

この記事は、好奇心旺盛な方々のために、初心者である小生がやってみた記録の情報提供です。うまくいかない場合もあるでしょう。類似行為を推奨するものではありません。仮に関連した試みを実行される場合には、あくまで自己責任です。また、誤り等あるかもしれませんが、ご容赦ください。

 

1.シンプルかつ通信が途切れないようにしたい

SamさんがCMOSカメラとの接続ケーブル1本だけで軽快に運用する素晴らしさを発信していらっしゃいます。

ほしぞloveログ:(多分)一番シンプルなプレートソルビング

 

小生の場合、ベランダ使用で電波がときどき切れます。

そこで、既に実践・ご存知の方は多いと思いますが、

AZ-GTiを、SKYWATCHER社のUSBドングルなどの、自作、市販のUSBシリアル変換アダプタで有線制御して見ました。

なお、SharpCapで原因不明の注意やエラーのメッセージがときどき出ますが、小生は無視しています。

(このブログ記事がシベットさんのご期待にいくらかなりとも合えば幸いです。)

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PCで有線制御、冷却CMOSカメラ(ASI533MCpro)の画面(USB2.0でも繋がりました)(12ボルト冷却電源及びAZ-GTi電源はASIAIRproを給電ハブ専用に使用。)

小さい方のモノクロカメラにもつながります。

PCは、10年くらい前のをSSD化、Win7化したもの。やや非力ですが、マイナス10度であっても、液晶画面が薄くなりますが、動作順調。さすが日本製。

おや? SharpCapのプレートソルビングの日立マークスイッチが右下の十字左下にありますね。(プレートソルビングは、事前に関係アプリやASCOM等設定を行い、正常に動くことが前提です。)

 

 

2.今回接続確認した3つのアダプタ

いずれも、ASIARpro有線制御目的に導入したものです。

上:自作。アダプタ本体(DSD TECH SH-U09C USB to TTL ADAPTER)をアマゾンで購入。去年5月。

中:FLO社のLynx Astro FTDI EQDIR USB Adapter for Sky-Watcher AZ, GTi Mounts(https://www.firstlightoptics.com/で購入。国際郵便で届きました。)去年5月。

下:SKYWATCHER社USBドングル(短いケーブルは付属品)。シュミットさんから購入。手持ちのUSBタイプBケーブルつけました。

Img_3227

 

 

3.デバイス・ドライバーをインストールする

WindowsPCの場合、AZ-GTiは、PC上のSynScan proから制御されます。初期設定は無線ですが、USBシリアル変換ケーブルで有線化できます。

ただし、WindowsPCには、それ用のデバイスドライバーを入れる必要があります。以下に、使用機材とそのデバイスドライバーのインストールについて記載します。

 

(1)自作アダプタ及びLYNXアダプタの場合

〇自作の場合

「DSD TECH SH-U09C USB to TTL ADAPTER」の使用ピンは3本のみです。電圧は3.3ボルトを選択しました。

ピンプラグ(付属していましたが、工作には別途手元にあったものを使用。)を何十年ぶりかでホームセンターで買ったモジュラーケーブルにハンダ付け。黒い絶縁テープの下にヘタクソが隠れています。

自作は、ネットに国内外いくつか情報があります。それを見てピンの役割を割り当てました。

例えば、Cloudy NightsのLognic04さんのこの記事

Img_3264_20210226133101

 

 

別のFT232使用のアダプタ。これも動いてます。

Img_3268_20210226134201

 

 

〇 Lynx Astro FTDI EQDIR USB Adapter for Sky-Watcher AZ, GTi Mounts

ネットで英国の望遠鏡店FLOでポチりました。

Img_3267

 

 

(2)ドライバーのインストール方法

自作もLINXのアダプタも、おそらく中身のICは共通(FT232)です。

比較的新しいシリアルバスであるUSBを、RS232という昔の規格のシリアル信号に変換するIC、ということらしいです。

先に書いたように、WINDOWS系PCでは、素のままでは動きません。(デバイス)ドライバーという指揮命令通訳さんを入れる必要があります。

ASIAIRproみたいなラズベリーパイ系とか、あるいは、UBUNTU等UNIX系のものは、もともと対応しているのが多いみたいです。(ですから、ASIARproでは、どのアダプタも何の苦労もなく有線接続します。)

 

WINDOWS用のドライバーは、WINDOWS UPDATEで自動入手できるらしいのですが、小生のPCでは永遠なくらいに検索中リングが回転し続け、諦めました。なので、ネットから直接ダウンロードしました。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして起動し、順次の指示に従ってインストールできました。

このあたりの方法は、ときどきネットで拝見しているすごい電子工作の方の素敵なページを参考にしました。

「しなぷすのハード製作記」

S1 S2

 

FTDI社のダウンロードページです。

S3

 

 

(3)SKYWATCHER社USBドングルの場合

SKYWATCHER独自のドライバーのインストールが必要です。

Img_3265

このドングルがASIAIRproで簡単に使えることは「Masa@ZWO沼の住人」さんのyutubeで最近知りました。Windowsからも使えるだろうと気づきました。また、おそらく、最も入手も使用も簡便で、LYNXアダプタよりも安価と思います。

初心者でもわかるAZ-GTiとASiair PROの接続設定とSkySafariでGoTo ゆっくり解説

このドングルのためのWINDOWS用ドライバーは、SKYWATCHER 社からダウンロードできます。

Windows Driver: Prolific USB-to-Serial Device Driver

ダウンロード後、ダブルクリックして、指示に順次従って、専用のドライバー(Prolific USB-to-Serial Device Driver)がインストールされました。

 

 

(4)デバイスが正常に動作してるかを確認する

ドライバーが正常にインストールされると、こうなりました。

3つのアダプタをすべて繋ぎ、デバイスドライバーの状況を見たところです。

ポートのところをご覧ください。

Prolific USB-to-Serial Device DriverはSKYWATCHERのドングル。

あとに続くUSB Serial Port(COM4)とUSB Serial Port(COM6)は、自作の及びLYNXアダプタです。

Img_3272

 

 

3.PC上のSynScan proからUSBシリアル変換アダプタ経由でAZ-GTiに接続する方法

AZ-GTi及びPC間にアダプタをつなぎ、PCとAZ-GTiを起動して始めます。(安全で正しい起動順序はわかりません。ごめんなさい。)

(1)SynScanproを起動し、Settingsを開きます。

Img_3230

 

(2)設定手順

〇Connect Settingsを開き、タブを従前のNetworkからSerialに変更します。

〇しかる後、Serial Port Nameの中から、繋いだアダプタのものを探して選択します。画面は、COM4を選択した例。

〇最後に、Backをクリックします。これで変更が保存されます。

〇SynScan proのメニューに戻り、Connectをクリック。うまくいけば、AZ-GTiが見つかります。

〇目的に応じ、AZモードまたはEQモードを選択して、接続します。(EQモードは、事前にAZ-GTiそのもののファームを赤道儀対応のものに入れ替えておかないと表示されないと思います。赤道儀化は自己責任。)

Img_3228_20210226144601

Img_3229

 

使用した感じは、まだ経験不十分なので、そのうちに記事にするかもしれません。

SharpCapは、ASIARproとは異なった使用感です。

Platesolv_asi533_virgoa

Feature_eq5error_300pct

(了)

 

2020年8月21日 (金)

星雲試写:レンズレス・シュミット化NEWTONYくん、SV305レス改造仕様

軽量お気楽

レンズレス・シュミット化NEWTONYくん、フィルターレス改造SV305、AZ-GTiとASIAIRproをEQMODケーブル接続、iPADでASIARproに5Ghz高速接続。

1.使用機材

Img_5240

架台は、AZ-GTi赤道儀モード、超剛金改造メタりっこちゃんです。

超軽量(三脚、鏡筒含め、写真の全部で7.1㎏)です。ウェイト軸だけでバランスとれてます。

 

 

ASIAIRproとAZ-GTi間は、自作USBシリアル変換ケーブルでダイレクト接続です。(EQMODケーブル)

写真は、ケーブル1号機。今は基盤がプラケース入りの2号機を使用中です。

Img_4920

これにより、ASIAIRproとAZ-GTi間の2.4GHz接続の呪縛を回避できました。すなわち、操作端末(iPAD)と高速5Ghzでの接続が選択できるので快速にできます。

EQMODケーブルは、英国から直輸入もしてみました。当然正常動作しました。他方、ネットでAZ-GTiのマニュアルやCLOUDY NIGHTSの記事等でピンアサインを調べて、より安価に自作もできるようだったので、それもやってみました。いろんなパーツや製品がネットにはあり、ポチれます。選択肢の広い、良い時代になったものです。

撮影用のSV305は、別のノートPCでSHARPCAPproで操作します。

SV305は、光学ウィンドウ除去改造済。シベットさんが素晴らしい記事をお書きになっています。

空は明るく、木星と土星くらいしか見えないのですが、完全フィルターレスで何が写るのか、試写しました。

 

 

2.第一夜:M31

(8秒露光を5分間くらいスタックしたものを4セット、総合計約20分間分を加算平均後加工しています。darkあり。YIMG,ニコンcaptureNX2。使用ソフトは、以下すべて同じ。)

 

M31test

 

わかってます。でも、小生は、写っただけで嬉しいのです。

超素晴らしい画像には、いつ到達できるものやら・・・・小生にはあまり向かないようです。

むしろ、変化、それも位置を微分した速度とかあるいはさらに微分した加速度、さらに加加速度といった刹那的なそよ風が心地良いようです。

でも、へんだなー。片方が明るい。街灯や車で明るい影響か?

ノイズ激しいなあ。CMOSカメラは奥が深そうです。

 

3.迷光・漏光対策

Img_5252

ファインシャットにより、プリングルズの延長筒内面を、この上なくブラックにしました。赤外線にも有効らしいです。

接眼部の反対側の鏡筒内面にも張り付けました。

 

よし、これでOK。

のはずが、筒先からよーく覗き込むと、何やら僅かの青緑色の漏れ入る光が・・・・

で、追加の対処です。

アルミ箔粘着テープで、側面開口扉の僅かの隙間及び、接眼部付近のプラスチック肉薄部を透過する光をシャットアウトしました。

また、延長筒の接続部も同様にアルミ箔粘着テープで遮光しました。

メンテナンス性は落ちましたが、これで漏光は防げます。

Img_5243

 

また、簡易ファインダーとして、奥さんから貰った紙筒を輪ゴム等で固定しました。

天体の導入時には、光軸を合わせたASI120-MMSでプレートソルビングし、フル自動でSV305の小さな撮像素子上に導入されます。

2回導入動作させると、ほぼど真ん中です。感激物です。

Img_5247

 

4.リベンジの第2夜・第3夜

①M31:よし!

(32秒露光を5分間くらいスタックしたものを4セット、総合計約20分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

いろんなノイズが課題です。

M31_4_yimg_cnx2

 

②らせん星雲

存在がわかる。千葉や東京方向、低空の明るい空、絞り口径41mmでも映るんだあ!

ASIAIRproのプレートソルビング機能が無ければ、導入は絶対無理です。素晴らしい機能。

そもそも、ベランダに目測で設置してるので、極軸がいい加減なのです。

スケアリングや絞りの位置等がずれてるのがわかりますなあ。

(32秒露光を5分間くらいスタックしたものを2セット、総合計10分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

Test_rasen_stack_16bits_38frames_1216s

 

③プレアデス:青い散光星雲は写りませんでした。

(32秒露光を5分間分くらいスタックしたものを4セット、総合計約20分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

 M45_4_yimg

 

④オリオン座M42:明け方にはもう見える

フィルターレスの影響でしょう。通常青い部分も、桃色から白色です。

(8秒露光を5分間くらいスタックしたものを3セット、2秒露光を5分間くらいスタックしたものを2セット、総合計25分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

 

M42_3_2_yimg1

 

⑤亜鈴状星雲

一回の露光が32秒ならば自動スタック効くのですが、それ以上にするとignoreばかりで、自動スタックされませんでした。

なので、ASIAIRproによるオートガイドの精度に任せて、64秒露出11回を単純にスタック、延べ704秒間露出の1枚画としてみました。

darkあり。

ガイドの精度は、RMS2秒角程度。荷重が極めて軽いためか、いつもより高精度でした。

上が元画像です。赤青緑の輝点ノイズがひどいです。これをごまかして、なんとかしたのが下の画像。

ノイズ除去で星が少し太った。

CMOSカメラの各種パラメータは、試行錯誤中です。むずかしいです。

淡い天体は写りにくい感触もありますが、小生の技量不足や空の光害もあり、わかりません。

ディザリングも、機材精度のため果たして可能かどうか不明ですが、試したい気も少ししてきました。

真上は良く晴れて2等星まで見えました。

 

Stack_32bits_11frames_704s_org Stack_32bits_11frames_704s

SV305でこれだけ楽しめるのですから、小生の前にCMOSカメラ沼が広がる危険地帯を感じました。

なお、広告では、SV305は、pro仕様(冷却ではない。ASCOM対応。)が出るらしいです。PHD2に使えて便利そう。日進月歩。

 

(了)

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