NEWTONYくんで土星を撮る
レンズレス・シュミット化したNEWTONYくんで強拡大撮影
画素ピッチが2.9マイクロメートルくらいと小さい、SVBONYさんのSV305で土星を試そうと思いました。
しかし、小生には拡大率の大きなバーローレンズがありません。
なので、再び、暴挙に出ました。
スマイスレンズっ!
SV305光学ウィンドウ強制除去改造モデルに、ビクセンLV10mmのスマイスレンズを回して外して、ネジが合わないので、マスキングテープで暫定固定しました。
また、Cマウントの延長リングで筒長を数ミリ伸ばして調節しています。
スマイスレンズは、バーローレンズよりもものすごくパワーの強い凹レンズでした。
当該スマイスレンズは接眼レンズ全体の収差補正最適化を考慮した設計であろうことなど、無視です。乱暴かつ失礼な行為ごめんなさい。
でも試したかったんです。
あとで元に戻しますからね。
スクリーンアイピース活用
前もって、NEWTONYくん付属のスクリーンアイピースで試しました。
概ね2~3倍の倍率となり、焦点位置も大丈夫にできると思われました。
SV305装着
鏡筒内へのでっぱりはほとんど無く、光路遮蔽は生じません。ラッキー!♡
土星は良い。木星はいまいち。
昨晩は珍しく晴天でした。
土星と木星にトライ。スクリーンコピーでピクセル見えるようにしました。クリックしてみてくださいね。
土星の輪っか映った。露光100ミリ秒のを3枚スタック。
木星の縞模様は写りませんでした。露光50ミリ秒のを12枚加算平均。
球面収差の補正の感触は得られませんでした。コントラストが低下したように感じます。
AZ-GTi経緯台モード
2020年8月11日20時ころ撮影
おまけ:下弦の月
NEWTONYくんレンズレス・シュミット化バージョン直焦点
この写真は、スマイスレンズなど無し。素の状態です。なので、色が赤くなってます。
SV305光学ウィンドウ除去改造モデル、露出8ミリ秒1枚
大気の乱れが大きかったですが、なかなかシャープに写ったと思います。
これも昨晩8月11日24時ころ撮影
(了)
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