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2020年7月19日 (日)

徒然臭(その3):SkyWatcher AZ-EQ AVANT+SS-one ポーラー3でお気楽軽量

Img_5054

 

「青年は荒野を目指す」「小生はお気楽軽量を目指す」

本記事は、あくまでも小生の機材での、小生による経験についてのつたない情報提供であり、改造を勧めるものではありません。また、機材の個体差や小生の理解不足等による誤りや不適切な記述もありえます。改造には、失敗はつきものです。保証も含め、あくまで自己責任の世界です。メーカーや関係者に本記事をよりどころに迷惑をかけてはいけませんよー。

 

1.改造前

以前の記事:フリーストップ電動追尾:Sky Watcher AZ-EQ AVANT

 

 Img_4069 

 

2.ポタ赤における極軸合わせについて

SkyWatcher社からは、入門者も、筋肉痛の変態的老人も楽しめる軽量かつ超リーズナブルな価格の機材が次々と出てきています。すごいです。 

AZ-EQ AVANTもその一つ。シンプルな手動赤道儀です。さらに、アップグレードキットにより、ST4互換端子、1軸駆動できます。

小生は、以前スーピタ感を持たせるプチ改造を行い、その後、滑り具合とストッピングパワーのせめぎ合いをかいくぐって来ましたが、なんとなく、今は満足な状態です。

(ただし、1か月に1回程度、開腹手術して超剛金シムリングの潤滑状態を絶妙にメンテしないといけないという、些細?な問題はあります。)

この機体は、小型軽量なのに、思いのほか剛性が高く、AZ-GTiよりも硬派です。ピリオディックモーションが比較的大きく、長時間露光ノータッチガイドは短焦点レンズになると思います。

長焦点レンズの場合は、ST4端子もありますし、1軸ガイドできます。

こういった撮影トライのためには、正確な極軸合わせが大事だと思います。

 

しかし、

  • SharpCap,PHD2,ASIAIRpro、POLEMASTER等の極軸合わせ機能も素晴らしいのですが、そのためにPC等のリソースを割くのが面倒。
  • さらに、小生は腕腰足が痛く、視力も弱くなってきており、また、今まで光学式極望を使ったこともないうえに、このごろ首筋がけいれんしがちであり、時角を計算する脳細胞も死滅してることから、いろいろつらくなりました。

つまり、小生は、極力お気楽軽量にしたいのです。

 

3.そこで、ライフスタイルの変容を企図しました。

じゃじゃーん!

そう、SS-one ポーラー3です。単体完結、電池駆動。とってもキュート。PC・スマホ・タブレット等不要。

ポタ赤にこそ、こういった機器がふさわしいのではないでしょうか。

SWATやポラリエUのような、AZ-EQ AVANTよりも格段に高精度なポータブル機種の場合は、ますますお気軽高精度の極軸合わせが必要と予想します。

Img_4971

 

4.シールの下にそれは存在した

ところが、AZ-EQ AVANTには、これを設置する十分なスペースが見当たりません。

そこで、モータードライブの平面に設置することを考えました。

しかしながら、そこには、電池の交換フタや、正転・逆転・電源スイッチがあります。

また、モータードライブ筐体上面はプラスチックで強度弱めです。

そんなとき、発見したのです。筐体に貼られたパテント番号のシールの下に恥ずかし気に隠れている2つのネジ穴を。

 

Img_4940

このPATENT番号のシールの下にそれは存在した

 

ネジ穴2個

Img_4941

つまり、こうです。

モータードライブをひっくり返して固定できるのに気づきました。

(なお、本記事は、小生の工作過程の情報提供であって、小生と同じような工作を推奨するものではありません。)

そうすれば、頑丈な鉄の平面が上に来るので、そこにPolar3が固定できます。電池交換も問題ありません。駆動方向は、南天用にスイッチをスライドして、逆転させればよいです。

開発者は、多様な展開の可能性を当初から洞察し、人知れず準備していたというのでしょうか?

 

 

5.仮組

具合を見るため、ひっくり返して、仮組しました。傾いてる。

Img_4943

小生の機体では、ウォーム軸のが好ましくない位置にあり、そのため黒い低版が傾いています

ウォームの軸は、ウォームホイールとの接触調整のために機構的に位置が変わりうるように設計されていることや工作精度などの理由で、ズレは不可避なのかもしれません。

Polar3をなるべく正しく極軸方向に固定するために、修正が必要です。

モータードライブ固定ネジのとおる金具穴を削り拡張して、位置を約4ミリ修正する必要がありました。

 

6.穴位置修正後の様子

ネジの穴の元の場所が見えますね。かなり削りました。

Img_4957

これが修正後に固定した状態。ばっちりです。板の弾性により、モータードライブの位置には少しだけ自由度が備えられています。

 

(注意点)鉄金具に穴を削るのはかなり大変でした。アルミよりも格段に大変です。

小生は非力な美少女老人なので手工芸用超小型電動ルータを用い、安全のために休憩とりつつ2時間ほどかけて、ほんの少しづつ削って穴を伸ばし、成形しました。思いのほか細かい鉄粉が飛び散りました。

また、器用さに欠けて失敗すると、刃が折れて飛ぶ危険もあると思いました。

ですので、精神修養を兼ねて、1週間かけて手指力でヤスリで削るのもよいかもしれません。

事故が起きないように、絶対に安全対策が必要です。改造・工作は、自己責任です。

仮に改造・工作するには、一般的注意事項ですが、必ず対処が必要と思います。

粉塵から眼や体を守るゴーグルやマスク、さらには、手指に鉄粉が刺さらないように手袋する、万力等による工作対象物固定、そばに人のいない戸外等での作業、等いろいろな面で十分な安全対策が必要です。

 

7.改造後:こんな感じになります。

保有していたPoleMaster用台座で固定しました。

例によって、PoleMaster台座(赤色部)は、強力両面テープでお暫定的にモータードライブに固定しました。

これにカメラや鏡筒ならば、かなりお気楽軽量です。

なお、現在は、モータードライブの固定剛性をやや高めるため、つまようじの先を4本、接着剤とともに筐体とドライブの隙間に詰めてます。

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8.NEWTONY君で1軸ガイド仮組する

本日、PHD2(QHYCCD 5L2M)とSharpCap(SVBONY SV305改造版)を同時に接続できました(PC画面)。

うまくガイドできるかなあ。未実験。デジ1は、カウンターウェイト兼用です。

10年前のcore2duoPCをSSD改装してます。

Img_5055 

 

 

9.お気楽軽量とは逆のベクトルですが、セレストロンC5を積載。

状況によっては、重装備もできそう。でも、これが限界かな。

アップグレードキットのモーターはトルクが心もとないですが、正常に回転しているようです。

Img_4952

 

下面はこんな感じで、電池交換もできます。

モータードライブの回転に無理は生じていないようです。

Img_4948

 

SS-one ポーラー3、スイッチ・オン。

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(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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