スマホなるものを導入する
小生宅はこれまでガラケーを使用してきました。
しかし、奥様いわく、「らくらくホンよりかっちょえーの欲すい」「益々時代に取り残され、いよいよ救いようのないじじばばになる」
で、御揃いのを導入したのですが、予約して行った携帯のお店で、へとへと長時間対応していただき、お店のお姉さん方も呆れていただろうなあ。(でも、同じような年配のお客さんが多かったです。)
具体的に何に使ってるかといいますと、
写真、どうぞ!
輝く赤い彗星、iPhone SE、伝染病対策ファンドへの寄付付きバージョン
双眼装置につけてお月さん撮りますっ
セレストロンC5です。悲しいかな、小生は眼が飛蚊症なので、普段は双眼で脳内ノイズ軽減しています。
光路中にわんさかプリズムやレンズがあるし、分路あるし、1.6倍バーロウも付けてます。
鋭像は期待薄。
倍率300倍くらいか?
スマホはNEWTONYくん付属の接続キットを使ってます。
接眼レンズ(10mm)
同一光学系で、構造の見える構造のアイピースも付属しています。3枚玉に見えます。
クラビウスっ
2020年10月26日
バースト・モードでタタタタと機関銃連写。
しかも最高望遠側ズームです。
気流の揺らぎで1枚ごとにクラビウスの小クレーターの形が随分歪みます。
YIMGで8枚加算平均するとボケるので、弱くウェーブレット処理すると、こうなりました。
NEWTONYくんのキットとアイピース、良く映ると驚きました。
「2001年宇宙の旅」の小説、映画を想起します。
広角端です。
同じくバースト・モードで連射し、
YIMGで16枚加算平均。
コペルニクスです。
視野中央部はかなり良い解像ですが、周辺部はいろいろ収差でます。
バースト・モードの10枚を加算平均
最大ズームの土星です。
月や土星はピントが合いやすい。
1枚では粗いですが、バースト・モードの10枚を加算平均すると、眼視に近い絵です。
木星です。
衛星も一つ入りました。眼視はこれより幾分精細に見えます。
火星はピントが合いにくいです。
オートフォーカスが安定しません。極冠も見えません。
オートフォーカスをキャンセルする方法があるのかもしれませんが。
眼視では、気流の良いときには、アリンの爪も見えるのですが・・・
気づきの点:
スマホの進化凄いです。
カメラ進化してます。
機械に心は無いですが、シリーさんはかなりのものだと思いました。
NEWTONYくん付属のアイピースは、視野中心ならばスマホコリメートが良く映るのにびっくり。
世の優れたアイピースに対し、最適化した位置で精度良く固定をすることが出来れば、スマホコリメートでも、かなりの月・惑星撮影ができそうです。簡単なのがメリットです。
将来的には、音声等による操作の全自動望遠鏡とスマホをOCULUSのようなデバイスに接続し、グリグリ観望できれば、視力や体力にハンディがある人々にも星の感動を与える福音になるかもしれないと思いました。
AZ-GTiは経緯台モードにすれば強度が高いし重い接眼部付けても不測の回転事故も避けやすいです。
加えてスマホとセレストロンのスターセンス・エクスプローラーがあれば、AZ-GTiのポイント・アンド・トラック機能もあるし、ほんとお気楽に鏡筒を振り回して眼視楽しめそうだな、と思いました。
スマホがあればスターセンス・エクスプローラーというものが使えるということは、奥さんには秘密です。
(了)
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