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2020年8月

2020年8月21日 (金)

星雲試写:レンズレス・シュミット化NEWTONYくん、SV305レス改造仕様

軽量お気楽

レンズレス・シュミット化NEWTONYくん、フィルターレス改造SV305、AZ-GTiとASIAIRproをEQMODケーブル接続、iPADでASIARproに5Ghz高速接続。

1.使用機材

Img_5240

架台は、AZ-GTi赤道儀モード、超剛金改造メタりっこちゃんです。

超軽量(三脚、鏡筒含め、写真の全部で7.1㎏)です。ウェイト軸だけでバランスとれてます。

 

 

ASIAIRproとAZ-GTi間は、自作USBシリアル変換ケーブルでダイレクト接続です。(EQMODケーブル)

写真は、ケーブル1号機。今は基盤がプラケース入りの2号機を使用中です。

Img_4920

これにより、ASIAIRproとAZ-GTi間の2.4GHz接続の呪縛を回避できました。すなわち、操作端末(iPAD)と高速5Ghzでの接続が選択できるので快速にできます。

EQMODケーブルは、英国から直輸入もしてみました。当然正常動作しました。他方、ネットでAZ-GTiのマニュアルやCLOUDY NIGHTSの記事等でピンアサインを調べて、より安価に自作もできるようだったので、それもやってみました。いろんなパーツや製品がネットにはあり、ポチれます。選択肢の広い、良い時代になったものです。

撮影用のSV305は、別のノートPCでSHARPCAPproで操作します。

SV305は、光学ウィンドウ除去改造済。シベットさんが素晴らしい記事をお書きになっています。

空は明るく、木星と土星くらいしか見えないのですが、完全フィルターレスで何が写るのか、試写しました。

 

 

2.第一夜:M31

(8秒露光を5分間くらいスタックしたものを4セット、総合計約20分間分を加算平均後加工しています。darkあり。YIMG,ニコンcaptureNX2。使用ソフトは、以下すべて同じ。)

 

M31test

 

わかってます。でも、小生は、写っただけで嬉しいのです。

超素晴らしい画像には、いつ到達できるものやら・・・・小生にはあまり向かないようです。

むしろ、変化、それも位置を微分した速度とかあるいはさらに微分した加速度、さらに加加速度といった刹那的なそよ風が心地良いようです。

でも、へんだなー。片方が明るい。街灯や車で明るい影響か?

ノイズ激しいなあ。CMOSカメラは奥が深そうです。

 

3.迷光・漏光対策

Img_5252

ファインシャットにより、プリングルズの延長筒内面を、この上なくブラックにしました。赤外線にも有効らしいです。

接眼部の反対側の鏡筒内面にも張り付けました。

 

よし、これでOK。

のはずが、筒先からよーく覗き込むと、何やら僅かの青緑色の漏れ入る光が・・・・

で、追加の対処です。

アルミ箔粘着テープで、側面開口扉の僅かの隙間及び、接眼部付近のプラスチック肉薄部を透過する光をシャットアウトしました。

また、延長筒の接続部も同様にアルミ箔粘着テープで遮光しました。

メンテナンス性は落ちましたが、これで漏光は防げます。

Img_5243

 

また、簡易ファインダーとして、奥さんから貰った紙筒を輪ゴム等で固定しました。

天体の導入時には、光軸を合わせたASI120-MMSでプレートソルビングし、フル自動でSV305の小さな撮像素子上に導入されます。

2回導入動作させると、ほぼど真ん中です。感激物です。

Img_5247

 

4.リベンジの第2夜・第3夜

①M31:よし!

(32秒露光を5分間くらいスタックしたものを4セット、総合計約20分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

いろんなノイズが課題です。

M31_4_yimg_cnx2

 

②らせん星雲

存在がわかる。千葉や東京方向、低空の明るい空、絞り口径41mmでも映るんだあ!

ASIAIRproのプレートソルビング機能が無ければ、導入は絶対無理です。素晴らしい機能。

そもそも、ベランダに目測で設置してるので、極軸がいい加減なのです。

スケアリングや絞りの位置等がずれてるのがわかりますなあ。

(32秒露光を5分間くらいスタックしたものを2セット、総合計10分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

Test_rasen_stack_16bits_38frames_1216s

 

③プレアデス:青い散光星雲は写りませんでした。

(32秒露光を5分間分くらいスタックしたものを4セット、総合計約20分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

 M45_4_yimg

 

④オリオン座M42:明け方にはもう見える

フィルターレスの影響でしょう。通常青い部分も、桃色から白色です。

(8秒露光を5分間くらいスタックしたものを3セット、2秒露光を5分間くらいスタックしたものを2セット、総合計25分間分を加算平均後加工しています。darkあり。)

 

M42_3_2_yimg1

 

⑤亜鈴状星雲

一回の露光が32秒ならば自動スタック効くのですが、それ以上にするとignoreばかりで、自動スタックされませんでした。

なので、ASIAIRproによるオートガイドの精度に任せて、64秒露出11回を単純にスタック、延べ704秒間露出の1枚画としてみました。

darkあり。

ガイドの精度は、RMS2秒角程度。荷重が極めて軽いためか、いつもより高精度でした。

上が元画像です。赤青緑の輝点ノイズがひどいです。これをごまかして、なんとかしたのが下の画像。

ノイズ除去で星が少し太った。

CMOSカメラの各種パラメータは、試行錯誤中です。むずかしいです。

淡い天体は写りにくい感触もありますが、小生の技量不足や空の光害もあり、わかりません。

ディザリングも、機材精度のため果たして可能かどうか不明ですが、試したい気も少ししてきました。

真上は良く晴れて2等星まで見えました。

 

Stack_32bits_11frames_704s_org Stack_32bits_11frames_704s

SV305でこれだけ楽しめるのですから、小生の前にCMOSカメラ沼が広がる危険地帯を感じました。

なお、広告では、SV305は、pro仕様(冷却ではない。ASCOM対応。)が出るらしいです。PHD2に使えて便利そう。日進月歩。

 

(了)

2020年8月12日 (水)

NEWTONYくんで土星を撮る

Stack_16bits_3frames_0strm

レンズレス・シュミット化したNEWTONYくんで強拡大撮影

画素ピッチが2.9マイクロメートルくらいと小さい、SVBONYさんのSV305で土星を試そうと思いました。

しかし、小生には拡大率の大きなバーローレンズがありません。

なので、再び、暴挙に出ました。

 

スマイスレンズっ!

Img_5221

SV305光学ウィンドウ強制除去改造モデルに、ビクセンLV10mmのスマイスレンズを回して外して、ネジが合わないので、マスキングテープで暫定固定しました。

また、Cマウントの延長リングで筒長を数ミリ伸ばして調節しています。

スマイスレンズは、バーローレンズよりもものすごくパワーの強い凹レンズでした。

当該スマイスレンズは接眼レンズ全体の収差補正最適化を考慮した設計であろうことなど、無視です。乱暴かつ失礼な行為ごめんなさい。

でも試したかったんです。

あとで元に戻しますからね。

 

スクリーンアイピース活用

前もって、NEWTONYくん付属のスクリーンアイピースで試しました。

概ね2~3倍の倍率となり、焦点位置も大丈夫にできると思われました。

Img_5209 Img_5207

 

 

SV305装着

鏡筒内へのでっぱりはほとんど無く、光路遮蔽は生じません。ラッキー!♡

Img_5218

 

土星は良い。木星はいまいち。

昨晩は珍しく晴天でした。

土星と木星にトライ。スクリーンコピーでピクセル見えるようにしました。クリックしてみてくださいね。

土星の輪っか映った。露光100ミリ秒のを3枚スタック。

木星の縞模様は写りませんでした。露光50ミリ秒のを12枚加算平均。

球面収差の補正の感触は得られませんでした。コントラストが低下したように感じます。

AZ-GTi経緯台モード

2020年8月11日20時ころ撮影

Newtony_lv

 

おまけ:下弦の月

NEWTONYくんレンズレス・シュミット化バージョン直焦点

この写真は、スマイスレンズなど無し。素の状態です。なので、色が赤くなってます。

SV305光学ウィンドウ除去改造モデル、露出8ミリ秒1枚

大気の乱れが大きかったですが、なかなかシャープに写ったと思います。

これも昨晩8月11日24時ころ撮影

20200811234128_8msec_sv305

 

(了)

2020年8月 6日 (木)

随筆:気体運動論的何か

 

微かなネオワイズ彗星(右上の円内)

このあと間もなく曇った。

8sec8_1cnx2_cs

2020年8月3日20時ころ、信州某所

AZ-EQ AVANTノータッチガイド

nikonD7100 iso500 8秒×8枚

AF-S nikkor 35mm F1.8をF2.2に絞る

 

 

すんごく暑いです

気体の温度は、気体分子の平均運動エネルギーに対応してると思います。

分子の飛翔する速さは、低速な物から高速なものまで、釣り鐘型の分布になってると思います。

ものすごく多数の分子がお互いにランダムに衝突しつづけ、その相互作用の結果です。

平均的な速さのものが最多だけれども、中には、ものすごく早いものも現出する。

平均が早くなれば、超高速のものも増える。

すなわち、高温になれば、超高速なものも増える。

他方、気体分子の集合体の中で、低速な分子は、自分が偶然にも低速になることにより、逆に他の高速化に寄与しているとも言える。

すべてが自分の存在に意義がある。多様性。

 

M13に思う


20190613_m13_takahashid_trim

2019年6月13日自宅

以前所有していた、高橋D型鏡筒直焦点(d65mm f1000mm 3枚玉セミアポクロマート) 

iso3200 ,  30秒*良像24コマ。D型屈赤HD4によるノータッチガイド

D7100無改造

 

球状星団を構成する恒星の中にも、偶然の重力的遭遇を繰り返し、高い運動量を得て、星団のへ脱出するものもあるだろう。

きわめてきわめて少数だろうけれども。

 

天門マニアック者も、すなわち、この分野のベクトルでの高温度高速飛翔体なのだろう。

予想するに、母集団が、いろんな分野で元気いっぱいで高温化(活性化)すれば、もっとたくさんのオタク級、変態級が出現し、やがて、宇宙・物理・工学等の学問も活性化するのだろうな。

遠い未来には、外宇宙へ向かったり、さらには、時空をも超えて欲しいなあ。

 

木陰のM87JET氏

長野県某所で草刈り手伝い、大汗。

電波環境や行事のため、8月1日のシベットさんの双天会は、残念でしたが参加いたしませんでした。

(NEWTONYくんも持参しましたが、雲が・・・)

この付近で冒頭のネオワイズ彗星を撮影したのでした。

Img_5133-trm

 

(了)

 

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