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2019年10月21日 (月)

今日も全力GTi

AZ-GTi三脚の剛性不足を改善します。

Img_3518

 

スペーサーの隙間。

右は隙間なく締め付けています。左は、これ以上締まりません。

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AZ-GTi純正付属三脚は、価格を考えればなかなか良いです。しかし、きつくネジを締めても、三脚パイプの2本をつかんでねじると、最も短縮してもやや剛性不足です。これでは、鏡筒への風圧で容易に星が動いてしまいます。もふもふ耐風望遠鏡カバー(現在若干のブラッシュアップ中)以前の問題です。

伸ばした状態での三脚は、伸ばした継ぎ手の部分がゆらゆらで、剛性は数分の一に落ちる感じなので、写真撮影のときには小生はほぼ目いっぱい短縮します。今回は、短縮時の剛性強化を目的とします。

金具を原理的に強い構造にする改造をブログに載せていらっしゃる方もいます(令和式)。美しいです。

しかし、小生にはCADも3Dプリンターも、まだ勉強のかなたです。そこで、安直な方法を。

 

1.スペーサー交換、ネジワッシャー交換

透明な小さいのが純正品で、脚1本で2枚使用されていました。薄いです。交換スペーサーは、アルミ製、0.5ミリ厚と0.2ミリ厚くらいの2種作りました。この位のアルミ板は金切狭で切れます。

鉄のワッシャーは手持ちのもの。

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交換後。

0.5ミリ厚1枚と0.2ミリ厚2枚使用。もう少し厚くてもよかったかも。

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両腕で少し力を入れて水平回転方向にねじると、ねじれ角度は、感じとして、以前の目いっぱいネジ締めた状態の2/3くらいになったように感じます。およそ0.2度くらいでしょうか。腕の力とかモーメントアームとか計測してないし、あくまで個人の感想です。

Img_3529

 

 

2.さらなる剛性追及

ここで止めておけばよいものを、もやもやが続いていて、ついにやりすぎてしまいました。

肉抜きが激しいのが影響してるんじゃないかな、なんとかしたいと。特に、三脚の接合ネジのところの鉛筆くらいの穴が気になります。

Img_3533

 

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コンセプト:複合素材

コンセプトは、穴あきの金属構造にコンクリートという固有振動数や剛性の異なる複数の素材を結合することにより、①全体剛性の格段の強化、②振動の内部損失増加により、ゆれない、ゆれても直ぐ収まる、圧倒的使用感の改善を低価格で狙いました。

Img_3571

 

 

改造前

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アルマイトを削る

セメントの食いつきを良くするためです。さらに、壁面を少し削って引っ掛かりの凹もつけました。(加工前で、写っていません)

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流し込み準備。

裏から入れます。青い透明プラスチック下敷きをドーナツ形に切って底板にいれています。

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道具類

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流し込む。

土みたい。説明書には、ポルトランドセメントと珪砂を理想的に配合している由。

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一応の固化後の形

うーん、なんか怪しい。縮んでる。平面を作る抑え型のプラ板固定に接着剤を使ったのも不気味さを醸し出す。

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力入れてないのに・・・・

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反省点

1.鉄筋コンクリート造りを参考に、外壁と固着した骨をいれるべきであった。

2.セメントの材質として、縮まないもので、アルミとの熱膨張係数が近くアルミとの接着性が良いもの、を探索すべきであった。

 

気づきの点(個人の感想です。)

1.この三脚も、KENKO スカイメモS雲台改造「水道1号」の時と同じ傾向を感じます。製造工程で三脚接合部のスペーサーをもう少し丁寧に調整(材質、大きさ、厚さ)していれば、簡単にある程度は改善すると思います。あと一歩です。

2.それから、そもそも、この金具はシンプルな肉抜き無しバージョンでいいんじゃないでしょうか。重量増があっても。

3.従来型三脚の実は三角錐構造でない台形構造をなくすのが理想的ではないか。

4.そうでなければ、三脚接合ねじ止め部の金具の幅(20ミリメートル)があまりに狭いので、倍くらいにするべきと思います。太いカーボン三脚などは、このネジ止め部の金具の幅が広いことが剛性にかなり効いていると小生は思っています。(同社の太いカーボン三脚は、最短縮の状態ならば、はるかにねじれが小さく、剛性すごいです。伸ばすと、ぐっと柔らかくなりますけど。)

 

 

 

 

 

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コメント

SkymemoS用の三脚はやっぱり弱いみたいですね。以前にCP+でケンコーのブースで展示員の方とSkymemoSの話をしていたときブレの話になって、展示員の方が 「あの三脚は、ちょっと・・・」と言われていたのを思い出しました。正直な方でしたww

こんにちは。こちらでははじめましてでしょうか。

肉抜き穴にセメントは面白いですね。既成概念に囚われない発想で目からウロコでした。既にご存知かとは思いますが、このような方法で剛性を確保している方もいらっしゃるようです。

https://m-lambda.blogspot.com/2019/07/blog-post_20.html

ねじれ方向の剛性という点ではピラーは一見華奢ですが、ねじれにはかなり強く子午線超えにも強いので、三脚の足を縮めてピラーを伸ばすという手もアリかもしれません。

nekomeshi312さん>
おはようございます。
そうですね。この三脚は、弱い面あります。でも、スペーサーを改善して締めあげ、目いっぱい短縮すれば、別途購入したカーボン三脚を伸ばしたときと同等のねじり剛性が得られた感じです。お手軽三脚として使用してくつもりです。
また、剥がれ落ちたコンクリを、コンクリメントで接着したらどうかとか、まだ妄想が走っています。

nabeさん>
おはようございます。コメントありがとうございます。
Lambdaさんの令和式、いいですよね。
あれを拝見して、3本のパイプに滑り止めの傷をつけてからよじって針金で縛り上げ、上に空き缶をかぶせて、缶の中にセメントを充填して固定する案も妄想したのですが、やや穏やかに、スペーサー交換と隙間埋めを実行した次第です。

楽しんでおられますね

試行錯誤もまた楽しいですよね

ムササビWAT01さん>
皆さまの好奇心に少しでも人柱として答えられたらうれしいです。
ムササビさんの超頑丈なSkymaxの偉大さが少しだけわかったような気がします。

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