Links

無料ブログはココログ

星まつり

2022年11月30日 (水)

怒涛の11月(その3:終わり)八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ2022

小海町星フェスについては、多くの方が既にブログ等で書かれています。遅ればせながら小生も少し。

 

(0)巻頭に

  • 企画・運営・参加されたすべての皆さま、ありがとうございました。楽しかったです。参加できてよかったです。
  • 今年は大型機材が中央に集まっていて、巡りやすかったです。
  • いろんな方の小型機材に実際に触れられて面白かったです。
  • フリマが一列に配置されていて便利でした。
  • ボランティアの方々が一生懸命活躍されていました。
  • ワクワクする小型望遠鏡など子供にすてきな景品がいっぱいでした。また、外れてもお子様など希望者にはお菓子が配布されました。太っ腹シャトレーゼさん!
  • ホテルのフロントはじめ職員の方々ありがとうございました。お疲れ様でした。食事美味しかったです。
  • 様々なご関係者様、おかげさまで昨年よりも運営が滑らかだったと思います。不平トラブルも特に聞きませんでした。
  • ご家族(ワンちゃん含む)で遠路泊りがけで参加されている天文マニアの方々も散見されました。良き良き。
  • キャンプエリアが面白そうでした。若い&心若い多様な方々。
  • ツイッターなどネットで活動していらっしゃる方と沢山お会いできました。名札あると分かります。分からずにすれ違っている方は、なおさら多かったに違いないです。こういうコミュニティの輪が広がってきたのには、天文リフレクションズさんの功績が大きいのではないでしょうか。
  • 講演会では、電視観望を実際に取り組み始めたと思われる方々との真摯な質疑とか、超都心でも天の川を写せる驚きワクワクを、いろんな方々に楽しく伝え広げるとか、いろんなチャンネルでの星世界アウトリーチ拡充を実感した気がしました。
  • なによりもテレスコ工作工房の斎藤さん、要石としてあらゆる場面でほんとうにお疲れ様でした。しばしご休憩くださいますように。

 

********************************************************

(1)11月10日午前、小生は、軽自動車に頻尿非常用の尿瓶(しびん)を積み、茨城県から高速をへろへろと、ぐんまー国へ向かうのであった。人間やれるときにやれることをやっておこう。段々難しくなります。

お昼ご飯は本店で峠の釜めし。るんるん。シルエイティありました。

Fhlrkgbuoaelyqi

Fhlrk7quyaaspeb

 

(2)10日夕刻到着。良い天気。私は開催日を1日間違っていたかもしれない。

Fhmmteuvsaaaa1j

 

Oさんの、素晴らしい機構。ウォームが2か所で接触し、ガタを防ぐ。自作2インチ双眼装置、自作アポダイジング・マスクも見せていただきました。

Fhp6opdauaaebh5

 

 

(3)11日、斎藤さんのもと、天文ボランティア多数協力で短時間でテントが設営されました。
天文マニアは意外と体育会系なのかもしれませんね。

utoさん(とヤング2世さん)、ぼすけさん、さとしさん、RYOさん、XRAYさんはじめ、HN存じ上げている方多数いらっしゃいます。ヒロノさんは足を痛めていらっしゃいましたが、率先してご活躍。ツイッターでは、遠隔地から渋滞にもめげずマニアックな方々が集まりつつあることがうかがえました。

ああ腰が痛い。テント脚押さえアルミウェイトは相当大きな赤道儀に使えそうだと思いました。

Fhq27i7akaef1i7

 

(4)11日夜、古スコ懇親会

ああつ! 口径66cmのヒロノさんだっ、Samさんだっ!、カラフルMAXY双眼とNEWTONY三味線があるっ、5cmブラックすばるだっ!、某会の工場長様だっ!(昼間に駐車場でゴールド輝くデラックスゴージャスなハーモニックドライブ架台とやはりハーモニック化タカハシD型架台をつんつんしたところ、小生機材と別世界のあまりの高剛性に驚愕しました。)、utoさん2.5cm電池時計駆動ヘール鏡っ、5cm漆調工芸品があるっ、渋いRYOさんのタカハシP2があるっ、M-neoさんの巨大なガッチリ自作金具ATLUXがあるっ、美しいMARK-Xとカーボン鏡筒によだれが垂れますっ、ずあいすうっ!、ダウエルの会社銘板がっ! PCでプレゼン、ちから入ってるう! ・・・・・

全日程通じてHN存じ上げていてもリアルにお会いするのは初めての方が多い。人見知りもあってお話しあまりできず。

お名前お聞きしても小生の脳内RAMは100バイトしかないので、すぐあふれてしまいました。ごめんなさい。

ちょっと疲れたので途中で退出。小生の展示機材はこれです。

MARK-X手動ガイド減速ギア流用FC65, 強化改造AZ-GTi, レンズレス・シュミット化NEWTONY, TANZUTSU嬢

Fhspbqrvuaa9oul

 

(5)11日夜:快晴:気流良し

大型機や特殊な機材がいっぱい。こんなに土星のカッシーニの隙間が良く見えた晩、木星の縞のうずうずが良く見えた晩はありませんでした。

Fhscjyquoaa5n7w

 

(6)12日、快晴

じろーさんの太陽望遠鏡。素晴らしい。最高の太陽面でした。(スマホでは写らない)。良い太陽用機材でしっかりした方が運用指導すれば、太陽はこんなにも安全かつ感動的なものなのか。

Samさん、RYOさんの講演会も聴けました。サジモトさん御夫妻アクティブかっこいいなー。TYoshidaさん紳士~(*´▽`*)

ダウエル帽子も買えました。お目当てのヘリコイドも買えました。

マリーチさん御一行にもお会いできました。シャインマスカット味サイダーありがとうございました。

ツイッターなどでHN知っていた方々の機材も見られましたし、いろんなお話も聞けました。Aramisさんご一家、けにやさん昨年に続きお会いできました。

体力払底、人多すぎてわけわかめ、初めてガスコンロ・コーヒー道具・お菓子持っていきましたが、巡回ばかりして戻る暇ありませんでした。

夜は、気流が前夜より悪くなりましたが、そこそこに見える瞬間もありました。Lambdaさんのミザール1/20λワインカラー鏡筒とスペシャルアイピースを堪能させていただきました。

月がすぐ昇りましたが、縁にはクレーターも見えましたし、一般のご家庭のお客様が主体であり新月期よりも好適と思いました。(ここは逸般の誤家庭の人だけではありませんー)

Fhzudfjamaehr_8

Fhzudijamaa4xd Fhzue_ramaewtyt

 

(7)13日

いろいろ楽しめました。ありがとうございました。

来年がどうなるのか分かりませんが、きっと、良い方向に進化・展開すると思っています。

後片付け申し訳ありませんがしませんでした。午前中に一足早く出発しました。(この後、グーグルマップさんの言うがままに、渋滞は回避するが自宅に一向に近づかない高速道網を徘徊しましたが、当初表示4時間を休憩ゆっくり約8時間かけてやっと帰宅)

Fhaiaixayaer_fb

 

 

(了)

 

 

怒涛の11月(その1):安価でも天文写真コンテスト初入選

 

久し振りのブログ、2022年11月のまとめです。小生にとって、一発花火・怒涛の一ヵ月でした。

 

1.人生初の天文写真入選だあ! (*´▽`*)

Stack25_light_kitaamerica_1800s_bin1_cnx

好奇心:レンズレス・シュミット・ニュートンで

(QBPフィルタの特性を考慮しつつ、赤くならないように仕上げました。)

サイトロンジャパン賞をいただきました。

選者の方々、天文ガイド様、ありがとうございました。
好奇心に駆動され、改造NEWTONY君で撮りました。3分×25コマ ライブスタックです。
ネットの皆様に教えていただいた、レンズレス・シュミット光学系(シベット様)、プリングルズのポテチ筒(マリーチ様)、AZ-GTi超剛金化(Lambda様)等々、皆さまからの知恵の賜物です。
世界はボッチであってボッチではないと思います。
ご関係されたすべての皆様にひたすら感謝です。

鏡筒のレンズレスシュミット化改造については、こちらです。

プリングルズ紙筒使用については、こちらです。

AZ-GTi超剛金化については、こちらです。

 

天文は結構機材に費用がかかります。コストに見合った素晴らしい結果も安定して得られます。

しかし、他方、NEWTONYは、接眼レンズやスマホアダプターもついて、現在約7000円です。すごいことです。

こころおきなく実験的なこと、破壊的工作ができます。応用も効きます。球面鏡の限界と特性を突いて、レンズレスシュミット化もできました。

小生は所有はしていませんが、兄貴分の高性能MAKSY60も14000円くらいです。星フェスで覗かせてもらいましたが、とても良いです。(双眼化改造すばらしい。)

同じ星フェスでは、珍しい国産レンズの、スコープテックさんのラプトルなども覗きましたが、これまた大変にクリア、シャープで大変に良心的な作品でした。

時代が古ーいですけど、小生幼少時には、学研の科学の付録の、シングルレンズF20くらいの画用紙丸めて作った望遠鏡で感激していました。(実に、就職するまで、図書館などで天文・物理・科学本を濫読したり、知人の機材は覗かせてもらったことがありますが、所有メイン機材はそれだったのです。)

もしも、小さいときにこういった安価・良心的・発展性のある機材に巡り会っていたなら、自分の生き方はどーなっていたのだろーなどと妄想することも、齢70歳台に近づく今でさえ、まま有るのです。

小海町星フェス2022では、景品に多数のNEWTONYの提供もあったようです。

「花咲じじい、枯れ木に花を咲かせましょう」

種子はやがて豊かな緑の大地をもたらすと思うのでありました。

 

(なお、ポータブル電源含む下の全機材構成では40万円程度ですが、鏡筒コストはその2%に満たないです。)

 

Img_6917_20221130103401

 

2.シリウスBチャレンジ

星ナビ12月号に、シリウスBチャレンジの特集(後編)がありました。(この号は、ISS狂拡大見開きページをかなり占有+カレンダー裏表紙「雨の海・ISS」という、某人工天体三人衆の方々御揃いのすごい号でもあります。)
シリウスBチャレンジ記事の中に、MAK127で撮影、ウェーブレット処理ギンギンの、心眼でならシリウスBが感じられる?1枚も使っていただけました。(ネット等で御活躍の数多の巨匠の写真の影にひっそりと)

Img_smallcrop

 

 

11月は、皆既月食と天王星掩蔽、小海町星フェスもありました。その2とその3に分けて書きます。

全て人生の良い記憶です。

 

(了)

2019年10月29日 (火)

小海町フィクションX

(注釈)この記事の読者は、写真とホテルの印象を除いて、内容が必ずしも事実ではなく、誇張や省略や歪んだ解釈であることを理解しなければいけない。

9713_24_maru_2l

M33 2019年10月27日午前00:13

ナトリウムランプ明るい小海町星フェス駐車場にて

素子面のダストの丸い暗影が取れないよ。

中央部約1500*1000ピクセルをトリミング

nikon D7100無改造 ISO3200 30秒*12コマ オートガイド無し

Ai nikkor 180mm ED F2.8 をF4に絞る

AZ-GTi赤道儀モード、雲台:剛健君、三脚:コンクリート・アルミスペーサー・エポキシ樹脂強化、もふもふスペシャル仕様

使用アプリ:カメラ内RAW現像JPGをYIMG、nikon CAPTURE NX-D,CAPTURE NX2等で加工

 

飛ぶ牛とホテル

Img_3596

 

Img_3599

 

お土産

Img_3619

「ただいまあ」

「・・・・・・(無音)」

「お土産買ってきたよ。往きの横浜のサービスエリアで買ったミルフィーユ。マツコデラックスの番組に出たらしいよ。苺で美味しいよ、きっと。」

「それから、柚子茶。買った若い人がおいしいって勧めてたよ、試したら、酸っぱくてほんとにおいしかったよ。」

「・・・・・・・・・・(口がとんがって位置がやや右にずれている。危険な兆候である。)」

「あんた、こっちは大雨で家の周りが水たまりになって洪水だったのよ。お隣よりひどかったのよ。あんたの黄色いバラの鉢を動かすのに苦労したわよ。トゲ痛いのね。」

「あ、ごめん。ありがとう。」

「銀行にいったの。記帳して、クレジットカードの年間利用額をまとめたら、〇〇万円っよ。こんなこと今までなかったわよ。あれに使ったんでしょう?あの趣味に。これにはまだガソリン代も含んでないのよ。」

「でも、これでも節約してるんだよ。今回だって、名古屋城のエビ天というか、金のしゃちほこ色の太陽望遠鏡をクレジットで買ってうれしそうなおじさんがいたけど、ほかにも、西東京の方らしいけど、鏡筒が30本もあるけど、奥さんは何も言わないって聞いたよ。」

「それは、奥さんに理解があるからとは違うわよ。あんた死んだらあれをどうやって処分するのよ。ベランダに洗濯物出すのに邪魔だし、ドアを開けるとレンズにほこりが入るって怒るし、今度はただじゃ置かないから。部屋いっぱいのガラクタを分投げてやる」

「それに、この間の市の集団健康診断の結果届いたわよ。糖脂質代謝異常で要検査、尿たんぱく、いろんなマーカーの異常(これは、継続して病院にいっている。)。血圧はまあいいわね。」

「まあ、お菓子でもたべようよ。道中、群馬県で買ったネギ味噌もあるよ。」

「今回泊まった「リエックスホテル」は、すごく食事がおいしかったよ。デザートも最高。ヨーグルトもおいしかったよ。温泉もあって、群馬県方向が開けていて、浅間山の噴煙や雲海たなびく様が最高だったよ。今度一緒に行こうよ。」

「そうですか。あんたがいない間、カフェオレ飲み過ぎて、パンやお菓子も食べて、でもコーヒー飲み過ぎておなかが痛くなったせいだと思うけど、体重は1キロ減ったわ。体操はしたわ。あんたがいるとストレスで太るけど、体重減ったのはいい傾向だわ。」

(小生は、ホテルでおいしいおいしいと腹はち切れんばかりにお皿を重ね、体を屈曲しようとすると口からジュースやコーヒーが噴出しそうになったことなど、話すことはできなかった。 けなげな、そして、大体は小生よりも正しい判断をする妻に深く感謝。)

 

(了)

 

 

 

2019年9月19日 (木)

星まつり

8月に初めて原村星まつりに行きました。というより、星まつり自体が初めてでした。

15センチアポクロマート屈折すげえ、大砲のような反射望遠鏡なんじゃこりゃあ、クリアな双眼望遠鏡ですね、紫が美しい無歪な接眼レンズ、ビンテージものかっこいい、太陽望遠鏡っておもしろいじゃん!、雑誌でしか知らなかったアクアマリンさん達がいるじゃないですかっ。等々、嬉しかったです。GOTOの新しい赤いマークXは、声で指示すれば無音で動いていました。これがとても見たかったので感激でした。初めてというのは、何でも印象が強いものです。

中でも、印象強かったのは、車が偶然お隣だったAさんで、何やらTシャツの登旗と赤いザリガニをお持ちでした。ブログで少し拝見していた大阪迷人会の方でした。ブログ如何にして始めるかとか、いろいろお話しをうかがいました。小生、今般ブログにとりあえず挑戦するエネルギーをいただきました。記念グッズまでいただきありがとうございました。

所用があり、2日目の午前で引き払いましたが、楽しかった。重力波の講演まで居られなかったのが残念。

*************************************************

引き続き、胎内星まつりに出撃。直進性がイマイチの軽自動車で茨城から新潟は、結構疲れます。

雨天や曇天で、草の広場にはほとんど機材が出ていませんでした。でも、GOTOのスカイマックス、タカハシの90sを出して、雨除けのプラ袋をかぶせ、天気に負けぬ根性が人一倍漂う一団があり、小生もAZ-GTiを広げましたが、雲は晴れません。ひとりでは寂しく、失礼とは思いましたが、声をかけさせていただきました。Wさんは、まったくの見ず知らずの小生を快く受け入れていただきました。そして、白い車でスッと到着されたのはHさん。なんと、中に66cmドブが積載されているとのこと。一人で組み立てる動画を拝見、圧倒的ぱわーです。初対面にもかかわらず、ビールやご馳走にも加えていただきました。みなさん、ありがとうございました。

暗くなったころ、Hさん達が連絡を取ったようで、なんと、いつかお会いできたらと思っていたSamさんがいらっしゃいました。(この世界は、偶然なのに不思議な巡りあわせを感じます。)

小生は、AZ-GTiを赤道儀モードで写真撮影に使用しています。なんとか実用に至るまで、多々失敗がありましたが、Samさんのほしぞloveログがいわばバイブルでした。

Img_3109_20190919031101

*************************************************

京都の「星を求めて」は、かなり遠く、とても迷っていますが、台風が来そうなので難しそう。

田村市や小海町には行きたいと思います。

 

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31