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2021年1月 3日 (日)

年初に宇宙の薔薇に思いを致す

 

2cnx

2020.12.17 

TAKAHASHI FC65(500mmF8)(MULTI FLATTNER1.04×),IR CUT FILTER,

ASIAIR PRO, ASI533MC PRO(マイナス10°C), AZ-GTi EQ mode

120"×10回スタックを3セット加算平均(総露光60分間),ダーク有り,自宅

 

?認識?

分厚い大気のスープの底から、かすかな赤い薔薇を認識する。

アナロジー。

天体写真の技法は社会一般を認識する手法では?

  • フラット補正は、広域の偏見をなくすこと。
  • ダーク補正は、局部的な認識あやまりを除去すること。
  • 明るいバックグラウンドを削るのは、光子の洪水の中、目前の雑音を軽減して求めるものへの感受性を高めること。
  • 長時間の露光は、マスコミや周囲のノイズの中から、時間的な大局観を持つことで真実を得やすくすること。
  • 他方、長時間露光は、事象の時間的変化を見えなくしてしまう副作用がある。過度の保守性・常識にとらわれず、時代の変化をとらえなければね。
  • 歪の少ない強調のためには、ArcsinhStretch的な(非線形な?)エレガントな感覚が要求される場合もあろう。
  • トーンカーブの帯域をしぼることは、見たいものを炙り出すことに有効ではあるが、まばゆい部分や漆黒付近の情報が失われる。
  • AIノイズ軽減ソフトは、やりすぎると偽りの姿で人を惑わす。
  • ナローバンドフィルターは希薄な電離ガスに由来する、事象のある側面を克明に示す。しかし、宇宙を行き交う電磁波のエネルギーの過半は連続スペクトル部分が持ってるのえはないのか。
  • LRGB、複数の眼は直感へ効率よく優しい主張を行う

 

(了)

 

 

 

 

 

 

 

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