Links

無料ブログはココログ

« (続)はたらくNEWTONYくん:天体写真まとめ | トップページ | 怒涛の11月(その2):ラッキー! 皆既月食と同時に天王星掩蔽(衛星も) »

2022年11月30日 (水)

怒涛の11月(その1):安価でも天文写真コンテスト初入選

 

久し振りのブログ、2022年11月のまとめです。小生にとって、一発花火・怒涛の一ヵ月でした。

 

1.人生初の天文写真入選だあ! (*´▽`*)

Stack25_light_kitaamerica_1800s_bin1_cnx

好奇心:レンズレス・シュミット・ニュートンで

(QBPフィルタの特性を考慮しつつ、赤くならないように仕上げました。)

サイトロンジャパン賞をいただきました。

選者の方々、天文ガイド様、ありがとうございました。
好奇心に駆動され、改造NEWTONY君で撮りました。3分×25コマ ライブスタックです。
ネットの皆様に教えていただいた、レンズレス・シュミット光学系(シベット様)、プリングルズのポテチ筒(マリーチ様)、AZ-GTi超剛金化(Lambda様)等々、皆さまからの知恵の賜物です。
世界はボッチであってボッチではないと思います。
ご関係されたすべての皆様にひたすら感謝です。

鏡筒のレンズレスシュミット化改造については、こちらです。

プリングルズ紙筒使用については、こちらです。

AZ-GTi超剛金化については、こちらです。

 

天文は結構機材に費用がかかります。コストに見合った素晴らしい結果も安定して得られます。

しかし、他方、NEWTONYは、接眼レンズやスマホアダプターもついて、現在約7000円です。すごいことです。

こころおきなく実験的なこと、破壊的工作ができます。応用も効きます。球面鏡の限界と特性を突いて、レンズレスシュミット化もできました。

小生は所有はしていませんが、兄貴分の高性能MAKSY60も14000円くらいです。星フェスで覗かせてもらいましたが、とても良いです。(双眼化改造すばらしい。)

同じ星フェスでは、珍しい国産レンズの、スコープテックさんのラプトルなども覗きましたが、これまた大変にクリア、シャープで大変に良心的な作品でした。

時代が古ーいですけど、小生幼少時には、学研の科学の付録の、シングルレンズF20くらいの画用紙丸めて作った望遠鏡で感激していました。(実に、就職するまで、図書館などで天文・物理・科学本を濫読したり、知人の機材は覗かせてもらったことがありますが、所有メイン機材はそれだったのです。)

もしも、小さいときにこういった安価・良心的・発展性のある機材に巡り会っていたなら、自分の生き方はどーなっていたのだろーなどと妄想することも、齢70歳台に近づく今でさえ、まま有るのです。

小海町星フェス2022では、景品に多数のNEWTONYの提供もあったようです。

「花咲じじい、枯れ木に花を咲かせましょう」

種子はやがて豊かな緑の大地をもたらすと思うのでありました。

 

(なお、ポータブル電源含む下の全機材構成では40万円程度ですが、鏡筒コストはその2%に満たないです。)

 

Img_6917_20221130103401

 

2.シリウスBチャレンジ

星ナビ12月号に、シリウスBチャレンジの特集(後編)がありました。(この号は、ISS狂拡大見開きページをかなり占有+カレンダー裏表紙「雨の海・ISS」という、某人工天体三人衆の方々御揃いのすごい号でもあります。)
シリウスBチャレンジ記事の中に、MAK127で撮影、ウェーブレット処理ギンギンの、心眼でならシリウスBが感じられる?1枚も使っていただけました。(ネット等で御活躍の数多の巨匠の写真の影にひっそりと)

Img_smallcrop

 

 

11月は、皆既月食と天王星掩蔽、小海町星フェスもありました。その2とその3に分けて書きます。

全て人生の良い記憶です。

 

(了)

« (続)はたらくNEWTONYくん:天体写真まとめ | トップページ | 怒涛の11月(その2):ラッキー! 皆既月食と同時に天王星掩蔽(衛星も) »

コメント

おめでとうございます㊗️
努力と工夫の賜物ですね\(//∇//)\
今後も、ゆっくりこの世界を堪能してください\\\\٩( 'ω' )و ////

おめでとうございます!!
いろいろ試して、楽しんでの入選は最高です。
まだまだほんの序の口で、楽しいのはこれからですね!!

こたろう様、いろいろトライしたいと思っています。今後もよろしくお願いします。

Taizo様、いつも素晴らしい記事や写真、楽しみにしております。人工衛星もまたウズウズしてきてますので、工夫したいと思います。

初めまして,高槻幸弘と申します。天ガへの入選おめでとうございます。
あるクローズドのSNSに、これを参考にされたと思われる同様のレンズレスシュミットがあり、コメントで簡単な星像の計算や図をUPしました。それ以前にも作られた人がいらしたのですね。知りませんでした。
このコメントには図を貼れないようなので、ご興味があればメールなどで直接お送りします。

うわっ!高槻様!初めまして。なんということでしょう。びっくりです。
コメントありがとうございます。興味あります。
もしも差し支えありませんでしたら、図を送っていただければ、幸甚です。貴工房に先ほどメールさせていただきました。そちらへ送っていただければと思います。どうぞよろしくお願い致します。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« (続)はたらくNEWTONYくん:天体写真まとめ | トップページ | 怒涛の11月(その2):ラッキー! 皆既月食と同時に天王星掩蔽(衛星も) »

2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30