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2019年10月17日 (木)

D型がくれたもの(その1 さよならD型)

このたびの台風被害に遭われた方々にこころよりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。

 

 

さよなら高橋製作所65㎜屈赤D型

2019年6月13日、お別れ撮影。自宅にて。

20190613_img_3100

高橋製作所D型 65ミリ 3枚玉セミアポクロマート屈折赤道儀 F1000ミリ 直焦点

NIKON D7100無改造, iso3200,  30秒*良像59コマ,  ノータッチガイド,  ダーク・フラットなし

YIMG等で処理 トリミングあり 自宅庭にて

 

就職後中古で購入し、冬眠含む三十数年間所有してきましたが、この撮影後まもなく、春日部のCATさんへ持ち込みました。(何時間でもにやにやしていられる鏡筒や架台の森沼です。)

D型は、白鳥のように美しい伸びやかな肢体の機体で、自分にいろいろな経験を与えてくれました。妻の前で小生とともに小さくなっておりました。

しかし、近年の老化で腕がしびれ、痛み、カメラ含めて23キログラムを持ち上げるのが相当苦しくなりました。

きっと次のオーナーにもいろいろ語ってくれると思います。

 

D型をCATさんへ持ち込んだ日、お別れ撮影の亜鈴状星雲の写真をiPadでCATのMさんにお見せしたところ、雑誌に応募してはどうかとのコメントいただき、小生はやはり馬鹿なので舞い上がってしまい、60代で生まれて初めて天文誌に即投稿しました。

封筒に入れた時にはハイで自信満々でしたが、時と共に、ひどい強調と低コストで下手なプリントに気づき、落ち込みました。当然出版社からは無連絡でした。印刷はほんとむずかしい。でも、いつかリベンジ・・・・

なお、冒頭の亜鈴状星雲の写真は、rawデータは雑誌に投稿したものと同じですが、別途に現像調整したもので、印象もトリミングも投稿したものとは別です。

 

 

シャープな鏡筒

フローライトほどではないでしょうが、素直でシャープです。色が出ます。

M13直焦点撮影でD型鏡筒とC5比較

同じ写野にトリミングしています。

20190613_m13_takahashid_trim

D型鏡筒直焦点(d65mm f1000mm 3枚玉セミアポクロマート) 同じくお別れ撮影で。

iso3200 ,  30秒*良像24コマ。D型屈赤HD4によるノータッチガイド

D7100無改造

 

20190404_m13_c5_trim

セレストロンC5直焦点(d127mm f1250mm)

AZ-GTi赤道儀モード、30秒*良像4コマ PHD2オートガイド(星像の肥大はオートガイドの影響もあるかも。でも、最良像だけ加算してますす。ピントは、自分としてはベストにしたつもりです。)

D7100無改造

 

月面

D型直焦点。ヒギヌス谷がかろうじて写りました。2018年7月、火星大接近の夏に撮影。

20180703_dsc_8106_00001_2

 

M42中心部

直焦点撮影をトリミング。YIMGでコンポジットを勉強始めたころ。筑波山近辺で撮影。強風と悪シ―イングにもかかわらず、トラペジウムが分離した。極軸強度は高い。赤緯軸もベアリング間長がとても長く高強度だが、赤緯クランプや赤緯微動は、力を加えるとわずかにねじれを生じた。2018年12月29日撮影。

20181229_25p_75p_nx2_2trim

 

北極星

伴星とのアップです。2019年6月13日、お別れ撮影のときの撮影。D型直焦点。トリミング。オーバーサンプリング処理。

青の分散が美しい。D型鏡筒は焦点距離が長く、ピントが合わせやすい。

20190613_dsc_0314

 

ウィルタネン彗星で首がけいれんする

D型直焦点。YIMGでコンポジット。30年前のカメラアダプターのネジが緩んで光軸がずれてます。

まだ電子ファインダーを試みておらず、とにかく、明るい空で導入が困難。アクロバチックな姿勢で首がけいれんした。

2018年12月20日自宅にて トリミングあり

20181220_3982_3997_sum_adj1_trim_001

 

筑波山近辺から、ウィルタネン彗星のコアを狙う。

これも、電子ファインダなしの時代で、ものすごく苦労して導入。首がけいれんし、疲労困ぱいした。2018年12月22日撮影。コアはやっぱりとても小さいんですね。分解しない。30秒露光1枚。トリミングなし

20181229_dsc_4569_nx2_001

 

 

2019年6月13日の機材構成

polemasterに訳あり格安ニコンの50ミリレンズ装着。

sharp capを用いて、電子極望兼電子電子ファインダーとして使用。自宅の空では、これが無いと淡い天体導入は不可能です。

polemasterのカメラがsharp capで認識されたので助かりました。でも、小生の場合、windows 10(64ビット版Sharp cap)ではうまくいくのですが、windows7(32bit版sharp cap)では、エラーが出てほとんどだめです。PHD2との関係でASCOMに変なことしてるのでその影響かもしれません。

20190613_img_3099_trm

 

 

 

接眼微動パーツ

これは、昔々、伝説のATOMで購入したもの。実は、MARK Xの手動微動用減速ギアです。軸径がちょうど同じなのを発見し、流用しました。

青く美しく、今でもお守りというかオブジェとして持ってます。

三脚土台付近のアルミパーツは、星見屋さんから購入したマイクロフォーカサーです。ヤスリで削り、ネジを金属にして架台の水平微動に使用。これによって、比較的容易に極軸合わせができるようになりました。

Img_2911-trm

 

D型、AZ-GTiのツーショット。5か月間の併用を経てAZ-GTiに移行しました。AZ-GTi一式の重量はD型一式の半分です。

Img_2918_20191016212101

次回へ続く

(了)

 

 

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コメント

素晴らしい望遠鏡ですね

手放されたのですか?

色々と改造されていて、愛着もある望遠鏡だったことと思います。

寂しかったことでしょう。

私も高橋製作所のセミアポを所有していますが、短焦点の筒なのでここまで シャープではありません。

笠井トレーディングさんの汎用レデューサーを付けたら、星像が良くなり、明るくなりました。

もしかしたら、この筒も・・・

D型の星像を見てみたいと考えていた私にはとても良い刺激になりました。

ありがとうございました。


>ムササビWAT01さん
お久しぶりです。今回は彗星の写真も載せました。
自分は、30年余りたまたまあの機械の住居になったけど、次の人のところであの機械は仕事するべき時期だと思いました。
コンベンショナルな良い機械です。レデューサ良さげですね。内部の遮光リングが狭めな印象があるので、確認が必要かと思います。
今後もよろしくお願いします。

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