(続)はたらくNEWTONYくん:天体写真まとめ
0.拙い写真ですが、ご容赦を。
一等星程度しか見えない空と自己改造機材、未熟な技量の結果です。ご笑覧ください。
全てレンズレス・シュミット化NEWTONY君、ASI533MCP(0℃、ゲイン360)、サイトロンQBPフィルター、ASIAIR, 改造AZ-GTi(EQ modeオートガイド)での撮影です。
まだ小生ブログに載せていない写真だけ(ただし、ツイッターに既に載せた写真とは3割くらい重複あり)です。
なお、自分的には気に入っている網状星雲・北アメリカ星雲の写真は、少し前の下記ブログ記事の末尾に有ります。
「再び長文注意:非推奨暴挙改造:レンズレス・シュミット化NEWTONY君でASI533MCPを使う」
使用アプリ:ASI Studio, YIMG, nikon CaptureNX2, MSペイント(ファイル形式変換、文字入れ、スクリーンコピー貼り付け)、ASIAIRアプリ、PIPP, RegiStax6
フード長さ約200mm,絞り口径41mm, FL200mm(球面鏡)
写野3.26度×3.26度(ASIAIRプレートソルブによる自動導入時の表示)。
色収差なし、若干の球面収差残るが星像が比較的小さく固い、スパイダーの強い光条、フィルタ等の反射と思われる模様、光量不均一、光軸ずれ、球面収差、像面湾曲、周辺部画像崩れ、斜鏡位置ずれ、光軸等調整難しい、等々の個性有り。
1.M16(Eagle星雲)、創造の柱
20220701
ライブスタック、180s*42
中央部トリミング。
口径41mmでもなんとか形が分かって嬉しい。
写野全体
2.月
20220708
強トリミング。動画からPIPP,RegiStax6で2倍リサンプリング後に軽くウェーブレット
3.土星
20220709
超強トリミング。 左:動画からPIPP直焦点画像、 右:動画からPIPP, RegiStax6で2倍drizzle後に軽くウェーブレット処理。drizzleとリサンプリングで違いが感じられませんでした。
モアレ出てるようです。
4.バブル星雲(NGC7635)等
20220701
ライブスタック 180s*41
バブル部分トリミング。シャボン玉を狙ったのはこれが初めてでした。写って嬉しかったです。
左から散開星団M52、バブル星雲(NGC7635)、赤いSH2-158
5.土星星雲(NGC7009)
20220709
ライブスタック30s*5
青くてとっても小さいです。
6.らせん星雲(NGC7093)
20220702
ライブスタックと一枚撮り合計14枚×180秒
トリミング、激しく強調。むちゃくちゃ明るい低空の空。
フラットなし全体(180秒1枚撮り2枚加算平均)
この鏡筒は、フラット補正が難しく、小生には無理な水準。ちゃんとしたツールが必要ですね。
7.こと座リング星雲付近
20220624
ライブスタック, 30s*20
ちっちゃい。
8.M7 (Ptolemy's Cluster)
20220708
ライブスタック 60s*20
惑星状星雲がいくつかあるようですが、Cn 2-1のみ薄い緑色でこれだと思います。
全体
9.M13
20220630
ライブスタック、180s*5
10.M17
20220604
ライブスタック、30s*47
11.M8, M20
20220604
ライブスタック、30s*60
12.M27
20220617
ライブスタック、180s*30
13.M11
20220702
ライブスタック180s*2
14.混濁の大気の彼方
Cat's Paw Nebula(左上), Bug Nebula(中央右下の小さな惑星状星雲)
20220709
ライブスタック、60s*72
低空
15.ある薄明の風景
20220701
天文薄明中のさそり座アンタレス付近です。
印象派的になりました。
人工衛星が入りました。薄明時には多数明るく飛越します。
(了)
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