2025年天文振り返り
0.ちょっと振り返ります。ブログ投稿は1年ぶり、あっという間でした。
1.太陽望遠鏡を楽しむ。(安全第一。太陽は強烈。すばらしいワクワク世界ですが、眼視は危険と隣り合わせ。基本は自己責任。正しく使用する。自分が何をしているか、ちゃんと理解する。万全の注意を。)
①Acuter Phoenix、購入1年で百回くらいは使ったと思います。強大なプロミネンスが出たときには、ワア!、網状の一部分がリアルタイムで動くのわかるじゃないですか! 懸命に双眼視で脳裏に焼き付けました。まあ、老人なので印象がすぐ弱くなるのが問題ですが。写真はその日、12月1日、iphone手持ちコリメート撮影です。
②SkyWatcherから、76ミリ径や100ミリ径ヘリオスターも出ました。星祭では、さすがに口径差を感じました。それでも、Phoenixのコスパは抜群だと思います。
③SharpCap4.1で太陽をスタック。リアルタイムでもスタックできますし、連続してFitsなどで記録してあれば、フォルダーモニターカメラ機能で動画のように再生して何度でも条件変えつつスタック処理することもできます。良い時代です。写真も、SharpCapなどを使って、かなり良く写ります。自分はカラーのASI533MCPしか持っていないのですが、良いモノクロカメラを使えば、もっと良く写るはずです。
④Hα望遠鏡は極めて高度な製品であり、一般的に、長期間のうちにはフィルター等の劣化の可能性も有りはしないかな、と思います。メーカー等は、引き続き、しっかりとアフターサポートを続けていって欲しいな、と思います。
⑤ImPPGでリムを強調
⑥また、自己責任、試しにD50試作機にフェニックスのエタロン部とソーラーダイアゴナルを付けて撮影してみましたが、これまた、ディスクの均質さが向上したように感じました。
2.リモート天文台関連サービス(リコリモ、TASC-onリコリモ)
リコーさんのリコリモを試しました。あああああ、PlaneWave社の口径51㎝、南天サイディングスプリングの空、桁違いの精細さ。タカハシTOA130もあります。自分で機材を揃えるのに比べれば遥かに安価かつ容易に使えるのが大きなメリットです。
まずSWAN彗星を試しました。薄明前後や月の明るいときは割安な料金体系です。LRGBなどの写真処理は、リコーさんのサーバーで行うサービスもあります(データサイズや各自のネット環境次第と思いますが、自分は、撮影データのアップロードに1時間程度時間がかかりました。)。また、自分はLRGB、RGB合成などしたこともなかったのですが、SiriLでもできることを知り、これも開拓出来て面白かったです。タカハシTOA130ではプトレマイオス星団内の惑星状星雲を狙ってみました。
リコリモは、南天の素晴らしい空と機材での撮影を予約できます。サービス自体が進化中。容易化、充実しつつあります。ビジネスとしては、沼の住人だけでなく、一般的な多数の方々へにもアウトリーチを伸ばすサービスにすることが肝だと思います。頑張っていただきたいな。
これだけ優れた画像は、VRゴーグル等を用いて、いつでもどこでも、たとえ身体的に遠征が難しくなっても、楽しめるのではないかな、と思います。
頭部トリミング。まぶしい。
プトレマイオス星団(〇は惑星状星雲と思われるもの)。タカハシTOA130。リコリモさんのサーバーでオンラインLRGB処理したものです。
素晴らしいアンバサダーの方々が処理されたデータです。TASC-onリコリモは、天リフ様が期間限定でリコリモとトライアルの、リザルト・シェア・サービスです。ネットを存分に活用しており、Discord等を使ったコミュニティもデザインされています。自分は最廉価のコースですが、全てのデータにアクセス可能なコースが、南天天体のかなりまとまったセットとなって、実は最もパフォーマンスが高いのではないかな?って感じもします。
3.「宇宙」に関連した映像(映画、アニメ)
①映画の「この夏の星を見る」は、小生的には感激涙ぼろぼろ、2回も見てしまったのです。映像もストーリーも演者さんたちも、とっても良かったです。こういうのが出てきたってことは、すごいと思いました。そりゃ、映画です。フィクションですから、細かく見ればいろいろあります。例えば、ISSを望遠鏡に捉え、アイピース視野内を飛翔する場面では、ISS自体は、リアルに自分が何度も自動追尾して観望してきた姿にとても近かったので、一瞬、「おー!リアル!」と思いました。が、機体の姿勢と背後の星の流れる方向が、通常は行われないであろう組み合わせであるのに気づき、「あー、2つの動画の合成かあ」となりました。でもそんな重箱つつきマニアックな観客は、限りなくゼロ%です。全体としてみれば、小生的にはとっても傑作天文映画です。もっとたくさんの人に見て頂きたいなあ。なお、中学生役の黒川想矢さんは、実際に宇宙好きの方らしく、スターキャッチのシーン撮影のときに、飛行機で練習はしていたけれども、ISSを実際に望遠鏡視野に捉えるのに成功して、驚き感激されていたみたいです。
②アニメでは、アポカリプスホテルでやっぱり感激涙してしまったのですよ。破壊者ハルマゲの心温まる回。朴路美さん、aikoさんの歌。
一方、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX 」は、これまでの世界を破壊したストーリー展開とか、別世界線ガンダムの爽快さを感じました。
そして、なんとアポカリプスホテルも「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」 も、第46回日本SF大賞にノミネートされてるようです。
4.新機材
セレストロンC8
これまでの5インチシュミカセやマクカセに比して、やはり口径の暴力で良く見え、写ります。さらに、サイトロンのアメリカンサイズの0.5倍とか0.75倍のレデューサを付けると、かなり明るく、応用範囲が広がります。写野は狭いです。鏡筒だけの重量は5.7KGで、口径のわりにとても軽量ですが、AZ-GTiやSA-GTiに載せると、限界です。運用はできましたが、ちょっとの風でも揺れますし、振動の収束が悪いです。また、ガイドの精度も落ち気味です。壊れるかもしれません。過積載は自己責任です。
C5, C8大きさ違うのねー。
左:2025年12月17日、セレストロンC8、サイトロン0.5倍レデューサー、約1000mmf5、QBPⅢフィルター、SA-GTi、ASI533MCP、ASIAIR、総露光30分(60秒30枚ライブスタック)、GraXpert(新機能のデコンボリューション、デノイズを弱くかけています。)、NIKON CNX2
右:2021年1月頃、セレストロンC5直焦点、約1250mmf10、初代QBPフィルター、AZ-GTi赤道儀モード、ASI533MCP、ASIAIRpro、総露光170分(64 秒10枚ライブスタックを16セット)、ASIfitsview、YIMG、NIKON CNX2
Lemon彗星、C8で。レデューサ等なし。ASI533MCP、直焦点。4秒×400コマくらい、SharpCap4.1でスタック。UV/IR CUTフィルター。ダーク、フラット等無し。2025年11月1日。
頭部をローテーショナルグラディエント処理。
C8, AZ-GTi、 遠くに富士山。11月1日。
5.星祭、遠征
①田村市星祭
ネット上の方々とリアルにお会いできました。LambdaさんのC50と小生のD50を比較させていただける好機でしたが、星が殆ど見えませんでした。
いろいろな方々から各種お菓子をいただきました。ぱくぱく。食い意地だけはあります。
②やはり食い意地の小海町星祭
某ご夫妻はじめ、たくさんの方からお菓子などを頂きました。ぱくぱく。美味。
ホテルバイキングでたくさん食べました。帰宅して体重2㎏増加で奥さんに笑われました。お土産に長野のリンゴを持ち帰りました。😋美味しい。
CSS自動追尾を一部の方にみていただけました。AZ-GTiをいろいろ使いました。
小海星祭で、いろいろな方の素晴らしい太陽望遠鏡を堪能しました。自分も太陽望遠鏡族エリアの末席で、数十名の方々にプロミネンス(とても良く出ていた!)を楽しんでいただけたと思います。(食事やトイレの間も忘れていました。)
帰路に寄り道。JAXAの地上局のアンテナ(古い方)に行きました。大きいな。
③雲間に最高の透明度。山梨方面遠征
ある方にお声をかけていただき、参加することができました。雲の合間に、45cm鏡で星団・星雲を観望。球状星団の☆チリチリ分離に感動。網状星雲を双眼望遠鏡で。すばらしい。自分の新規導入したC8でもM13、ペルセウス座の二重星団hhχ 、M27など試しました。自宅からとは全然違いました。(当然)
いろいろたくさんあって、思いは尽きないのですが、思いつくままにいくつか振り返りました。
2025年、皆様、何かとお世話になりました。良いお年をお迎えくださいますように。(*´▽`*)
2025年大晦日
(了)
































































































































































































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