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2019年10月

2019年10月29日 (火)

小海町フィクションX

(注釈)この記事の読者は、写真とホテルの印象を除いて、内容が必ずしも事実ではなく、誇張や省略や歪んだ解釈であることを理解しなければいけない。

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M33 2019年10月27日午前00:13

ナトリウムランプ明るい小海町星フェス駐車場にて

素子面のダストの丸い暗影が取れないよ。

中央部約1500*1000ピクセルをトリミング

nikon D7100無改造 ISO3200 30秒*12コマ オートガイド無し

Ai nikkor 180mm ED F2.8 をF4に絞る

AZ-GTi赤道儀モード、雲台:剛健君、三脚:コンクリート・アルミスペーサー・エポキシ樹脂強化、もふもふスペシャル仕様

使用アプリ:カメラ内RAW現像JPGをYIMG、nikon CAPTURE NX-D,CAPTURE NX2等で加工

 

飛ぶ牛とホテル

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お土産

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「ただいまあ」

「・・・・・・(無音)」

「お土産買ってきたよ。往きの横浜のサービスエリアで買ったミルフィーユ。マツコデラックスの番組に出たらしいよ。苺で美味しいよ、きっと。」

「それから、柚子茶。買った若い人がおいしいって勧めてたよ、試したら、酸っぱくてほんとにおいしかったよ。」

「・・・・・・・・・・(口がとんがって位置がやや右にずれている。危険な兆候である。)」

「あんた、こっちは大雨で家の周りが水たまりになって洪水だったのよ。お隣よりひどかったのよ。あんたの黄色いバラの鉢を動かすのに苦労したわよ。トゲ痛いのね。」

「あ、ごめん。ありがとう。」

「銀行にいったの。記帳して、クレジットカードの年間利用額をまとめたら、〇〇万円っよ。こんなこと今までなかったわよ。あれに使ったんでしょう?あの趣味に。これにはまだガソリン代も含んでないのよ。」

「でも、これでも節約してるんだよ。今回だって、名古屋城のエビ天というか、金のしゃちほこ色の太陽望遠鏡をクレジットで買ってうれしそうなおじさんがいたけど、ほかにも、西東京の方らしいけど、鏡筒が30本もあるけど、奥さんは何も言わないって聞いたよ。」

「それは、奥さんに理解があるからとは違うわよ。あんた死んだらあれをどうやって処分するのよ。ベランダに洗濯物出すのに邪魔だし、ドアを開けるとレンズにほこりが入るって怒るし、今度はただじゃ置かないから。部屋いっぱいのガラクタを分投げてやる」

「それに、この間の市の集団健康診断の結果届いたわよ。糖脂質代謝異常で要検査、尿たんぱく、いろんなマーカーの異常(これは、継続して病院にいっている。)。血圧はまあいいわね。」

「まあ、お菓子でもたべようよ。道中、群馬県で買ったネギ味噌もあるよ。」

「今回泊まった「リエックスホテル」は、すごく食事がおいしかったよ。デザートも最高。ヨーグルトもおいしかったよ。温泉もあって、群馬県方向が開けていて、浅間山の噴煙や雲海たなびく様が最高だったよ。今度一緒に行こうよ。」

「そうですか。あんたがいない間、カフェオレ飲み過ぎて、パンやお菓子も食べて、でもコーヒー飲み過ぎておなかが痛くなったせいだと思うけど、体重は1キロ減ったわ。体操はしたわ。あんたがいるとストレスで太るけど、体重減ったのはいい傾向だわ。」

(小生は、ホテルでおいしいおいしいと腹はち切れんばかりにお皿を重ね、体を屈曲しようとすると口からジュースやコーヒーが噴出しそうになったことなど、話すことはできなかった。 けなげな、そして、大体は小生よりも正しい判断をする妻に深く感謝。)

 

(了)

 

 

 

2019年10月23日 (水)

今日も全力GTi(続き)コンクリートと金具を接着する

捨てるに惜しい

無情にも剥がれ落ちたコンクリートは、よく見ると意外となんとかなってるので、捨てずにまだ頑張ることにします。

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接着剤で固定

アルミ金具に、エポキシ樹脂系の2液タイプの接着剤でコンクリート部品をくっつけます。固化してもほとんど縮まないタイプの接着剤。固化すると透明で硬いタイプ。表面は、結露を考慮して薄くエポキシ樹脂を塗ってます。裏面は、セメントの更なる硬化が当分の間続くので、通気性を考えてコンクリートのままです。

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裏側

裏面はヤスリで削って概ね平らにしました。

Img_3584

 

残響特性は?

初めてのyoutubeへの動画アップに挑戦しました。「これ」となってるのをクリックしてください。申し分けありませんが、本文へのうまい貼り付けのノウハウががまだないので、リンクだけ貼ってます。悪しからず。撮影は、古いsonyのコンデジです。


 

加工前はこれ

パルス的振動を与えると、残響がすごく澄んで長いです。振動エネルギーがなかなか消えません。振動の内部損失が、金属は少ないのですね。共鳴する周波数もしっかりあるんですね。

 

加工後はこれ

特定の周波数に集まることもなく、コンと乾いた音ですぐ消えます。ほぼ残響ゼロ。

アルミ、エポキシ樹脂、コンクリートの3種の素材の結合で、振動の内部損失がものすごく増えたからと思います。

 

剛性は改善されたか?

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前回同様腕力で三脚をねじって試してみましたが、

感じ取れる改善はありませんでした。

残念。

剛性については、エポキシ樹脂が挟まってるので、残念ながら、大差なかったのだと思います。

 

最も剛性向上に効果があった改造は、アルミスペーサーへの交換だったと思います。

苦労しましたが、残念でした。

三脚の付け方が根本的に剛性不足な設計なのだと思います。

Lambdaさんの令和式がいまさらながら魅力的に思えます。小生の人間3Dプリンターの限界でしょうね。

 

(了)

 

2019年10月21日 (月)

今日も全力GTi

AZ-GTi三脚の剛性不足を改善します。

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スペーサーの隙間。

右は隙間なく締め付けています。左は、これ以上締まりません。

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AZ-GTi純正付属三脚は、価格を考えればなかなか良いです。しかし、きつくネジを締めても、三脚パイプの2本をつかんでねじると、最も短縮してもやや剛性不足です。これでは、鏡筒への風圧で容易に星が動いてしまいます。もふもふ耐風望遠鏡カバー(現在若干のブラッシュアップ中)以前の問題です。

伸ばした状態での三脚は、伸ばした継ぎ手の部分がゆらゆらで、剛性は数分の一に落ちる感じなので、写真撮影のときには小生はほぼ目いっぱい短縮します。今回は、短縮時の剛性強化を目的とします。

金具を原理的に強い構造にする改造をブログに載せていらっしゃる方もいます(令和式)。美しいです。

しかし、小生にはCADも3Dプリンターも、まだ勉強のかなたです。そこで、安直な方法を。

 

1.スペーサー交換、ネジワッシャー交換

透明な小さいのが純正品で、脚1本で2枚使用されていました。薄いです。交換スペーサーは、アルミ製、0.5ミリ厚と0.2ミリ厚くらいの2種作りました。この位のアルミ板は金切狭で切れます。

鉄のワッシャーは手持ちのもの。

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交換後。

0.5ミリ厚1枚と0.2ミリ厚2枚使用。もう少し厚くてもよかったかも。

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両腕で少し力を入れて水平回転方向にねじると、ねじれ角度は、感じとして、以前の目いっぱいネジ締めた状態の2/3くらいになったように感じます。およそ0.2度くらいでしょうか。腕の力とかモーメントアームとか計測してないし、あくまで個人の感想です。

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2.さらなる剛性追及

ここで止めておけばよいものを、もやもやが続いていて、ついにやりすぎてしまいました。

肉抜きが激しいのが影響してるんじゃないかな、なんとかしたいと。特に、三脚の接合ネジのところの鉛筆くらいの穴が気になります。

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コンセプト:複合素材

コンセプトは、穴あきの金属構造にコンクリートという固有振動数や剛性の異なる複数の素材を結合することにより、①全体剛性の格段の強化、②振動の内部損失増加により、ゆれない、ゆれても直ぐ収まる、圧倒的使用感の改善を低価格で狙いました。

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改造前

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アルマイトを削る

セメントの食いつきを良くするためです。さらに、壁面を少し削って引っ掛かりの凹もつけました。(加工前で、写っていません)

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流し込み準備。

裏から入れます。青い透明プラスチック下敷きをドーナツ形に切って底板にいれています。

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道具類

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流し込む。

土みたい。説明書には、ポルトランドセメントと珪砂を理想的に配合している由。

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一応の固化後の形

うーん、なんか怪しい。縮んでる。平面を作る抑え型のプラ板固定に接着剤を使ったのも不気味さを醸し出す。

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力入れてないのに・・・・

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反省点

1.鉄筋コンクリート造りを参考に、外壁と固着した骨をいれるべきであった。

2.セメントの材質として、縮まないもので、アルミとの熱膨張係数が近くアルミとの接着性が良いもの、を探索すべきであった。

 

気づきの点(個人の感想です。)

1.この三脚も、KENKO スカイメモS雲台改造「水道1号」の時と同じ傾向を感じます。製造工程で三脚接合部のスペーサーをもう少し丁寧に調整(材質、大きさ、厚さ)していれば、簡単にある程度は改善すると思います。あと一歩です。

2.それから、そもそも、この金具はシンプルな肉抜き無しバージョンでいいんじゃないでしょうか。重量増があっても。

3.従来型三脚の実は三角錐構造でない台形構造をなくすのが理想的ではないか。

4.そうでなければ、三脚接合ねじ止め部の金具の幅(20ミリメートル)があまりに狭いので、倍くらいにするべきと思います。太いカーボン三脚などは、このネジ止め部の金具の幅が広いことが剛性にかなり効いていると小生は思っています。(同社の太いカーボン三脚は、最短縮の状態ならば、はるかにねじれが小さく、剛性すごいです。伸ばすと、ぐっと柔らかくなりますけど。)

 

 

 

 

 

2019年10月18日 (金)

D型がくれたもの(その2(終わり) 変化しよう)

 

北アメリカ星雲:180mm望遠

(D型赤道儀ノータッチガイド)

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北アメリカ星雲  2018年4月13日、茨城県 プラトー里見にて

高橋D型赤道儀架台 ノータッチガイド 初めて極軸とピントが合った撮影

(星見屋さんのマイクロフォーカサー使用。POLEMASTERで極軸合わせ。)

Ai nikkor ED180mm f2.8をf4に絞る

nikon D7100無改造 iso1000   露出234秒(1枚のみ)

現像アプリ:nikon NX-D フラット、ダークなし

大阪迷人会さんの方々の作品をイメージし、星の色を出そうと努力。

 

 

中古D型に遭う:神田界隈

今から三十数年前、就職して4年目くらいに、神田神保町だったと思うが、そこに開店した協栄産業さんにときどき行っていた。協栄産業の当時の店長さんはTさんとおっしゃっていたと思う。コーヒーを頂いたこともあった。

ある日、中古の高橋65ミリ屈赤D型が展示されていた。白鳥のように美しい。良心的かつ剛健な造り。3枚玉セミアポクロマート。幼少からの憧れの機種だった。時代はすでにフローライトだったが、即購入した。ハンドル回す手応えがぬめっとして素晴らしい。職人の丁寧な作業を感じる。

 

中坊、D型に憧れる

小生の天文歴は、いとこが屈折望遠鏡で木星を見せてくれたのが始まり。幼少の記憶は単純化・拡大される。木星は、大きな白い円盤で、模様は無い。ただ、木星の縁から衛星が出た光景が記憶に残っている。後年いとこに聞くと、ダウエルの5センチくらいのものだったという。

その後、少学5年生の「学研の科学」という本の付録に天体望遠鏡がついた。これを長いこと楽しんだ。中学生くらいまで使っていたように思う。シングルレンズで、レンズ自体は4センチくらいの口径があったが、有効径は1円玉くらいに絞られていた。倍率は20倍。鏡筒は、画用紙に墨で内面黒色塗装して作った。月も木星も火星も土星も見た。ベニヤ板、そこらに転がっていた木の幹、誰かにもらったバイクか何かのボールベアリング、プラモデルの戦車のギア、鉛筆削りの机への固定金具などで経緯台も作った。上下にぎゅるんぎゅるん揺れてすごかった。銀塩フィルムの時代で、写真は1枚も残ってはいないけど、月面撮影も試みた。海らしきものが写った。口径を広げると、かえって分解能が落ちて木星が丸っぽい色付き四辺形に見えたのがなつかしい。

中学くらいから、雑誌でいろいろなメーカーの評価や実績を読むにつけ、高橋のD型が憧れになっていった。しかし、小遣いが貯まるより早く価格が48000円から5万4000円に上昇したりして、残念だった。

その後、雑誌や図書館で写真集を借りて知識は得ていたが、望遠鏡の所有はなかった。高校に天文部はなかったが、文化祭で、同好会が高橋の10センチ反赤や少数の写真を掲示していたことがある。これが高橋の黒塗装だ、斜鏡金具が一本足だ、と感動した。また、展示の一枚だけ、小口径で撮った火星のモノクロ写真で抜きんでてよいものがあった。この撮影をされた方は今では電波天文学の重鎮である。

 

D型入手後

独身寮の屋上で惑星を見たり、レンタカーで野辺山に行った。ファミスコ60を同架し、アンドロメダ星雲やオリオン座のM42を撮影した。ハレー彗星もトライしたが、当時使用していたサクラカラーのISO1600のネガフィルムを冷蔵庫に保管したのがあだとなったのか、失敗した。当時使用していたカメラは撮影後モーターでの自動巻きとりするタイプ(キャノンT70)だったが、乳剤が乾燥し過ぎていたのか、静電気でフィルム面で放電が起き、彗星に重なって青い稲妻が写ってしまったのだ。他の日に富士山で撮影した時は強風で、D型の強度でも及ばなかった。

当時、伝説の店ATOMさんも神田付近にあり、バイクでJRのガードをくぐって行った。ハレー彗星のころ、今度、富士山にマイクロバスを仕立てて行くけど、よかったらどうですかとお店の方に誘われ、大喜びで同行させていただいた。山麓の駐車場には、マニアやいくつかの展示器が集まった。フローライト屈折やミードのシュミカセがあった。テレビ中継もあって、今もご活躍の三雲アナウンサーがいらしていた。

突然トレーラーに載った大きな反射望遠鏡が到着した。口径80センチくらいの白っぽいフォーク型赤道儀。電動で、細長いコントローラーに押しボタンがたくさんついていた。駆動音は大きい。ミラーを装着するために真上に向けた鏡筒トラスの下で、白いシャツの背中に80センチ鏡とセルを載せ、荷車を持ち上げるジャンバルジャンのように四つん這いになって、持ち上げている若い人がいた。セルのボルト留め位置合わせをしていた。天文ガイドの写真で存じ上げていた方にとても似ていた。すなわち、現在の星の村天文台長その人だったのではないかと思う(未確認です。すみません。台長様には、天文台に昨年初めて訪問しましたが、まだお話し交わしたこともありません。)。そして、望遠鏡は、チロ鏡。

上野の国立科学博物館での観望会にも少しだけ行った。天候不順のときはやらないので、電話で問合わせたら、いきなりアポロ11号月着陸のテレビ等で存じ上げていたM山氏のまろやかなお声だったので、びっくりした。高橋の10センチニュートン反射で土星が色収差なしで良く見えた。

徐々に付属品は増え、たまに飯田橋?にあった誠報社に行くこともあった。

木星や火星の銀塩写真も撮り、神田のガード下の飲み屋のおばさんに見せたら、ばかもん、早く嫁さがせと怒られた。

渋谷からのバスに乗りながら写真のネガを見ていたら、後ろの座席の年配の紳士に、木星ですね、何を使ってるんですかとか聞かれたこともあった。東京すげえ。ぜったい田舎ではこんなことない。

やがて、協栄産業さんの30センチのサイコロ状メタリックブルーのドブソニアンに手を出した。でも、あまりにも重量があり、結果として稼働率が低く、そのうちに手放した。

いつしか、家族ができ、転勤や多忙で、天文からは離れた。D型は丁寧にカビ止めや乾燥材で包み、田舎の物置で冬眠に入った。当時の写真は全く発見できない。でも、転勤した時も、ファミスコ60で幼い息子と金星の日面通過を投影して見た記憶がある。太陽がずれて、黒いプラ部品が少し溶けてしまった。

 

*********************************

 

回帰

 

30年以上経った。それでもなお、心に天文は残っていた。

60歳を超え、しばらく経ったある日、物置からD型を取り出した。きれいに拭きあげる。HD4も正常に駆動した。カビは無い。昔のアイピースも出てきた。

ネットで調べて、茨城県北などへ出かけるようになった。

2017年の9月だったと思う。奥日光の戦場ヶ原駐車場に行った。双眼鏡を楽しんだ。駐車場には、奇しくもつくばナンバーの車が3台集まった。少しお話しした。また、スカイウォッチャーの40センチドブソニアンを組み立てているお二人がいらしゃった。皆でかわるがわる覗かせてもらう。球状星団の個々の星々を見たのは初めてだった。惑星状星雲や網状星雲やいろいろのぞかせていただいた。skysafariによる自動導入を初めて見た。

今年になって、また、奥日光でこのドブソニアンの方に遭遇する機会があり、10メートルほどかなたから、聞いたことのある学校名等の会話が聞こえ、ひょんなことから、高校が同じことが分かった。まったく不思議な巡り会いだ。

 

文字が多くてすみません。

休憩:ウィルタネン彗星、ふたご座流星群

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2018年12月14日、プラトー里見にて(人、いっぱい!)

高橋D型赤道儀架台   

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 解放 

流星が写ったコマを比較明合成

 

 

D型の苦労

これまで、D型での撮影では主に次の4点が大変だった。

  1. 極軸が合わない(極望がついていない)。
  2. 小生のは非システム化仕様のD型であるため、望遠レンズを付けたカメラの積載が難しい。
  3. 望遠レンズのピント調整がうまくいかない
  4. 撮影対象が写野になかなか入らない。特に、空の明るめな自宅では無理。

 

解決策

やったことは、

1.ポールマスターを導入。また、前回も触れたように、極軸の水平微動が無いため、星見屋さんから購入したマイクロフォーカサーを加工して水平微動とした。後日、極軸調整は、sharpcapで行うようになった。この方が簡単。

2.小生のD型赤道儀は非システム化モデルである。D型用の鏡筒バンドや雲台、追加ウェイトなどを入手。いろいろ試したが、鏡筒バンドと雲台で鏡筒に固定しようとしても、望遠レンズの重さで、カメラが徐々に回転してしまい、鏡筒に滑り止めを貼るなど工夫しないと強く固定できない。結局、鏡筒なしの状態でカメラをウェイトシャフト用の高橋純正の雲台に載せることとした。モーターが強いので、バランスがくずれていても何とかなったが、モーメントアームも長く、限界を感じた。

3.星見屋さんの1.で用いたのと同じマイクロフォーカサーをプチ改造した。小生の使用している望遠レンズと大体同じ口径だったので、利用できた。

 

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リングを突き通してレンズ側に触れている120度間隔の金属ネジ(写真で、各リングに2本、合計4本見えてます)は緩くしめてあり、ずれない程度の気休めである。

本当の固定は、微動ネジや四角の金属棒と対角線上にある1本だけで、対角の微動ネジ付近に圧力をかけ、摩擦力で線接触的に1か所固定にしている。

2本のリングともレンズへの固定は同じ1本ネジ摩擦力固定方法。なお、強く締めると、レンズの鏡筒が変形して回転が渋くなるので、締め方はけっこう繊細である。

バックラッシュを防ぐため、ホームセンターで購入したスプリングでタンジェントスクリューを押している。

4.ポールマスターを電子ファインダーとして使用した。ポールマスターは、sharp capで認識されたので助かった。でも、自分の場合、なぜかwindows 10ではうまくいくが、windows7では、だめ。

 

変化しよう

更に、ネット上を探索し、限られた時間と体力でいろいろな天体を見る、撮る、天体の情報を観望中にもたやすく得る、などができそうだったので、変化することにした。D型から得たノウハウや土地勘で、離陸した。

具体的には、電子化を検討しました。当初は、SkywatcherのEQ5など・小型頑丈な三脚・CMOSカメラ等いくつかの電子機器の組み合わせ、を有力に考えていました。他方、このころ、Samさんの聖典「ほしぞLoveログ」に出会っており、AZ-GTiをお店で実際に見て、結局AZ-GTi導入、試行錯誤に至りました。

曲がりなりにもこれまで実現できたのは、

  • sky safari,caltes du cielなどで自動導入できるようにする。
  • PHD2オートガイドできるようにする。(まだ精度が低いです。)
  • 極軸合わせを簡単にする。(sharpcap)
  • plate solvingできるようにする。(経緯台モードでも、赤道儀モードでも動作した。sharpcapとastro trotilla)
  • AZ-GTi、スティックPC、iPadをモバイルルータで繋ぎ、リモートデスクトップで操作する。

これからも、この分野の数多のクリエイティブな方々の片隅で、つつましくも自分なりに美しいと思える写真とか、電子観望とか、工夫とか、不断に変化を続けていきたいと思います。

(了)

 

2019年10月17日 (木)

D型がくれたもの(その1 さよならD型)

このたびの台風被害に遭われた方々にこころよりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。

 

 

さよなら高橋製作所65㎜屈赤D型

2019年6月13日、お別れ撮影。自宅にて。

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高橋製作所D型 65ミリ 3枚玉セミアポクロマート屈折赤道儀 F1000ミリ 直焦点

NIKON D7100無改造, iso3200,  30秒*良像59コマ,  ノータッチガイド,  ダーク・フラットなし

YIMG等で処理 トリミングあり 自宅庭にて

 

就職後中古で購入し、冬眠含む三十数年間所有してきましたが、この撮影後まもなく、春日部のCATさんへ持ち込みました。(何時間でもにやにやしていられる鏡筒や架台の森沼です。)

D型は、白鳥のように美しい伸びやかな肢体の機体で、自分にいろいろな経験を与えてくれました。妻の前で小生とともに小さくなっておりました。

しかし、近年の老化で腕がしびれ、痛み、カメラ含めて23キログラムを持ち上げるのが相当苦しくなりました。

きっと次のオーナーにもいろいろ語ってくれると思います。

 

D型をCATさんへ持ち込んだ日、お別れ撮影の亜鈴状星雲の写真をiPadでCATのMさんにお見せしたところ、雑誌に応募してはどうかとのコメントいただき、小生はやはり馬鹿なので舞い上がってしまい、60代で生まれて初めて天文誌に即投稿しました。

封筒に入れた時にはハイで自信満々でしたが、時と共に、ひどい強調と低コストで下手なプリントに気づき、落ち込みました。当然出版社からは無連絡でした。印刷はほんとむずかしい。でも、いつかリベンジ・・・・

なお、冒頭の亜鈴状星雲の写真は、rawデータは雑誌に投稿したものと同じですが、別途に現像調整したもので、印象もトリミングも投稿したものとは別です。

 

 

シャープな鏡筒

フローライトほどではないでしょうが、素直でシャープです。色が出ます。

M13直焦点撮影でD型鏡筒とC5比較

同じ写野にトリミングしています。

20190613_m13_takahashid_trim

D型鏡筒直焦点(d65mm f1000mm 3枚玉セミアポクロマート) 同じくお別れ撮影で。

iso3200 ,  30秒*良像24コマ。D型屈赤HD4によるノータッチガイド

D7100無改造

 

20190404_m13_c5_trim

セレストロンC5直焦点(d127mm f1250mm)

AZ-GTi赤道儀モード、30秒*良像4コマ PHD2オートガイド(星像の肥大はオートガイドの影響もあるかも。でも、最良像だけ加算してますす。ピントは、自分としてはベストにしたつもりです。)

D7100無改造

 

月面

D型直焦点。ヒギヌス谷がかろうじて写りました。2018年7月、火星大接近の夏に撮影。

20180703_dsc_8106_00001_2

 

M42中心部

直焦点撮影をトリミング。YIMGでコンポジットを勉強始めたころ。筑波山近辺で撮影。強風と悪シ―イングにもかかわらず、トラペジウムが分離した。極軸強度は高い。赤緯軸もベアリング間長がとても長く高強度だが、赤緯クランプや赤緯微動は、力を加えるとわずかにねじれを生じた。2018年12月29日撮影。

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北極星

伴星とのアップです。2019年6月13日、お別れ撮影のときの撮影。D型直焦点。トリミング。オーバーサンプリング処理。

青の分散が美しい。D型鏡筒は焦点距離が長く、ピントが合わせやすい。

20190613_dsc_0314

 

ウィルタネン彗星で首がけいれんする

D型直焦点。YIMGでコンポジット。30年前のカメラアダプターのネジが緩んで光軸がずれてます。

まだ電子ファインダーを試みておらず、とにかく、明るい空で導入が困難。アクロバチックな姿勢で首がけいれんした。

2018年12月20日自宅にて トリミングあり

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筑波山近辺から、ウィルタネン彗星のコアを狙う。

これも、電子ファインダなしの時代で、ものすごく苦労して導入。首がけいれんし、疲労困ぱいした。2018年12月22日撮影。コアはやっぱりとても小さいんですね。分解しない。30秒露光1枚。トリミングなし

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2019年6月13日の機材構成

polemasterに訳あり格安ニコンの50ミリレンズ装着。

sharp capを用いて、電子極望兼電子電子ファインダーとして使用。自宅の空では、これが無いと淡い天体導入は不可能です。

polemasterのカメラがsharp capで認識されたので助かりました。でも、小生の場合、windows 10(64ビット版Sharp cap)ではうまくいくのですが、windows7(32bit版sharp cap)では、エラーが出てほとんどだめです。PHD2との関係でASCOMに変なことしてるのでその影響かもしれません。

20190613_img_3099_trm

 

 

 

接眼微動パーツ

これは、昔々、伝説のATOMで購入したもの。実は、MARK Xの手動微動用減速ギアです。軸径がちょうど同じなのを発見し、流用しました。

青く美しく、今でもお守りというかオブジェとして持ってます。

三脚土台付近のアルミパーツは、星見屋さんから購入したマイクロフォーカサーです。ヤスリで削り、ネジを金属にして架台の水平微動に使用。これによって、比較的容易に極軸合わせができるようになりました。

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D型、AZ-GTiのツーショット。5か月間の併用を経てAZ-GTiに移行しました。AZ-GTi一式の重量はD型一式の半分です。

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次回へ続く

(了)

 

 

2019年10月 6日 (日)

JAXA筑波センター特別公開20191005

 

JAXA筑波センター

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このところ、初めてのことにいくつか挑戦しています。

星まつりも今年が初めてでした。

今回は初めてJAXA筑波センター特別公開に行きました。

小生、ロケット関係も好きですし、自然科学技術を心でいつも応援しています。種子島にも3年くらい前にH2A打ち上げが見たくて行きました。

 

船外活動スーツの方と。炎天下、重量もあるし、すごい根性です。ありがとうございました。

(行列を整理していた担当の方によれば、女性の方だそうです。)

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開場直ぐに、是非とも聞きたかった、宇宙飛行士講演会の整理券の列に並びました。長い行列にはJAXAやNASAのマーク入りのツナギやTシャツの子供たちもいるし、つくば市自体、研究機関等にお勤めの方やネイティブな方のコンポジットなところです。

午前中の大半を行列に費やしましたが、2巡でき、運よくぎりぎりでお二人それぞれの整理券をいただくことができました。

大西飛行士の整理券は、機長であったANAを彷彿とさせるさわやかな青色が、金井飛行士のは金をイメージするかのようなオレンジっぽい色が使われていました。

 

講演会の演題は、「大西・金井宇宙飛行士が教える宇宙のリアル!~君たちは宇宙でどう生きるか~」

JAXAで宇宙飛行士の帰還後リハビリをご担当の、大学病院の山田先生もご一緒の対話型講演会でした。

 

13時:大西宇宙飛行士

講演は対話型を謳っており、質問タイムが多くあり、子供たちだけでなく、医学部生と思われる若い女性からも積極的に質問がありました。宇宙飛行士を目指しているのかな?がんばってくださいね。未来はあなた方のものです。子供たちの手の上げ方、ハイハイハイという声の元気さが半端ない。

大西宇宙飛行士は、講演後屋外で記念写真にも応じていて、長い行列でした。おばあちゃんとツーショットとか、微笑ましかったです。お疲れ様でした。かっこよかったです。

 

 

14時:金井宇宙飛行士

質問タイムで、JAXAのマーク入りTシャツの、とても小さいお子さんから、「もう一度宇宙へ行くとしたら、どこに行きたいですか?」というような質問がありました。それに対して、やり取り概要は以下。間違っていたらごめんなさい。

飛行士:「逆に僕から聞きたいのですけど、君ならどこに行きたいのかな?」

お子さん:「ふるふるふる」

飛行士:「聞き取れなかったので、もう一度お願いします」

お子さん:「にゅるにゅるにゅる」

飛行士:「もう一度・・・」

お子さん:「ぶるにゅるむる」

飛行士:「すみません、お母さん、翻訳していただけませんか?」

お母さん:「ブラックホール」

会場に、「おーっ!」というどよめきが起こる。

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少し経って、そのお子さんは、何度も質問に一生懸命答えたので感極まったのか泣きだしてしまいました。

演壇から金井飛行士はそれを見ていて、講演の最中も、終わった後も、駆け寄ってフォローします。

でも、飛行士は聞き取れなければ自然に聞き返すものだと小生は思います。

宇宙や航空機では、音声通信が聞き取れないときには、推測やまあいいやでは、深刻な事態を引き起こす危険性があるから、コミュニケーションをいい加減にしては絶対いけないのですよね。わかるまで、聞くんです。(Webや飛行機関係の書籍にもそんな内容の記述があったと思います。)一流のパイロットや宇宙飛行士はそれが普通なのだと思います。

少年よ、斬新な発想だよ。いい子だ、がんばったね。会場のみんなが何か感じたんだよ。

金井宇宙飛行士、お疲れ様でした。良かったです。

 

 

油井画伯リターンズ

油井飛行士は、多分外国で訓練中です。でも、多数の作品が廊下や部屋に展示してありました。

ほっこりする絵と文でした。

 

 

ロシア宇宙船

ソユーズとビオン(サル等を載せたらしい。昔のコスモス何百号とかの一つらしい。)という本物が展示してあります。ソユーズはシートが3つ見え、とても狭い印象です。船殻が分厚いです。上に空いた大きな開口部は、おそらくパラシュート収納部だと思います(間違っていたらすみません)。ソ連・ロシアの技術やデザインは、米国とは異なった技術観で進化をしてきたように感じました。潜水艦のデザインが異なるように。

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水ロケット打ち上げ体験

発射!

無風で最高のコンディション。

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着地した自分の機体めがけて一斉に子供たちが走る。(ロケットが貰える。)

小生たちは、やがて舞台から去っていくけれども、未来に君たちはこれから何を見るのだろう。

この時空をどこまで遠くに行くのだろう。

 

(了)

 

 

 

 

 

 

2019年10月 1日 (火)

妄想狂時代 もふもふ耐風望遠鏡カバー(その2)

試行錯誤その1

こんなものでしょうか。(もふもふ素材が入手できないので、チアリーダ用のポンポンを付けてみました。)

眼を刺激しにくいように、赤色にこだわりました。

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中身はこれです。

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でも、これには致命的欠陥が。

横から見ると、垂れちゃうし、鏡筒開口部もひらひらが入ります。

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試行錯誤その2

百円ショップで買ったザルで、開口部のボルテックスジェネレータを作ろう。

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まずいです。ばらばらに切れて加工できないです。ムカデみたい。

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試行錯誤その3

このくらいではめげません。百円ショップはジャンク工作の素材の海。リスクマネージメントとして、別の素材も同時に買ってあります。

快適メッシュクッション。もっと穴が大きいのが欲しいけれども、かなり通気性良い。

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明日に消費税率引き上げが迫り、レジにはたくさんのご婦人や小さいお子さんが並んでます。ごった返す店内、小生も、内心かなり恥ずかしい。

けど、天文人は、こんなことではめげません。女性用品売り場だってなんのその。物品をしげしげと眺めて、ブツブツ言いながら不気味に弾性をためし、買い物かごに入れました。

 

ヘアバンドとシュシュを大量購入する。

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こんな感じ。風圧中心の位置は、まったく考慮してません。

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開口部はこんな感じ。鏡筒フードにゴムひもで留めてます。

切断面から、髭みたいのがたくさん落ちて、これ以上出なくなるまでしごきました。ヒゲヒゲボルテックスジェネレータがCool。

んー、そのうち、加熱して、ヒゲヒゲがくずれないように溶着するか試そうかな。口から息を吹きかけると、良い感じで気流が通過します。

ほぼ層流になる感じ。

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風圧中心位置調整用ブームのコンセプトモデルを付けてみます。素材は、ハロウィーンの魔法杖とポンポンです。

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9月30日夜、土星と木星を見ました。

無風で、効果は全く体感できません。風圧中心はまったく考慮してない形態です。

すぐ曇ってしましました。

 

肉眼では、木星と土星しか東京方向の空には見えません。

もふもふがちょっと恥ずかしいので、ベランダの下に首をすくめて土星を見上げます。

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電子ファインダーは、明るい空でもなんとたくさんの星が見えることか。

電子観望は、新たな地平を開きます。

(標的眼の真ん中は土星です。レンズは50㎜)

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10月1日も、妄想は続きます。

試行錯誤その4 写真撮影形態。

中身はニコンD7100と180mm望遠レンズ、QHY-CCD5L-II-M、AZ-GTi、剛健君、ウェイト1KG、オリンパスのドットファインダー。Img_3406

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耐風性は全く未検証です。というよりも、小生自身、過度の期待してません。

このままでは、ゴムひもでの固定ですし、強風で飛んでしまいますので、改善が必要です。

風力中心を重心と合わせるのも難題です。オイルダンパーとか、剛性の高いひもで地面に固定とか、他のアプローチもあるでしょうね。

長い望遠レンズを使う場合で、強風のもとで、それなりの赤道儀のときには、効果あるかもしれません。人間の眼では感知できない高い周波数で振動して、星像が肥大してるかもしれないと思うので。

 

(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妄想狂時代 もふもふ耐風望遠鏡カバー(その1)

妄想 もふもふ耐風望遠鏡カバー

名付けて「乱流くんver.1」

Voltex

コンセプト
放送局などのの屋外集音マイクは、もふもふ風防でおおわれていることがあります。

これは、自分の推察では、風切りによるカルマン渦による可聴帯域の振動発生(竹竿を振り回すと音がする、あれ。)を、もふもふの効果で軽減するためのものではないかと。

望遠鏡にこれを応用し、嵐くらいの時に、風切りによる可聴帯域の振動発生を減らすことを狙います。

開口部や鏡筒で細かい乱流を生じさせるために、もふもふでカバーし、加えて、鏡筒開口部は、可能であれば長い毛を生やし、大きな開口部でも効果を狙います。

 

(ただし、この方法は、もっとも一般的で影響の大きい、風圧中心がRA軸とDEC軸の交点からがずれていることにより風圧や揚力で鏡筒の方向が外れる、には原理上効果が期待できません。また、剛性不足等による鏡筒の共振にも、もふもふの摩擦で内部損失がほんの少し増える程度で、効果期待できないと思います。)

ーー要するに、実戦ではあまり役に立たないと思われます。

 

あやしい理由づけ

 

風による振動発生を減らすには、主に2つのアプローチがあるようです。。

一つは、気流の無理な曲がり方による剥離や渦発生をなくすこと。気流の剥離や渦は、振動です。対処は、例えば流線形や表面平滑化、航空機のフラップ(離着陸時の高揚力装置)や主翼前縁スラットなどに見られる境界層制御(スロッテッドフラップ(ジェット旅客機で普通に見られる)、圧縮空気の吹き出し(たとえば海自飛行艇に使用))

もう一つは、逆のアプローチ。小さな乱流を積極的に作ることにより、少し抵抗が増えても、致命的な大きな気流の剥離を防ぐこと。これを使います。

航空機は、気流の剥離による振動や抵抗増加を防ぐため、翼、胴体に小さな翼をたくさんつけることがある。一般に、ボルテックスジェネレータと呼ぶ。(ネット見たら、レースカーにも使うことがあるようです。)

新幹線の500系は、パンタグラフの風切り音を減らすため、乱流を作る突起をパンタグラフの支柱に設けたらしいです。これもボルテックスジェネレータ。(乱流発生器)

ゴルフボールのディンプルも、同じメカニズムで、低抵抗と安定を狙っていると思います。


昔々、模型のグライダーの安定性を増し失速を防ぐため、主翼の前縁の前20ミリくらいに糸を張って、大気との摩擦で震えるようにし、小さな乱流を作って逆におおきな気流剥離を防ぐ手法がありました。乱流線、乱流翼と呼びます。翼の前縁付近に、細い棒を張り付けても、同様な効果があるといいます。
模型グライダーサイズでも効果があるのだから、望遠鏡のサイズと地上風の流速でも流体力学的には多分似たような状況(レイノルズ数が似た桁数にある)と思われるので、効果が期待できると思います。

 

望遠鏡サイズと地上風の流速でも乱流は発生するか?

たき火の煙が折れた木の幹の表面を流れる様子(9月29日ipadで撮影。風速約1m/秒の感じ)、写真横1辺が約20cm

肉眼だと煙の流れがもっとよく見えるが、写真じゃ見えない。

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RGBそれぞれのトーンカーブをいじってみました。星雲あぶり出しの気分♫

はっきりしないですが、なんとなく、わずか毎秒1mくらいの風速でも、1cmくらいの凸凹が数cmのオーダーで連続していれば、細かい乱流を生じているようです。

鏡筒にもふもふや1センチのオーダーの突起を付ければ、ボルテックスジェネレータとしての効果が出るように思われます。

Voltex_-viscousflow_nxd

 

 

工作は、次回。

(了)

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